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Yamareco

記録ID: 1062551
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

北面白山(プチホワイトアウトの山頂)

2017年02月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:59
距離
8.7km
登り
673m
下り
668m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
0:15
合計
5:06
距離 8.7km 登り 673m 下り 686m
8:32
21
天童高原スキー場駐車場
8:53
68
10:01
10:03
31
10:34
10:35
56
11:31
11:32
29
12:01
12:12
29
12:41
39
13:20
18
13:38
天童高原スキー場駐車場
■厳冬期の北面白山に行ってみました。
天候 曇り/雪
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■天童高原スキー場の駐車場に停めました。
コース状況/
危険箇所等
■三沢山までは危険個所なし。
■三沢山〜面白山はまだ雪庇がほとんど出ていない。
■山頂直下の急斜面は下りでスリップに注意。
天童高原スキー場の駐車場に到着。まだ青空も見えている。
2017年02月11日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 8:36
天童高原スキー場の駐車場に到着。まだ青空も見えている。
スノーシューを履く。
2017年02月11日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 8:43
スノーシューを履く。
誰もいないゲレンデ。
2017年02月11日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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誰もいないゲレンデ。
振り返ると自分のトレースが伸びていた。
2017年02月11日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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振り返ると自分のトレースが伸びていた。
七五三掛の松。
2017年02月11日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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七五三掛の松。
キャンプ場。
2017年02月11日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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キャンプ場。
ここまでトレースはなく一人旅の予感。
2017年02月11日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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ここまでトレースはなく一人旅の予感。
トレース発見。
2017年02月11日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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トレース発見。
トレースは夏道に向かいトラバース。自分は真っすぐ斜面を登る。
2017年02月11日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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トレースは夏道に向かいトラバース。自分は真っすぐ斜面を登る。
尾根に上がる。
2017年02月11日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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尾根に上がる。
明確な尾根を辿る。
2017年02月11日 09:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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明確な尾根を辿る。
面白山スキー場跡が見えた。向こうも山頂方面はガスだ。
2017年02月11日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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面白山スキー場跡が見えた。向こうも山頂方面はガスだ。
真っ新な雪面は気持ちが良い。
2017年02月11日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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真っ新な雪面は気持ちが良い。
ここからチョイ痩せ尾根。
2017年02月11日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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ここからチョイ痩せ尾根。
トレースと合流。
2017年02月11日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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トレースと合流。
再びトレースと離れ忠実に尾根を辿る。
2017年02月11日 09:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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再びトレースと離れ忠実に尾根を辿る。
またまた合流。
2017年02月11日 09:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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またまた合流。
三度トレースを離れノートラックの雪面を登る。
2017年02月11日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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三度トレースを離れノートラックの雪面を登る。
アニマルトレース・・・ウサギだろうか。
2017年02月11日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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アニマルトレース・・・ウサギだろうか。
トレースと合流。
2017年02月11日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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トレースと合流。
あとはトレースを辿る。
2017年02月11日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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あとはトレースを辿る。
三沢山に着いた。
2017年02月11日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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三沢山に着いた。
面白山山頂方面を見る。中腹から上はガスで見えない。おそらく雪が降っているのだろう・・・オ〜ッ!?誰か降りてくる。
2017年02月11日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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面白山山頂方面を見る。中腹から上はガスで見えない。おそらく雪が降っているのだろう・・・オ〜ッ!?誰か降りてくる。
三沢山からわずかに下った所で、単独行に情報をもらい尾根を行く。
2017年02月11日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 10:41
三沢山からわずかに下った所で、単独行に情報をもらい尾根を行く。
キレイなんだけど、歩くには邪魔なんだよね。
2017年02月11日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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キレイなんだけど、歩くには邪魔なんだよね。
視界が開けた。この先はガスの中に突入だ。
2017年02月11日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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視界が開けた。この先はガスの中に突入だ。
写真で見ると視界は10mくらいはありそうだが、実際には2〜3mしかない感じだった。サングラスが凍り付いて曇っていたせいもあるかも。
2017年02月11日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 11:25
写真で見ると視界は10mくらいはありそうだが、実際には2〜3mしかない感じだった。サングラスが凍り付いて曇っていたせいもあるかも。
稜線に出たが白一色で距離感がない。風が吹き付け横殴りの雪が視界を奪う。
2017年02月11日 11:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 11:33
稜線に出たが白一色で距離感がない。風が吹き付け横殴りの雪が視界を奪う。
稜線を辿ると人工物が目に入った。ここが山頂だ。
2017年02月11日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 11:36
稜線を辿ると人工物が目に入った。ここが山頂だ。
山頂を確認して踵を返す。かろうじて左右とも堺がわかる。方向感覚はあるし、ホワイトアウトはしていない。
2017年02月11日 11:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 11:36
山頂を確認して踵を返す。かろうじて左右とも堺がわかる。方向感覚はあるし、ホワイトアウトはしていない。
ストックが見えた!あそこが下降点だ。
2017年02月11日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 11:38
ストックが見えた!あそこが下降点だ。
ザックを下しスノーシューからアイゼンに履き替える。
2017年02月11日 11:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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ザックを下しスノーシューからアイゼンに履き替える。
山頂直下の急斜面を下って緩斜面に入るとトレースは明瞭になる。
2017年02月11日 11:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 11:48
山頂直下の急斜面を下って緩斜面に入るとトレースは明瞭になる。
三沢山が見えた。
2017年02月11日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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三沢山が見えた。
三沢山に戻って一安心。
2017年02月11日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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三沢山に戻って一安心。
アイゼンをスノーシューに履き替える。
2017年02月11日 12:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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アイゼンをスノーシューに履き替える。
さて下りますか。あとは危険な箇所はない。
2017年02月11日 12:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 12:15
さて下りますか。あとは危険な箇所はない。
ノートラックの雪面をスノーシューで下る至福の時間。
2017年02月11日 12:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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ノートラックの雪面をスノーシューで下る至福の時間。
雪化粧した木々が美しい。
2017年02月11日 12:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 12:44
雪化粧した木々が美しい。
トレースに合流。
2017年02月11日 12:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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トレースに合流。
青空が見えた。山頂で青空を望みたかったが、この時期よほどの幸運がないと無理だろう。
2017年02月11日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 12:56
青空が見えた。山頂で青空を望みたかったが、この時期よほどの幸運がないと無理だろう。
特徴的な山容の水晶山。
2017年02月11日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 13:08
特徴的な山容の水晶山。
ここまでくるとスキー場に流れる音楽が風に乗って聞こえてくる。
2017年02月11日 13:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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ここまでくるとスキー場に流れる音楽が風に乗って聞こえてくる。
休業中の面白山スキー場。今シーズンは2月中に南面白山のピークも狙っているのだが。
2017年02月11日 13:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 13:12
休業中の面白山スキー場。今シーズンは2月中に南面白山のピークも狙っているのだが。
吉野平放牧場。
2017年02月11日 13:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 13:15
吉野平放牧場。
朝は自分のトレースだけだったが、しっかり道ができていた。
2017年02月11日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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朝は自分のトレースだけだったが、しっかり道ができていた。
尾根の端からキャンプ場で下る。
2017年02月11日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 13:19
尾根の端からキャンプ場で下る。
キャンプ場を通過。
2017年02月11日 13:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2/11 13:22
キャンプ場を通過。
スキー場を横断中にまた降りだした。
2017年02月11日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 13:30
スキー場を横断中にまた降りだした。
駐車場に到着。
2017年02月11日 13:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/11 13:35
駐車場に到着。
撮影機器:

