大菩薩嶺
- GPS
- 09:10
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,925m
コースタイム
天候 | 8:09 裂石 晴れ 0℃ 11:00 大菩薩嶺 晴れ -7℃ 14:16 砥山林道 曇り -2℃ 17:16 甲斐大和駅 晴れ 5℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★積雪状況 丸川峠〜大菩薩峠・・・30〜60cm。雷岩から大菩薩峠の稜線は特に深い |
写真
感想
たまには雪山を歩こう。
そういうわけで大菩薩に出かけてみた。
塩山駅から裂石の大菩薩登山口までバスで約20分。
軽い体操の後、丸川峠へ向けて出発。
登山口付近に雪はほとんど見られないが上がるにつれて厚みを増し、冬の間も葉を残した樹木は重そうに頭を垂れている。
9:19丸川峠着。
小屋番の只木さんが小屋の雪下ろしをしている。
補給をしながら少し立ち話をした。
今年の積雪は昔より少ないが例年より多い。地震以後登山者が減った。小屋は世間の燃料不足の影響はない。今日バスを利用した登山者は7〜8名。駐車場に車が6〜7台あったなど。
雪が深くなってきたのでスパッツを着ける。手袋を外し素手で行ったら指の感覚がなくなってきた。
手袋を付け直し、手もみをしながら再び歩き出す。
丸川峠を発ってすぐに先行していた2人組が下りてきた。雪が深く滑落の危険を感じたので引き返してきたとのこと。
以後、丸川峠経由で山頂を目指す本日一番目の登山者になった。
12本爪アイゼンを履き、新雪に爪痕をつけて進む。
丸川峠から大菩薩嶺までの道は主に稜線の北を巻く形。
昨日以前につけられた踏み跡がなんとなくわかるので道迷いの心配はない。
しかし新雪は思ったより深く、時おり膝までもぐるので時間がかかった。
11:58大菩薩嶺山頂着。
下3分の1ほど雪の中に隠れた山頂標識の近くに夫婦らしい登山者がいた。
唐松尾根経由で登ってきて、これから丸川峠へ向かうとのこと。
情報交換して別れる。
本日の山行で一番時間がかかった区間は雷岩から大菩薩峠だった。
誰も歩いていない雪面に膝上までのラッセルが続く。
無雪期に走れば約10分。しかし、今日は1時間かかった。
大菩薩峠休憩舎で小休憩。その後、上日川峠へ下りる。
当初の予定では石丸峠まで行ってから上日川峠へと思っていたが雪の状態は相変わらずでトレースもない。どのくらい時間がかかるか見込めないので取りやめた。
踏まれた道を下る。非常に快適。
上日川峠から砥山林道を南へ歩く。
雷岩〜大菩薩峠よりはましだがこちらも新雪深い。足が沈み結構時間がかかる。
源次郎岳まで行きたかったが下日川峠で時間切れ。
仕方がないので下山することにした。
県道大菩薩初鹿野線まで下りて日川沿いに甲斐大和まで歩いた。
途中、竜門峡に寄る。
平戸の石門や落合三つの滝など奇勝大滝がある渓谷。
谷深いので夕暮れは早い。
自分の足音と水の音だけ聞こえた
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