鉄砲木ノ頭・三国山・大洞山:思わぬ新雪ふかふか歩き、半袖隊長、甲相国境尾根歩き最終章
- GPS
- 06:59
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 985m
- 下り
- 980m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:19
12:45 楢木山13:17 大洞山(角取山)13:50 アザミ平14:01 畑尾山14:14 立山展望台14:49 籠坂峠・三国山ハイキングコース入口14:53 篭坂峠バス停15:16 山中湖・旭日丘16:15 山中湖バス停(ホテルマウント富士入口)
★EK度数:34.84=21.6+(880÷100)+(888÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 21.6km /最高点の標高: 1374m /最低点の標高: 984m
累積標高(上り): 880m /累積標高(下り): 888m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
【参考文献】新・分県登山ガイド13神奈川県の山(山と渓谷社2015年版)
15三舟山・三国山:静岡県との県境に連なる西丹沢の山稜を歩く
天候 | 午前は晴れ ⇒ 午後は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【復路】富士山山中湖BS16:3019:00新宿駅19:1119:18代々木上原駅19:1919:25地元駅 ふじっ湖号(富士山駅⇒山中湖平野/790円) http://www.yamanashibus.com/pdf/fujikko/fujikko_timetable.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【危険地帯】 ●目立った岩場もなく危険箇所は皆無で、ロープ・クサリ・ハシゴなし。 ●幅広の縦走路が多く、アップダウン(凹凸)も少ないため、非常に歩きやすい 【眺望・展望】 ★富士岬平、高指山、鉄砲木ノ頭、アザミ平、須走立山展望台 ●鉄砲木ノ頭まではアブラチャンなど雑木林が続き縦走中の眺望はないが、富士岬平・高指山のピークでは山中湖越しにドド〜ン。 ●とりわけカヤトに囲まれた鉄砲木ノ頭はコース中随一の絶景ポイントで富士山を正面に270度の眺望 ●三国山以降は極めて幅広尾根にブナ巨木やアブラチャン純木林が多いため、部分的(アザミ平・須走立山展望台)にしか眺望は得られない 【残雪状況】 ●前日午後に短時間だが本格的な降雪があった(ふじっ湖号運転手談)とのことで、縦走路は想定外の雪道だった ●コース前半(富士岬平〜三国峠)の積雪箇所は断続的で、深さ2〜3cmほど。 ●富士岬平までは先行者一人の足跡があったが山伏峠方面へ向かっていたため、拙者が目指した高指山まではノートレースだったが、その後は複数の足跡あり。 ●コース後半(三国峠〜籠坂峠)は全て雪道となり、深さ7〜8cmほど。 ●局部的には25cmほどの吹き溜まりがあった気にするほどのことなし。 ●先行者を追い越した楢󠄀木山から先はノートレースのパウダー道をたっぷり楽しんだ。 ●籠坂峠への下りは雪が吹き溜まった沢底?を下るが、新雪の下はガチガチの凍土のため2〜3度転倒しかけた(⇒スピード出し過ぎに注意)。 ★水場:なし ★渡渉箇所:なし ★泥濘状況:なし ★蜘蛛の巣 :なし ☆半袖 タイム:なし ★半袖 出会い指数:NA ☆半袖 驚かれ指数:NA ★入山者: 富士岬平で1名(シニア男性ソロ) 鉄砲木ノ頭まで縦走中に3名(男性ソロ=同じバス+中年ご夫婦) 鉄砲木ノ頭で4名(三国峠からの観光客2名+山女子2名=籠坂峠まで縦走) 三国山への登りで2名(熟年ご夫婦) 三国山〜籠坂峠の間で2名(爽やかご夫婦) |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:旭日丘BT ★駐車場:対象外 ★携帯 :ほぼ通じたが、時々、圏外 ★温泉:寄らず ★飲食店:寄らず ★酒類調達処:セブンイレブン(富士山山中湖BSから徒歩1分) ★前泊施設:自宅日帰り |
