前山・額山・高尾城山（長享一向一揆の遺跡・高尾城跡）

2017年01月09日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.5km
• 登り: 430m
• 下り: 425m

コースタイム

出発地8:40ー（前山）−（寺地）ー10:35本陣跡推定地ー車道終点11:50ー（額山）ー12:50「ジョウヤマ」13:10ー13:20出発地

天候

くもり後あめ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県教育センター駐車場から出発

コース状況／危険箇所等

遺跡はヤブに埋もれています。
管理された竹林が多くあります。節度を持って遺跡探訪したいものです。
（柵がしてあるところもあります。）
※参考文献：金沢市教育委員会『高尾城跡分布調査報告書』（H2.3)

写真

1/9 9:12

前山への取りつきです。

1/9 9:16

前山頂上、高尾三角点（176.2m）です。

1/9 9:20

医王山が見えました。

1/9 9:29

三角点から北西に下った平坦地には、立派な石垣で補強された土塁がありました。

1/9 9:51

五叉路です。寺地地区に着きました。まず右へ。

1/9 9:53

寺院があったという平坦地

1/9 9:56

「コジョウ」ピークと平野が見えます。あの作業道はもしかしたら土塁を利用したもの？

1/9 9:57

かすかに土塁が残っています。

1/9 10:13

寺地を後にし、土塁の横の堀切道へ入って行きます。

1/9 10:15

立派な道です。

1/9 10:18

手入れされた竹林は、柵がしてあり入れません。

1/9 10:32

竹林が荒れてきました。

1/9 10:35

240pに到着。本陣跡と推定されています。

1/9 11:11

まさしく城跡という感じの段築です。

1/9 11:10

もしかして、井戸跡？

1/9 11:10

城谷川の源頭を覗きます。

1/9 10:36

240pから、南方がちらっと見えました。

1/9 10:57

古道と車道の分岐に土塁です。城門跡に推定されています。

1/9 11:06

車道下には立派な堀切道の古道が見えます。

1/9 11:23

新設車道の一段上に古道が見えます。

1/9 11:42

この地区には数多くの平坦面があります。武士たちの居住区に推定されています。

1/9 11:41

この土盛りは”指揮台”に推定されています。

1/9 11:47

車道終点、左の額山への道へ入ります。

1/9 11:52

道と額山最高所の平坦面

1/9 11:52

多くの平坦面が見られます。

1/9 11:58

尾根上の道は、石垣で補強された土塁のようです。

1/9 12:01

堀切道の入口です。荒れた竹林へ突入します。

1/9 12:13

倒竹と格闘し急斜面を下ります。平坦面の下部は石垣で補強されているのが見えます。

1/9 12:21

額山下部の大きな平坦面には、立派な石垣が残っています。

1/9 12:25

県水道施設の脇から高尾の墓地へ出てきました。

1/9 12:28

墓地から大額川の沢を詰めて、再び車道終点へ戻ります。

1/9 12:38

車道終点から「コジョウ」ピークへはこの斜面に取りつきます。

1/9 12:44

「コジョウ」ピーク直下の空堀

1/9 12:45

「コジョウ」ピークに到着。なんとベンチが作ってありました。

1/9 12:48

「ジョウヤマ」ピークへの道

1/9 12:49

振り返ると立入禁止の看板がありました。

1/9 12:50

「ジョウヤマ」ピーク（高尾城址見晴らし台）から、前山・金沢城方面

1/9 13:02

同、主力の洲崎・河合軍が布陣した上久安、総大将富樫泰高が布陣した大乗寺跡（野々市DSG付近）方面

1/9 13:02

能美郡軍旅が布陣した諏訪の森跡（矢作付近）方面

1/9 13:18

教育センターから本陣跡推定地を望みます。

撮影機器：

DMC-SZ8 Panasonic

感想

hokuri

〇1488年に守護・富樫政親を滅亡させて、日本中を震撼させた大事件「長享の一向一揆」の舞台、高尾城跡の遺跡を探訪しました。
〇ヤブの中にひっそりと残る石垣や土塁を目にすると、500年前の歴史が確かに残っていることに感慨を覚えるのでした。
〇遺跡の保存と活用が図られることを願うばかりです。
〇「ジョウヤマ」ピークは「高尾城址見晴らし台」として、遊歩道が整備されています。