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記録ID: 1073146
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳(厳冬期 矢沢滑降)

2017年02月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
YSHR その他3人
GPS
--:--
距離
13.4km
登り
1,835m
下り
1,834m

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:20
合計
8:40
1:25
430
爺ヶ岳スキー場
8:35
8:55
70
10:05
ゴール地点
1.25 920m 爺ヶ岳スキー場発
2.42 1400m 尾根JP
4.47 1970m 白沢天狗山過ぎた鞍部
6.51 2200m 矢沢源頭
8.35 2669m 爺ヶ岳山頂
8.55 2669m 爺ヶ岳山頂発
9.06 2200m 矢沢源頭
9.58 1100m 林道合流
10.05 920m 爺ヶ岳スキー場着
天候 晴れのち薄く曇
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
矢沢エントリーは条件次第
小雪の中暗闇の尾根を黙々と登る
2017年02月26日 03:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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小雪の中暗闇の尾根を黙々と登る
ようやく明るくなって来た
2017年02月26日 06:26撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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ようやく明るくなって来た
新しい朝が来た
2017年02月26日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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新しい朝が来た
朝日を浴びて列をなす
2017年02月26日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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朝日を浴びて列をなす
矢沢にも日が当たる。帰りが楽しみだ。
2017年02月26日 06:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢にも日が当たる。帰りが楽しみだ。
朝日の尾根を進む
2017年02月26日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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朝日の尾根を進む
矢沢源頭が見えた
2017年02月26日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢源頭が見えた
YSHRと朝日
2017年02月26日 06:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHRと朝日
矢沢源頭到着
2017年02月26日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢源頭到着
矢沢源頭を振り返る
2017年02月26日 07:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢源頭を振り返る
源頭を外れて大斜面に入る
2017年02月26日 07:10撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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源頭を外れて大斜面に入る
チビラッセルが続く
2017年02月26日 07:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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チビラッセルが続く
大魔人がガンガン先に行く
2017年02月26日 08:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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大魔人がガンガン先に行く
さあゴールが近い
2017年02月26日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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さあゴールが近い
YSHR二番手で 着いたぜベィビー
2017年02月26日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHR二番手で 着いたぜベィビー
記念写真
2017年02月26日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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記念写真
休憩後山頂からゴー
2017年02月26日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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休憩後山頂からゴー
兄ちゃんが
2017年02月26日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんが
大魔人が
2017年02月26日 09:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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大魔人が
名人が
2017年02月26日 09:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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名人が
YSHRが
2017年02月26日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHRが
パウでした
2017年02月26日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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パウでした
さあ矢沢へ 永ちゃん最高! よろしくー
2017年02月26日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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さあ矢沢へ 永ちゃん最高! よろしくー
矢沢源頭からエントリー
2017年02月26日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢源頭からエントリー
落ちて行け
2017年02月26日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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落ちて行け
矢沢を振り返る
2017年02月26日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢を振り返る
矢沢最高! よろしくー!
2017年02月26日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢最高! よろしくー!
矢沢もパウでした
2017年02月26日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢もパウでした
下部は重いパウでした
2017年02月26日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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下部は重いパウでした
デブリを避けて矢沢をガンガン行く
2017年02月26日 09:22撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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デブリを避けて矢沢をガンガン行く
デブリは避ける
2017年02月26日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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デブリは避ける
矢沢下部
2017年02月26日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢下部
マンダムな斜面が続く
2017年02月26日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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マンダムな斜面が続く
矢沢全景
2017年02月26日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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矢沢全景
あとはスキー場まで消化試合 林道に合流して
2017年02月26日 09:42撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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あとはスキー場まで消化試合 林道に合流して
スキー場に到着 しめて8時間40分の高速完全燃焼
2017年02月26日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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スキー場に到着 しめて8時間40分の高速完全燃焼

感想

今期30回目の山行、厳冬期とプレミアを付けられるラストだ。今日もピークに拘り自身30連勝を目指す。今日の参加者は横浜の兄ちゃん、甲府の名人、地元の大魔人の四名、参加者の住所と実力を考えて毎回山行場所とルートを考える僕、今日は皆一軍なので後立山のまだ滑っていないハードな矢沢を爺ヶ岳から滑ることにした。

地図を見て矢沢は雪崩の巣なので気温の低い午前中の早い時間にエントリーしたい。爺ヶ岳スキー場発を深夜2時と決め皆に連絡した。僕は夜10時半に自宅を出て大町へ向かう。今日も寝ている場合ではない。糸魚川ICで降りて白馬方面に向かうと雪はドンドン増えていった。深夜1時過ぎに爺ヶ岳スキー場に着くと名人と兄ちゃんはすでに到着していてしばらくで大魔人も到着して今日も気合い入れまくりで1.25にフライングスタートとなった。

暗闇のスキー場脇の林の中を登って行く。爺ヶ岳に行くなら多分このコースがベストだろう。斜面は硬くて早々にクトーを付けてガシガシ登る。大町の夜景が綺麗だった。雪は多くて藪は全く気にならなかった。ずっと小雪の中黙々と高度を上げる。概ね尾根は緩やかだが時折急になり緊張する。スリップして滑落すれば止まらない。ウイペットを持つ手に力が入る。白沢天狗山を過ぎた鞍部を目指し最後のトラバースも緊張した。

早く明るくならないかと思うがまだ1時間は暗闇だ。白沢天狗尾根も硬くて細かいアップダウンはあるが帰りは矢沢を滑るので巻きのトレースは作らず歩きやすい尾根の背中を歩いて行く。ここもかなり急な斜面が一部ありこれまた緊張した。

矢沢の源頭が見えてようやく夜が明けてマンダムな朝日を見ることができた。これこれこれを見たかった。尾根から矢沢を見下ろすがデブリも少なくて楽しそう、帰りは矢沢パウダーだな。矢沢源頭から尾根を外れて山頂に向けて大斜面を登ることにした。

スイッチが入ると大魔人は止まらなくなりガンガン先を行くが後続三人は適宜休憩を入れてエネルギー補給をする。アイゼンを忘れた大魔人は山頂までスキーで登り上げるのでルートどりが試される。僕たちはいざとなればアイゼン歩行に変えるので気は楽だ。でもツボはラッセルになるのでできれば山頂までスキーで行きたい。

大斜面も風向きで氷化しているので気は抜けない。ここも滑落したら終わりだ。視界は少し悪いがドンドン山頂が近づいて来る。さあもうちょいだ。大魔人を先頭に後続も皆スキーでピークに立った。ガスで大展望はなかったがピークを踏むことに意義がある。それが僕たちの流儀だ。

さあ記念写真を撮ったら山頂からゴー、パウを巻き上げながらガンガン雪を蹴散らして矢沢源頭に向かう。良い雪であっという間に到着。時間は9時、気温は低く薄曇コンデションは上々、雪崩の危険性はないだろう。僕が先頭で永ちゃんにエントリー、よろしく!うーん良い雪だ。こなを巻き上げかっ飛ばす。後続も続々エントリー、前後して写真を取り合う。危険地帯は一気に滑り込む。

安全地帯まで滑ってようやく休憩、さあ残り半分、矢沢は快適だった。後半もスーパーファツトは沈まないので快適に滑ることができた。山頂を出て1時間で林道に合流、あとは快適に滑り込んでスキー場に到着、10時ちょいに駐車場に、しめて8時間40分の完全燃焼でした。

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