写真
感想
暖かい日が何日かあったから、山中湖周辺の山の積雪はほぼなくなっているのではないか?と考え、甲相国境尾根歩きの〆となる三国山から籠坂峠までを歩くことにした。
それだけでは距離が短いことに加え、高指山から鉄砲木ノ頭までが抜けていることもあって、ついでに一緒に歩いてしまおうと考えて、富士岬平を起点とする縦走計画にした。
籠坂峠に下山後も、山中湖一周がもう少しになっているので、これもついでに旭日丘から富士山山中湖バス停まで歩いてしまおうと、欲張った内容が今回のコースである。
標高差が↑も↓も1000mに満たない割と平坦なコースなので、距離は20kmを少し超えるが、ヘッ電を使うようなことにならないだろうと踏んでいた。
それに万が一の場合は、籠坂峠あるいは旭日丘バス停でバスに乗ってエスケープも出来るしなぁ。
ところがどっこい、現地に来てみてびっくり。
なんだか前回と比べて平地も白いし、山も白いし、最近雪が降ったんだろうなぁと思って運転手さんに尋ねてみたら、なんと、前日午後に、短時間だが激しい降雪となって、あっという間に積もったとのこと。
「すぐに融けるとは思うが、山の中は10cmぐらい積もっているかも」
との感想を述べられていた。
そんなこと、全くもって考えていなかったので、この計画自体止めようか・・・とチラリと考えたが、そんなドカ雪でもなさそうなので富士岬平から高指山を歩いてみて決めることにした。
結果としては、大した積雪量ではなかったし、残雪がカチカチに凍った道よりは何倍も安全だし・・・それに降ったばかりなのできれいな縦走コースになっていた。
特に三国山から大洞山を越えて籠坂峠までは、もう少し雪深かったものの、途中からはノートレースのサラサラ道を歩ける幸運にも出くわし、当初の不安はどこへやら?
こんな経験は希望してもなかなか巡り合えるものではないと思うほど、プラス思考に大転換してしまった。
これで藤野付近から続く甲相国境尾根歩きは一通り完成した。
ついでではあるが、山中湖一周も終了。
Gonpapaさんのレコだったと思うが、「三国山から籠坂峠への道は木立が邪魔して冬場でも何も見えない」と書かれていたが、今回、その意味はよ〜く分かった。
とにかく尾根が幅広いのである。幅が広いので、その分、左右に広がる木立も多くて、樹間からチラチラ見える眺望も得難いのである。
しかし今回はたまたま新雪が降り積もった道を歩いたので、そんな気分に陥ることなく歩き終えたのは幸いだった。
もっともこの広葉樹林帯が紅葉の時期を迎えたらどんな状況を作り出すのか・・・との興味もある。
今年は「行ってみたら思わぬ積雪」との状況が多かった。菰釣山を中心とした甲相国境尾根歩き、檜岳尾根歩き、そして今回の三国ハイキングコースも然り。
そこで「行ってみたらいつも積雪」ならぬ「たどり着いたらいつも雨ふり」をモップス(鈴木ヒロミツ)バージョンで。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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隊長
てっきり房総歩きだと思っていました。
この雪で20km越えとは
楽しそうだけどかなりキツそう
山中湖がきれいに赤線で囲まれましたね
hamburg
隊長殿、 こんにちは
いや今日は 長袖隊長ですねー
甲相国境尾根最終章 完結編ですね。
しかも 雪の中 ⛄ の20Km。
雪景色 きれいですが かなり 疲れそうです。
いぜん 私も 西丹沢から 甲相国境をあるき
高指山から三国まで 歩いたときは 結構アップダウンがあったような記憶がありますが、(行程最後でしたのでヘロヘロ気味)さらに 進んで雪の中 20KMは すっごいですねー
最後の バス酒場は 良かったんでしょうねー
お疲れさまでした。
tsui
確か西丹バス停から一気に篭坂峠を越えて紅富士の湯まで歩かれたとの記憶です。
最後がヘロヘロになって当然の行程ですよ。
サラサラ系の新雪、かつ、10cmに満たない深さでしたので、けっこうスムースに歩けました。
夏道だと気にする凸凹も雪に隠れてないので、方向さえ間違わなければ、歩きやすかったかもしれません。
