田代山 イグルー泊
- GPS
- 29:30
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 618m
- 下り
- 642m
天候 | 1日目・曇、2日目・晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
自身初の雪山で一晩を過ごすにあたり、前々日くらいに持ち物チェック。私が持っているシュラフはななんと!3シーズン用だった…。急遽amazonのお急ぎ便で、耐寒−15℃のシュラフ(だたし、無名のメーカー品なので格安)を購入。
雪の上に寝泊まりするということで、エアマット下に敷くプチプチもホームセンターから買ったが、100均にも売っててなんかショック。
自分用の食料も、水(里山の雪を使うのが不安のため持参w)も、防寒着も…とあれこれ詰め込んだら55リットルザックが重量も形もキャパオーバー気味に。しかし、ショベルもノコもどうにかザック内に収まった。
直前まで、スキーか、スノーボードか…と悩みに悩んだ結果、ザックの重量に怖気づいてスノーシューのみで往復することに。待ち合わせの駐車場につくと、皆さんも同様のSTYLEだったので結果良かった。
登りは急斜とフラットが交互にくる感じ。きっと雪さえなければキツさはないのだろう。しかし、相手は膝上の新雪をまとった里山の雪。なので軽さも無く、隠れキャラも落とし穴もあったり。直登あきらめ、ぐねぐねジグを切って進まざるを得ない箇所もあり。
最初はkidachiさんが大股でがしがし登って道を切り開く。スピード早くありがたいのだが、大股ゆえに歩幅が合わない後続は結局、新雪ラッセル(笑)
そして普段はスキーもバイクもスノーボードも嗜む多趣味で元気いっぱいのF川さんもラッセル。
そしてフラットな尾根道はyochinもラッセル。最初は快調に飛ばすものの、直ぐ電池切れ。その後山頂までは、エンスト寸前の体力のまま、ゆっくりと一番後ろを歩いていったのでした。テヘ。
山頂にツェルトを張ってお昼休憩のあとは、いよいよ建築作業へ。イグルー建築自体は、浅虫以来となるので何年ぶりだろうか。
できれば硬めの雪希望なのだが、切り出し用の雪は掘っても掘ってもふかふかの新雪の柔らかい雪ばかり。はじめ踏み固めても、切り出すと運んでるうちに割れたり崩れたりする雪で、建築作業は手こずった。それでも2〜3時間ほどですべて完成した。
イグルーの外の左右には男子トイレ・女子トイレも完備。F川さんだけ、テン泊をしたいということで、高い壁を活かしたテン場も確保。
山の夜は早い。沈む夕日を確認したらすぐ宴会準備。
naritaさんのガソリンコンロが機嫌を損ねたのか火がつかないトラブルもあり、各人が持参したガスで調理開始。「居酒屋F川」が超ゴキゲンでオープンし、枝豆とセロリの漬物の前菜、konさん持参のこごみの胡麻和え・ジンギスカン、kidachiさんのお母様が仕込んだ鍋、そしておしるこで満腹。日本酒「上善如水」をちびちび飲んでたyochinは最終的には「眠い」を連発。
煮炊きの蒸気で、ほっかほかに温まったイグルー内は溶けた雪の雨漏りが発生。それもそのはず、宴会直後のイグルー内の温度はなんと4℃!!
早々に寝る支度をする。kidachiさんが寝るポイントに「ポタ…ポタ…」と妖怪の登場のような不気味な雨漏りの音が聞こえて「kidachiさん大丈夫かなあ〜?」と他人事のように心配するもいつの間にかぐっすり眠ってしまった。
翌朝になっても雨漏りは止まっていなかったものの、幸い天井が崩落することはなく、無事に朝を迎え、ご来光を浴びる。
前日とはうってかわって見渡す限り晴れまくりな山々に囲まれ、夜中にうさぎが駆け回ってたであろう足跡も多数見ることが出来た。
そんな爽やかな天気の中、優雅にコーヒーとパスタで朝食を済ませ、下山開始。
本日休みの旦那の機嫌をとらなければならないyochinは帰りだけは急ぎ足だったので、他のメンバーに申し訳なかった。それでも足並みそろえて全員で無事に道路へ降り立った。やっと重い荷物から解放されると思うとなんだかホッとした。
初の雪山泊、しかもイグルー泊。とても楽しかったし、寝袋は暖かかったし、背中も寒くなかったし、ご飯も酒も美味しかったし、天気も最高だったし、また機会があれば参加しようと思いました。
でも一人は寂しいので、誰か!企画してください!日本酒持っていきますので!
人類未踏の山、田代山に登ってきました。
ラッセルがきつくて一時は山頂到達は絶望と思われましたが、メンバーの頑張り&横山さん登場のおかげで体力切れ寸前に登頂できました。
体力も回復しないまま、マチュピチュのようなミニ空中都市建設までも成し遂げ、本当に皆さんお疲れさまでしたと言いです。
中で宴会も楽しかったです。こういう非日常の体験ができる
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