黒姫山(七ッ池シュート〜御巣鷹山)
- GPS
- 07:56
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,272m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 7:55
10:41 黒姫山 11:29 -> スキー滑降
11:43 七ッ池 11:55 -> シール登行
12:46 御巣鷹山 13:14 -> スキー滑降
13:31 七ッ池 13:47 -> シール登行
14:21 姫見分上1926m 14:35 -> スキー滑降
15:14 大橋
天候 | 曇り時々雪 のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 若槻温泉 500円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] K2:BACKUP('12) / Voile:Switchback X2 / Scarpa: T2('13)
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感想
天気予報と睨めっこした結果、土曜日は戸隠方面に行くことにしました。とりあえず大橋まで行き、どこに登るかはその時の状況・気分で決めることにします。
で、最終的に黒姫山を選択。今日の雪なら七ッ池シュートも危なげなく滑れるでしょうし、ラッセルの苦労もなさそうなので御巣鷹山まで足を伸ばせそうです。
まずは林道〜南西尾根より外輪山(姫見分っていうの?)へ。それほどの急斜面はないのですが、カリカリのバーンの上に新雪が乗った状態で、特に上部はシールで登るのに苦労しました。
姫見分からは外輪山上の登り。かつて登ったときは狭くて波打っていて、スキーでは登りづらかった記憶があります。しかし新雪の吹き溜まりがなかったためか(もしくは先入観が強すぎただけだったのか)、思ったよりすんなり登ることができました。
黒姫山の山頂に到着した時点では全然晴れる気配はなし。むしろ昼食中はさらにガスは深く、雪も激しくなる一方。
しかしいざ滑降する段になるとどんどん晴れていき、妙高・火打・焼山など頸城/海谷の山々も望めるように。ぎりぎり回復が間に合いました。
山頂からは、カルデラ内部の七ッ池シュートを滑降。
上部は南西尾根と同様、カリカリバーンの上に新雪が乗った状態。表層がどんどん流れていきますが、さほどの雪の量ではないので問題なく楽しく滑れます。
中間部からは底打ち感がなくなり、さらに快適に。今日の雪質ではさほど期待していなかったのですが、思った以上に楽しめました。
火口原の七ッ池まで滑り終えたら、続いて中央火口丘の御巣鷹山(小黒姫)へ。
登りは東寄りの斜面から。こちらはいい感じの針葉樹の疎林帯で、雪もフカフカ。日も当たって気分よく登れました。上部は例によってシールの効きづらい雪質で苦労しましたが。
御巣鷹山の山頂はそこそこ広く、黒姫山本峰よりよほど居心地がよかったです。木は多いにしろ、ちょっと移動すれば展望も得られます。
滑降は南寄りの無木立の斜面を選択。こちらは登りルートと違ってカリカリの急斜面。自分の意志とは関係なく高速大回りターン(暴走ともいう)を余儀なくされました。
火口原が近づくと雪も溜まってやっと快適に。そのまま真っすぐ峰ノ大池へ滑り込めばいいところ、ボンヤリして七ッ池まで無駄に進んでしまったのはご愛敬ということで……。
ここからは往路の尾根(姫見分)までカルデラ内部を登り返し。相変わらず登りづらい雪質ですが、標高差はたかだか100m、さほどの手間ではありません。
姫見分からは往路の南西尾根を滑降。新雪が多少乗っているとはいえすぐ下はクラストバーン。これはこれでゲレンデのように楽しく滑れます。
上部は妙高三田原のような快適なカンバの疎林帯、中間部以降もブナ林〜雑木林〜カラマツ林と植生は変化しても、終始楽しく滑ることができました。
最後は林道に合流。傾斜は緩くともカチカチのジェットコースター状態で、あっという間に滑り抜けて終了です。
それにしてもこの大橋からのコース、記憶していたよりずっと楽しめました。ここ数年はパウダー目当てで東面のスキー場側からばかり登っていましたが、久しぶりに登るとこちらもいいですね。 むしろ総合的な満足感はこちらのコースのほうが上かもしれません。
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