高速バスでは最後尾の座席(=トイレの隣)だったので、鬱陶しいな・・・と思いましたが、あっという間に寝入って気付いたらネオンの街でした。
隊長
隊長、おはよーございます
しばらく 天気が良かったので、もう雪はないかと思ってましたが
かなりの積雪のようですねー、川口湖畔のお山も雪でしょうね
今週末計画してたのですが、僕 はちょっと先にしようかな〜(笑)
モップス 僕が知ってる数少ない歌謡曲 のひとつですが、
「あんたも古いわね〜」と言われそうです
今はkazuさんの車でずーっと聞かされた「こな〜〜雪〜」っていうのが
頭の中から消えません(笑)
完全に雪解けしたとまでは思いませんでしたが、かなり減っているはず・・・と考えてコース選択したのですが、まさか前日午後に新たに積もっていたとは、全くの予想外でした。
でも、かえって残雪がカチカチに凍っているよりはマシだったのかもしれません。
拙者のような超・初心者が歩けたのは「降雪直後で」「大した深さなし」だったからでしょう。
モップスの鈴木ヒロミツさんも亡くなってもう9年ですが、存命であれば既に70歳(1946年6月生まれ)なんですねぇ。
自分も年を取るわけだ
隊長
何日間か気温の高い日があったので、既に雪解けが進み、かなり夏道が露呈しているだろうと思って、三国ハイキングコースを選びました。
新たに積雪があったと知っていたら、房総の津森山・人骨山、あるいは安房高山辺りに行きましたよ。
ラッセルするほどの降雪量ではなく、緩やかな傾斜の尾根道だったので、距離から想像するほど厳しくはありませんでした。
隊長
雪は全くないと思ってました。奥秩父の雁峠より多いですね。
でも今年の山梨、この時期としては雪少ないみたいですね。八ツなんかは多いんですけどね。ほんと積雪は気まぐれで分からないです。
最近、「この記録で登った山」をヤマレコでよく見るんです(計画してる山とか)。大洞山(角取山)を見たら7.8.9月より2.3月のほうが山行回数が多いんですね。意外ですね。最もヤマレコのデータなので、うのみにするのもなんですが。
鉄砲木ノ頭、少し残念でしたね。
南アルプスの白峰、北岳と右に見える尾根が池山吊尾根のように見えなくもないですが、自信はありません。
お疲れでした。
前日に降雪があったなどとは、全く考えていませんでした。
バス車中から見える景色が白っぽいのであれ?と思って、降車時に運転手さんに聞いたら、まさかの新雪!
でも昨夜のニュースでは、雪不足のため、予定より早くスキー場の営業を終了する例が多くて、業者の嘆きが聞こえてくるようです。
大洞山(角取山)の山行回数が夏場より冬場が多いのは、アルペン気分が味わえない山域だからかもしれません。
尾根とは言え、だだっ広い感じがする広葉樹林帯ですし、夏場に歩くには中途半端な1300m台ですし・・・。
冬枯れた木立の時期の方が好まれるのでしょうか?
隊長
半袖隊長♪おこんばんは〜♪
雪まみれになりたくてウズウズしているkazu5000です。
雪景色のたおやかな尾根、素敵ですね〜。大好物です!
新雪に自分の足跡だけなんて、なんて贅沢なんでしょう!ス・テ・キ❤
なお、モップス…存じませんです。
鈴木ヒロミツさんは、お笑いの方だと思ってました。
雪がないのを前提に行ってみたら・・・なぜだか積雪が多くて・・・事前調査不足ですね。
でも撤退するほどの積雪量ではなかったので、青空の下、快適に歩いて来ました。
「怪我の功名」みたいなもので、雪が降ったと知っていたら、恐らく行かなかったでしょう。
モップスは、いちおう、ロックバンドなんですけどね。
モップス時代より、ソロとなってからの方がマスコミ(TV)の露出度は高くなりましたから、俳優と思われている方も多いかもしれませんね。
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
ほぼこのコース、3年前肉離れからの復帰戦で歩きましたが、でも雪はない頃でした。
新雪踏んで20卍供相変わらずタフ ですね 。
三国山稜は展望は少ないですが、ホント平坦で楽ちんですよね 。ラッセル程の労もなく、青空の下、誰も踏まぬ雪面を思うままに蹴散らす‼そりゃ、最高ですよね ?
