初雪山(岳人の魂を揺さぶる景色)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,608m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標高300m以下の雪は少なく所々土が出ていた。 800mの稜線に出ると雪は多く藪もほとんどない。 大地山から初雪山までは快適な稜線歩き |
写真
感想
今日は午後から仕事があるのでアクセスが良くてそこそこハードで連れの名人がまだ行ったことのない山ということで初雪山に挑戦した。朝日小川ダム発深夜2時という約束で夜11時に自宅を出た。ゆっくり高速を走って深夜1時過ぎに着くと名人号はすでに到着済み、もう一台別の車が止まっていて寝ていたスキーヤーが起きて来た。こんな時間に出るのはYSHRさんですかと声をかけられた。初雪山までどれくらいかかりますかと聞かれたので7時間くらいですかねと答えた。彼は朝5時頃出るということだった。
今日も名人と30分早くフライイングスタートとなった。林道の雪は30cm程度で最初からスキーで行けた。林道を離れて斜面に取り付くと日当たりが良いのか所々土も出ていた。下部の賞味期限はもう時期だろう。斜面を登るに連れて雪は加速度的に多くなって行く。ただ日当たり次第で随分積雪量は変わる。放射冷却で斜面はカチカチでクトーを出してガンガン進む。
標高800mでメインの稜線に出たらツボ足のトレースがたくさん出て来た。皆初雪に行っているのだろうか。メインの稜線からはアップダウンも多いがカチカチなので巻きはせず歩きやすいところを登って行く。大地山手前で魚津の夜景が見えた。少し周りも白んで来た。大地山に着くと雨飾山方面が明るくなって来た。
大地山を過ぎて鞍部に下るとあとは正面の初雪山を見ながらどんどん進んで行く。相変わらずの岳人の魂を揺さぶるような景色だ。右手には白山や剣岳に朝日が射して真っ赤になって来た。今日もマンダムな朝が来た。
初雪山がどんどん近づいて来た。さあピークが近い、栂海新道が見えて来た。朝日岳がドーンと再奥に、山頂には鉄塔が立っていた。360度山々、日本海も見える。いつもながらマンダムな光景だ。さあ休憩したらあとは滑るだけ。
時間は早く雪はまだサラサラで良く滑った。アップダウンもうまく巻けるので登り返しせず快適に滑って行ける。あっという間に大地山手前の鞍部に滑り込んでここからシールで大地山に登り返して展望を楽しむことにする。
大地山山頂にはテン泊跡があった。ツボ足は皆大地山までで初雪へ行った人はいなかったようだ。大地山を快適に下った950m付近で朝のスキーヤーとすれ違う。時間的に初雪山は厳しいだろう。さああとは消化試合一気に林道まで滑り込んでダムに着いた。
時間は11時前なので急いで金沢に戻れば仕事には間に合う。名人は金太郎温泉に寄って今晩は金沢に泊まる予定。久しぶりにゆっくり酒でも飲もうか。
初雪山は標高こそ1600m程度だが中々手強く日帰りするにはかなりの体力が必要である。大地山から見る初雪山の稜線の景色は岳人の魂を揺さぶる。
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