感想

 西日本では寒波の影響で大雪になっているとのこと。天気が良ければテントを担いで南蔵王辺りを狙っていたのだが、日本海にも低気圧が来てるようだし今回はあきらめよう。でもこの辺りはニュースで言ってるほど大した雪は降ってないんだが・・・せっかくの連休だしやっぱ山に行きますか。大した雪は降ってないとは言ってもこれから天気が荒れてくるのは間違いなさそうだし、吹雪いて視界が悪くても戻って来れるような山に行こう。ということで、何度か登っている北面白山が今回の目的地。天童高原から西尾根で、登頂が無理そうなら三沢山までという計画にした。
 朝の道路は凍結しており安全運転で天童高原の駐車場へ。まだリフトは営業していないのでお客さんはほとんどいない。登山者もいないのかな〜と思いつつスキー場を横切って面白山に向かう。キャンプ場の辺りでトレースを発見。先客が2〜3人いるようだ。トレースは夏道に向かっていたが、自分は真っすぐ斜面を上がり忠実に尾根を辿った。所々でトレースと合流しながら、後半は先行するトレースを利用させてもらう。三沢山直下で真っ新な斜面を下って行く二人組とスライド。離れていたので話はできなかったが三沢山のピストンか。一登りすると三沢山に到着。
 面白山の山頂方面はガスがかかり中腹から上は確認できない。するとガスの中から単独行が下ってきた。この天気で上に行った人いるんだ〜。よしこのまま山頂に向かおう。三沢山を少し下った所でその単独行に情報をいただく。「山頂直下は雪が硬いので登りやすいけど、風が強く非常に寒い」とのこと。お礼を言って先に進む。春先には雪庇が張り出す尾根にまだほとんど雪庇は見られない。先行するトレースがあるのはやはり楽ちん。トレースを外すと結構深いのだ。そしていつしか山頂直下の急斜面に突入。気付けばトレースは風で洗われ消え去っているが、ここからはひたすら上へ上へだ。雪が硬いと言ってもアイゼンを着けるほどではないのでこのままスノーシューで行くが下りはアイゼンを着けよう。風が強く横殴りに雪が飛んでくる。真っ白い世界は視界2〜3m。瞼が凍って左目が完全に開かない。手前の緩斜面でゴーグルを着けるべきだったと後悔。多少の恐怖を感じつつ登っていくと、斜度が緩み稜線に出た。ここにストックを1本刺して下降点の目印にする。左手に雪庇と思われる輪郭がおぼろげながら確認できる。ここから山頂までは平坦だ。なるべく右側をユックリ進む。わずかな上りを過ぎると石碑と思われる雪に埋もれた突起物。着いたか・・ここが山頂であろう。前回踏んだのは1年以上前のことだったか。。。
 登頂の達成感に浸りたいところだが長居は無用。風と雪が襲ってくるこの場所から早く安全地帯に戻らねば。踵を返して自分のトレースを追う。目印のストックまで戻り、スノーシューをアイゼンに履き替える。さて下ろう。直下の急斜面はアイゼンだけでもさほど沈まないが、ユックリ慎重に体重移動。樹林に入ると雪が軟らかくなり膝ラッセルになるが、トレースが明瞭になりその跡をたどればさほど潜らない。
 三沢山まで戻って一安心。ここからはスノーシューで楽しい下りだ。調子に乗って下って行くとだいぶ右にそれてしまった。いかんいかん、このまま下ると牧場に行ってしまう。左に進路を変える。ほどなくトレースに合流し辿るだけ。天童高原スキー場に到着すると雪が激しくなってきた。明日にかけて天気は下り坂。有給休暇で明日も明後日も休みなんだが山は無理そうだな。(TONO)

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