あ、立山展望台は、雲で残念でしたが、晴れてりゃ馬鹿でかい富士 が望めます。
ところで、写真 30、手前の尾根は別荘地だから大平山あたりかと。とすると、目線を上にした尾根は杓子、三峠の南西稜線あたり、その上御坂の稜線の向こうに見えてる白峰は、ずばり八ヶ岳の赤岳と横岳(左に分かれて権現)と予想しますが・・・・ ?
50cmの新雪だったら「即、撤退!」だったと思いますが、2〜3cmが次第に増えて7〜8cmぐらいでしたから、踏み抜く回数も少なく、道路に下り立つことが出来ました。
ホントに平坦で・・・広い!
とにかく幅広ですね・・・新緑が萌える頃、あるいは紅葉が萌える頃は素晴らしいものと思いますが、でも絶対に眺望は期待できません。
ここはまさに、十三、いや縦走ではなく、ハイキングコースです。
立山展望台・・・その方向に厚い雲のカーテンがぶら下がっているのが分かりました。
もう一時間遅かったら、カーテンが開いていたかもしれません。
30 の白嶺・・・南アか八ツか?
後ほど地図と定規で検証してみますね(⇒結果を記載します)。
⇒⇒⇒山と高原地図に定規を重ねてみたら、確かに赤岳とその周辺のようですね。
隊長
半袖隊長、こんにちは。
今年は雪少ないですね。
標高2000mの大菩薩あたりでもカスカスみたいです。
でも、前日に新雪が降って雪景色がきれいでラッキーでしたね。
昨年2月に、ほぼ同じコースを逆で歩きましたが、
道路までかなり雪があって、歩道も全く歩けない状態でした。
籠坂峠から山中湖旭丘まで歩かれてますが、あそこは歩道なしだったような。
交通量多いのでかなり危険だったのではないですか。
鈴木ヒロミツはオッサン・バージョンではなくて、
あのモップス時代のコ汚い映像が見たかったですね。
行ってみてビックリの新雪でしたが、あの程度の深さで助かりました。
・・・というか幸運でしたよ。
拙者の力量ではちょうどいい塩梅で、雪道歩きを楽しめました。
昨年2月レコを改めて拝見しましたが、同じ雪模様でも、かなりの程度の差がありますね。
今回は樹氷?雨氷?などありませんでしたから。
3月入りしましたが、もうこのままドカ雪はなさそうな気配。
雪不足で営業終了するスキー場も多いそうで、既に夏場の水不足が心配されます。
篭坂峠からは歩道なしでした。
途中で国道歩きを避け、別荘地内のショートカットを歩きました。
排雪が左右に積み上げられていると、道幅が狭くなって、怖い思いをしますね。
3月中旬は、昨年のyamaheroさんコース(ミツバ岳)を狙っています。
隊長
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
今回歩かれたルート上で、いろいろ見覚えのあるモノが…
18の高指山では平野バス停への道標が空を指していたり、26の幅広尾根が気持ちよかったり… 季節が違うと全く雰囲気が違うんですね。
アザミ平から篭坂峠への途中に大きなブナがあるようなんですが、次回はそちらも歩いてみたいと思ってます
山行計画では暴走だったので、もしかしたらと噂してたんですが違ったんですね
拓郎VerよりモップスVerが大好きなmamepapa
♬大きなブナの木の下で・・・♪
それは拙者も見てみたいですね
篭坂峠からアザミ平に上がって須走紅富台に下れば、軽いハイキングコースになりそう。
そのまま御殿場駅まで歩けば「重い」道路歩きになりそう⇒赤線繋ぎの意図が見え見え
もともと房総計画でしたが、好天なので富士山が見えるかもと三国ハイキングコースに変更したら、見事に 雲隠れしていました。
その代わりに新雪 が歓迎してくれましたけど
Youtubeでは拓郎Verもありましたが、やはりこの歌はモップスですね。
でもヒロミツさんがオジサンになってからの映像しかありませんでした。
隊長
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