Ochsen
- GPS
- 07:45
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 3,096m
- 下り
- 3,096m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
Ochsen南Co2016コル東斜面は硬い雪で覆われ、アイゼンが必要。どか雪後、本格的に雪が降り始めた後は、雪崩の巣窟と化し、通行不能だろう。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
|
---|
感想
南側からGantrich山塊の最高峰Ochsenへ。地図のルートにはないOchsen南コル東斜面をアイゼンでガシガシ登り、大いに時間節約できた。登山道下部の険悪なゴルジュの見物もでき、大満足となったスイスでのリハビリ山行第二弾。
朝6:30にBernから電車に乗りSpeizへ。Speizから間違えてFrutigen方面の電車に乗り、早々に1時間の時間ロス。しかし電車待ちのSpeizでは綺麗な朝のThune湖を見ることができた。Weissenburgは通常電車が止まらない駅で、駅通過前に電車内でボタンを押す必要有。駅には踏切バーすらなく、ダイレクトに登山道が続いていた。道は林道のように車が通れる程。Co820付近に天井のない教会が崩れたような建物と看板地図。地図を見ると、どうやら5万図にはない新道ができているらしく、Co856の橋を渡らずそのまま左岸をBuuschebach 川とMorgetebach 川の分岐の大二股まで行き、そこから中尾根を少し登って橋を渡り夏道に合流するとのこと。なお、ここから沢床にも道が続いており、ゴルジュ入口の釜持6mFを見ることができる。スラブ上の入口から中は全く見えず、非常に好奇心がくすぐられるが、直登不能、高巻も悪いため、正面突破は非常に困難だろう。Co856の橋はこのゴルジュの上にかかり、シビれるゴルジュの壮観にこれまたトラップされる。大二股までは車は通れなくなるものの、整備された道。大二股からは所々鉄階段を交えながらの急登。右岸側の夏道に渡るところに長い橋。100m近く沢床から離れており、かなり揺れ、スリリング。橋を渡るとまたもや車が通れる林道。基本的にこの林道がCo1500付近まで続いていた。昔よく歩いた日高の林道を思い出しつつ、途中にある木こり小屋や大滝などを見つつ林道をポクポク歩く。Co1460付近Schroidenegg北西面沢出合には水場があり、ここからは一気に平らになる。平地には夏に牛飼いが牛を連れて滞在するであろう家が数軒立ち並ぶが、冬は日も届かず凍てついた家と道があるだけ。Co1500付近からは、ショートカットのため林道を無視して草付きの斜面をよじ登りCo1700付近まで。計画ではOchsen南側のCo2016コルの東斜面を登る予定だが、ここから見る限り、雪付斜面には大きな岩壁などはなく、なんとか行けそうである。ナキウサギが居そうな、日の降り注ぐ岩交じりの草原を東斜面下まで行き、そこからアイゼン。斜面は急だが雪は表面を覆う程度で、所々ガレや凍った草が見え、雪崩の心配はない。おまけに谷は日が届かずクラストしており、アイゼンが快適に決まるが、一旦どか雪が降れば、ここも雪崩の巣窟になるだろう。コルからはアイゼンを外し、そのまま頂上直下の岩の急登を登ってピーク。快晴無風で、Bernese alpsがよく見える。Ochsenから東のCo2154ポコへはザイルが必要な岩綾で、先週から考えていたBürglen – Ochsenを繋ぐのは難しそう。しかし地図に道がついていないSchroideneggへは、この時期であれば北西面沢からアプローチできそうだ、などと5万図上ではなかなか難しいルートの下見をしつつ、帰りは来た道を戻る。アイゼンに履き替える所で靴のソールが剥がれていることに気づくが、なんとかアイゼンの紐で固定できた。Schroidenegg北西面沢出合では先日購入したジェトボイルに似たPrimusを使って少し遅めの昼飯を作る。林道は走って下山。帰りは行きに通った新道は使わず、5万図にあるルート通りそのまま林道を下るが、一般道に出た後の道は農家を通過して柵の入口を見つける必要があり、非常にわかりづらいので要注意。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
次回はそのゴルジュ内院の報告を期待します。
macchanさん、氷河の雪が溶けきったら、なんとか暇を見つけて挑戦してみたいと思います(笑
折よく?今週末に鈴鹿で海外遡行同人総会が開催されます。来年も開催予定なのでその際の報告を待ちます。オコツナイ川よりも内容はありそうです。
総会、参加できないのが残念です。現在フランスのCorsica島にいますが、ここも幾つか面白い沢がありそうです(もっともすでに観光地化されている可能性もありますが...)。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する