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Yamareco

記録ID: 1051307
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

■何をしてもイケてない【湯ノ丸山】ふかふかの雪に埋もれる怖さを知る

2017年01月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:57
距離
4.1km
登り
274m
下り
384m

コースタイム

日帰り
山行
3:52
休憩
0:17
合計
4:09
8:03
55
8:58
85
10:23
10:36
44
11:20
11:23
43
12:06
12:07
2
12:09
ゴール地点
天候 くもり時々晴れ 強風
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
湯ノ丸スキー場にロックオン。
無料駐車場があります。
リフトは大人1人500円。乗車しなくても登れる距離だと思います。
コース状況/
危険箇所等
山自体はそれほど難しくはないが、雪でトレースがない場合迷う可能性もある。
大量の降雪後はツリーホールなど雪の下に隠れた穴に注意。
もしものことを考えるとソロはおススメしない。
その他周辺情報 駐車場にトイレあり。
ホテルや飲食店もあります。
湯ノ丸スキー場。
良かった、青空出てる。
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湯ノ丸スキー場。
良かった、青空出てる。
無料駐車場です。
かなり寒い。
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無料駐車場です。
かなり寒い。
リフト乗り場へ。
リフト乗り場へ。
ゴーゴー♪
高まる〜♪
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ゴーゴー♪
高まる〜♪
振り返る。
やっとこさスノーシュー装着。
久々だから装着練習してくれば良かった。。。
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やっとこさスノーシュー装着。
久々だから装着練習してくれば良かった。。。
カメラが動かない。。。
サブカメラで撮影。
とりあえず出発〜。
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カメラが動かない。。。
サブカメラで撮影。
とりあえず出発〜。
あちらの方は青い空が見える。。。
あちらの方は青い空が見える。。。
途中東屋があります。
けれど寒いので立ち止まらない。
途中東屋があります。
けれど寒いので立ち止まらない。
何か見える〜。
草津白根山?
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何か見える〜。
草津白根山?
スキーの人が多い。
スキーの人が多い。
鐘分岐。
湯ノ丸山まで800。
湯ノ丸山まで800。
こんもり可愛いお山。
こんもり可愛いお山。
久々で色々と大変だね。
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久々で色々と大変だね。
なんかどこかの風景に似てるなぁ。。。
カシバードが使えなくて山座同定が難しい。
なんかどこかの風景に似てるなぁ。。。
カシバードが使えなくて山座同定が難しい。
トレース上を歩いていても踏み抜きが多いyuki。
体力をかなり消耗してます。
先行している私は全く踏み抜かないのだけど。。。

でもだんだんといつもの調子が出てきたかな
と、思っていたところ、この後大変な目に遭いました。。。( ;∀;)
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トレース上を歩いていても踏み抜きが多いyuki。
体力をかなり消耗してます。
先行している私は全く踏み抜かないのだけど。。。

でもだんだんといつもの調子が出てきたかな
と、思っていたところ、この後大変な目に遭いました。。。( ;∀;)
大変な目に遭った後はショックでもう写真を撮る気力がなくなり。。。
いきなり山頂の写真です。。m(_ _"m)
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大変な目に遭った後はショックでもう写真を撮る気力がなくなり。。。
いきなり山頂の写真です。。m(_ _"m)
湯ノ丸山山頂!
無事に登頂〜。
風が半端ないです。
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無事に登頂〜。
風が半端ないです。
山頂からの眺め。
雲が多い。。。
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山頂からの眺め。
雲が多い。。。
雲に覆われて何も見えない。。。残念。
雲に覆われて何も見えない。。。残念。
唯一の木。
下の平野部。
風が強いのでさっさと下山します。
風が強いのでさっさと下山します。
帰りも踏み抜く。。。。(;´Д`)
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帰りも踏み抜く。。。。(;´Д`)
やっと安心して歩ける場所に。
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やっと安心して歩ける場所に。
鐘分岐まで戻ってきた。
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鐘分岐まで戻ってきた。
本当は烏帽子まで行きたかったのだけど。。。
またの機会にしよう。
本当は烏帽子まで行きたかったのだけど。。。
またの機会にしよう。
今回の雪山の洗礼。。。
肝に銘じます。
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今回の雪山の洗礼。。。
肝に銘じます。
帰ろう帰ろう〜。
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帰ろう帰ろう〜。
リフトトップに到着。
リフトトップに到着。
ここからはゲレンデの端っこを下ります。
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ここからはゲレンデの端っこを下ります。
見上げると青空。
青空が見えてうれしい。
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見上げると青空。
青空が見えてうれしい。
安心して歩くことができる道。。。
ありがたい。
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安心して歩くことができる道。。。
ありがたい。
次回はもっとスマートに雪山を楽しみたい。
次回はもっとスマートに雪山を楽しみたい。
また来るよー!
リフト乗り場に到着。
お疲れ様でした。
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リフト乗り場に到着。
お疲れ様でした。

感想

しばらく(3ヶ月)お山もヤマレコもお休みしてました。
理由はまた日記にでも書かせていただきます。

そろそろお山に復帰できるかな。。。
雪もたくさん降ったみたいだし。
というわけで、最強寒波に釣られて久々の山行です。

身もココロもお山オフだったのでゼロからのリスタート。
ザックを背負う力も間違いなく落ちてる。。。
とりあえずゆったりまったりスノーシューハイクにしよう。
去年は雪が少なかったから、もふもふの雪に思いっきり埋もれたい。。。
というわけで、去年は見送った湯ノ丸山へgoです。

