大門山(加賀富士)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 雪一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナオ峠林道ゲート前に駐車スペースあり |
写真
感想
今日は以前からスズケンと山へ行く約束をしていた。最近元気がないスズケンに気合いを注入してあげようと当初完全燃焼系山行を予定していたが急遽夜勤が入り朝6時まで仕事ということで近場で中々手強い大門山にまけといた。
ドカ雪直後の大門山はまた激ラッセルになるだろうから僕は朝5時にゲートを出て先にラッセルしてスズケンに追いついてもらう作戦とした。深夜3時に自宅を出てSA でうどんを食べて雪降る高速を五箇山IC で降りた。
国道脇に車を止めて西赤尾のブナオ峠林道ゲートを予定通り朝5時に出発。179cmのポンでもいきなりの膝下ラッセル。6時半にはスズケンも出てくれるだろうと言う淡い期待を抱いてペースを落としてゆっくりラッセルする。時間稼ぎじゃないけどカーブミラーが出るたびにオブジェを作成して遊ぶ。難儀な林道を2時間弱ラッセルしてようやく目的の尾根の取付に来た。
もうスズケンはゲートを出ただろう。少しでも頑張ってトレースを伸ばしてあげよう。尾根に取り付いて斜度が上がると膝ラッセルになることも多かった。ペースは上がらないからいい加減に追いついてくれるだろう。ブナオ峠東尾根は上部でうまくルートを取らないとアップダウンにはまり帰りは大変になる。完璧にルートを作成して尾根を巻いていく。
内心早く追いついて欲しいので休憩を多めにとってゆっくり休むことにする。なかなか来てくれないな、もう時期主稜線に出る。ここからブナオ峠まで100mの下りとなる。帰りは登り返しだ。辛い。ブナオ峠に着いた相変わらず天候は悪く風も強い。視界もない。
スズケンはまだ来ない、ほんまに来てくれるのだろうかもしかして来ないのかも、いやそんなことはないだろう。葛藤しながら休憩も寒いのでガンガンラッセルする。残り標高差600m、ラッセルは相変わらずきついが行くしかない。今日はもう天気は諦めたと思っていたら標高1250mくらいで青空が出て来た。大門山が右手にドドーーン!モチ沸騰、こうなりゃ山頂まで一人でラッセルするぜ。
樹氷に癒されガンガンラッセルするが青空が出たのはこの時だけ、しばらくでまたガスってこれ以降もう天候は悪くなった。高度が上がり吹き溜まりが増えラッセルはさらにきつくなり、もう勘弁して欲しいという頃ようやく山頂に着いた。ついにスズケンは追いついてくれなかった。でもきっと来てくれると30分をリミットに待つことにした。30分待って寒くてもう限界、下ろう。シールを剥いでガンガンパウを頂く。ブナオ峠まで20分だった。ここからまたラッセルで登り返してあとは下るだけ。
スズケンは来てくれなかった。悲しい、しばらく下るとシュプールがある。スズケン途中まで来てたんだ。楽しそうに滑っている。うーん体調不良で引き返したのかな。でも途中まででも来てくれたおかげで林道は少しは滑るかもしれない。ガンガンパウって尾根取り付きに来た。あとは林道を飛ばすだけ。
しかし気温が少し上がったか滑りが悪くなり帰りも試練となった。車に着くと窓にスズケンの置き手紙、急遽会社から呼ばれたらしい。仕事なら仕方がない。スズケンも管理職なので会社には逆らえないだろう。スズケンを鍛えるつもりだったが逆に十分鍛えさせていただきました。スズケン有り難うと言っておこう。
今日も激ラッセル、完全燃焼でした。
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