久渡寺山 南稜 座頭石から
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 606m
- 下り
- 560m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:40
天候 | 雪 のち 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
生き帰りは徒歩 座頭石や久渡寺へ行くバスはあるが、本数が少ない。詳しくは弘南バスHPへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
深いところで積雪25cm 新雪で固まっていない |
その他周辺情報 | 久渡寺駐車場にある売店・自販機・公衆便所はお昼になっても閉まっていた |
写真
感想
クリスマスイブは野郎4人で近くの山、久渡寺山へ。本来の目的はワカン歩行とラッセルの練習と冬山テント泊体験であったが、積雪量不足と前日23日の雨天を理由に、日帰りつぼ足山行になった。因みに、雪は少し湿った新雪で、積雪量は深いところで25冂度である。あと、ルドルフとサンタに出会えた。
まだ外が暗く、町が起きていない早朝4時に大学を出発した。積雪量や個々人のワカン技術力など不確定な部分が多く、時間がかかると予想して、公共交通を利用せず、時間の縛りが少ない歩きで座頭石まで向かうことになったのだ。雑談をしたり、C君の勧めで後ろ向きに歩いたりしていたら、あっという間の2時間で座頭石に着いた。駐輪場で準備をして、車一台分がギリギリ通れる林道に入り、さらに山地の奥深くへ進む。堰堤が見えたら、尾根取り付きはすぐそこである。取り付きのすぐそばには主稜線から東へ流れる沢があり、沢の水量は豊富で、この季節、間違ってもこの道には入りたくない。
尾根の始めは針葉樹が生い茂っていて、急登であったが、SLがきちんと歩きやすい道を探してくれたおかげで楽に進めた。前を歩くM君の下がジャージであったのは少し気になった。雪が少し湿っているので、雪がべっとりついて体温でびしょびしょになったらどうするのだ。300m辺りまで登ると、藪が濃くなく、後は快適な尾根歩きだった。踝当たりの積雪と枝葉に着いた雪が、モノトーンの世界を生み、雪山独特の静けさに浸れた。
久渡寺山の最後の登りの前に、比較的緩やかな、のっぺりとした台地がある。このあたりだけ木が幹から切られているので、林の中の雪の斜面を登ったら突然視界が開ける。久渡寺山が急に目前に現れるので、普段より大きく、いつもと違って悠然とした山容という印象を受けた。
山頂に通じる最後の登りは、地形図通り、そして予想通り、急であった。C君は何度か赤ん坊のように膝で攀じ攀じ登っていた。そっちのほうが楽だった、と彼は言う。広葉樹の枝もところどころ行く手を阻む。しばらく登ったら山頂に着いた。C君の鼻が赤いのでルドルフみたいと皆で茶々を入れる。SLは”赤鼻のトナカイ”を歌いだし、C君は独自のミックスとアレンジで歌う。SLは雪面に顔を埋めて、自身の顎ヒゲに雪を絡ませた。サンタの作り方と題して、C君に自身のスマホで動画を撮らせていた。顔が予想以上に冷たかったようで、悶絶しながら漫画ワンピースでエネルがルフィに驚いた時のような表情になっていた。笑いながらそれらを傍観するM君とCL。
山頂からの下りは、久渡寺に一番早く着く、沢沿いの道を下りた。お寺に着いたら、ちょうど10分前にバスが出発し、次は2時間後なので、歩いて大学に戻った。結局20劼阿蕕な發い燭里な?大学に着いたら脚に疲労感があった。
当初の予定と大幅にずれたが、いつもと違う久渡寺が見れてよかった。地図読みの練習あり、おふざけありの楽しい山行であった。
コメント
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面白いコースですね、実に素晴らしい山歩きです。
この様なコースはどのようにして計画立てているのですか、下見とかあるの?
ぶっつけ本番?地形図だけでは歩けないところも出くわすのでは。
それにしても楽しい仲間ですね。羨ましいです。
このあたりの山は極端に険しい場所は少なく、冬になると緑も薄くなるので、登れる場所が多いです。登りやすい傾斜の地形を地形図で探します。一直線の綺麗な尾根とかは、気になりますね。あまり急なのは避けたいし、緩やかだと道迷いしそうで不安になります。
ただ、登れるか登れないかは現場での判断ですね。歩きやすい道を目を見開いて探し、無理だったら引き返す、そういった精神です
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