雪煙舞ってる湯ノ丸スキー場駐車場。
予報でわかってたけどやっぱり風強い。。。でもまぁ許容範囲内。
とりあえず初っ端はリフトで少し楽します。(^^;)
リフトトップからスノーシューを装着。
「やばぃ、、、付け方どうだったっけ?」
「左右これで合ってる?」
「身体が固過ぎて屈むのもしんどい〜。」
かなり装着や準備に時間かかってようやく出発。
色んなことができなくなってる2人。。。(;´Д`)
「イケてない。。。」とyuki
私なんてリフトに乗る時にすでに左足の脹脛の筋を軽く痛めたよ。。。
なんだろうね、このダメダメさは。。。(;´Д`)

でも目の前にはふかふかの雪が待ち構えてる。
歩こう。。。歩いてればやがてオンになる。
予想以上の寒さ。
寒さのせいで?メインのカメラが動かない。
「ああ、、、やっぱりイケてない。。。」
仕方なくサブカメラで撮る。
オーバークローブでカメラの電源をオンするのも至難の業で少しイラっとする。。

スノーシューで真っ白な道を歩く。
これで青空ピーカンだったらもっとテンション上がるのになぁ。。。
いやいや、、、せっかくお山に来れたのだからこんな気持ちで登ったらだめだ。
私が沸々とわいてくる雑念を振り払ってる間、後ろを歩いていたyukiは踏み抜きで悪戦苦闘していた。
私は踏み抜くことなく普通に歩けていたけれど、yukiは重い荷物のせいもあってトレース上でも沈みまくる。
標高1900を超えた辺りから私はやっとオン状態に入った。
登り坂でもスノーシューのヒールリフターのおかげでスイスイと登れる。
遠くの景色も見えてきてようやく気持ちが高まり、
山の感覚を思い出してきた。

と、突然私は思いっきり踏み抜いてしまう。
どうやら雪に埋もれた木の傍を歩いていたみたい。
まず膝上まで沈み、脱出しようとしたがスノーシューが引っかかって出れない。
足元の雪をかいていたら、またさらに腰まで沈む。
どんどん沈んでいく自分が怖くなってさらにもがいてしまう。
左足のスノーシューが足から外れてしまって雪の下の方に入りこんで見えなくなる。
「ああ、どこまで沈むの。。。」
私がどんどん雪の中に沈んでいく様子を後ろから見ていたyukiも助けに来ようとするが彼は彼で踏み抜きと格闘してる。
足から外れてしまったスノーシューをなんとか雪の下から掘り出して外に投げる。
気が付くと胸まで雪に沈んでしまっていた私。
「このまま沈むとやばいかも」
周りの雪もふかふかで不安定そうだし、どうやって脱出したらいいんだろう。
脱出しようと踏ん張るとまた沈む。
怖い。。。
近くのすぐに折れそうてしまいそうな細い木の幹を握る。
これしか頼るものがない。藁にもすがるとはこういうことだろう。
見えない雪の下を足先で静かに探ると木の枝のようなものがあたる。
そこに足を乗せるとやっと沈みが止まった。
そこからは慎重に這い出し、自力で穴から脱出できた。
この付近は小さな踏み抜きも多くて危険。。。
スキーヤーのトレースをそのまま鵜呑みに登ってきたのが間違いだった。
この時期になると「ふかふかの雪に埋もれたい」なんて毎年のように口にするのだけど、軽はずみにそんなこと口にするもんじゃないと思った。(;´Д`)

そこから先もまた踏み抜くんじゃないかと戦々恐々としながら歩いた。
風が一層強くなる。
もう青空は一つも見えない。
トレースも風に消されて何もない。
見えるのは遠くに山頂の標識らしき一本の棒のみ。
さらに登っていくと足元はゴツゴツとした小さな岩が雪の合間から顔を出している。
差し詰め、蓼科山の山頂のような景色。
そして湯ノ丸山登頂。
風が強いので写真だけ撮って早々と下山体制に入る。

下りはちょうど登ってきたハイカーがいたのでそのトレース通りに歩いた。
登りで体験したあの怖い思いはもうしたくない。
ゆっくり下ってリフトトップ。
そこからは左側の誰も滑っていないゲレンデの端っこをスノーシューで歩いて下った。

***************
 
2017年歩き初めでもある今回の山行。
3ヵ月ぶりとあってほとんどが「イケてない」内容だった。
非常用のお水を忘れてわざわざコンビニで購入したり、yukiは登山靴のインソールを忘れてきてた。(履いてきた靴のインソールで代用)
メインカメラが動かなくなったのは寒さのせいではなく、オーバークローブで操作時に余計なボタンを押してしまって設定が狂ってしまっていたからということも帰宅後わかった。
本来の厳冬期のレイヤリングも間違えてしまい、少し寒かったようにも思う。

始めはしっかりとあったトレース。
途中から風で消されてで先行のスキーヤーのものだけを頼りに登り、今回は深みにハマって怖い思いをした。
スノーシューとは浮力は桁違いなのだと思い知らされた。
スキートレースには気をつけなくては。。。
色々と反省だらけだったけれど、今後の教訓にし、めげずに雪山を楽しみたいと思う。

湯ノ丸山はまたレンゲツツジの時期にも登りたい。

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