「ほたか」とは武尊山のことなり
- GPS
- 04:40
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 550m
- 下り
- 530m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 4:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
リフト券購入時に、登山届が必要で、車利用時には車種、ナンバー、駐車階を記入した登山届が必要です。Yamareco.comで作成した登山届を印刷して持参すると、駐車階のみ記入するだけで便利でした。 スキーせずにリフト往復利用の場合、1800円でデポジット代500円、モンベル会員割引はありませんでした。保証金は下山時チケット購入窓口でリフト券変換時、登山届を確認して500円返金があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場までの道はスタッドレスタイヤで問題なし。天候によって状況は変わるでしょう。 アイゼンは最上部リフト駅外で履くよう指示されました。多くの登山客が訪れるのでリフト係員の手慣れた対応により待たされることはありませんでした。下りでリフト利用時にも、係員はスムーズに乗車できるよう指示してくれました。 剣が峰山山頂付近を除いて怖いところはありませんでした。私は武尊山へ行くとき山頂より両手両足で壁面に上るような態勢となりピッケルのピックを硬い雪に打ち込んで安定させながら降りました。左右の切り立った狭い山頂付近で降りる人待ちが必要になったとき怖いので、雪に突き刺したピッケルのスピッツェ(石突)を手でつかみ両膝をついて降りる番を待ちました。 |
その他周辺情報 | スキー場施設が充実しているので、喫茶、食事、お土産など困ることがありません。 |
写真
装備
個人装備 |
メッシュアンダーシャツ
メッシュアンダーパンツ
保温アンダーシャツ
保温アンダーパンツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
予備グローブ
ハードシェル
アウターパンツ
ミドル保温ジャケット
ミドルダウンジャケット
靴
ザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯電話
時計
タオル
カメラ
帽子
バラクラバ
チェーンアイゼン
10本アイゼン
アイゼンケース
水 1リットル
保温ポット
救急用品
|
---|
感想
前日までGPVなど天気予報と首っきりで行きたかったホタカへ。天気予報が大当たりで、登山開始から終了までずっと風が弱く安定した青空の山行きを楽しめました。雪山の山頂で湯を沸かしカップ麺を食べる気になったのは初めてでした。空気は冷たくてもカメラを構えるために手袋を外してもしばらくは大丈夫だし、ポカポカした陽気は山頂でしばらく過ごそうかという気にさせてくれました。黄色くかすんでいる遠くの雪山は黄砂が飛んできてるのか、もう春もすぐそこに来ているんでしょうね。
天気の良い土曜日なので、リフトを降りたところにはすでに20名くらいのハイカーがアイゼンを装着してました。すでに出発しているハイカーも少なくなさそう。初めてで、チケット売り場を見つける時間や、乗るリフトを見つけるためうろついていた時間が、さらバラクラバ、スパッツ、ヘルメットなどの装着に手間取っている時間に出発していたようだ。
青空を背景とした白くなった剣ヶ峰山の素晴らしい景色を見ながらアイゼンをつけます。いいなー。期待感が高まります。
サラサラしてわかりやすいトレース。風がほとんどなく日当たり良好の雪景色を楽しみながら歩けます。次から次と現れる素敵な景色に、写真を撮るのに忙しく昼までに山頂に到着できるか不安になるような絶景が続きます。前に行くハイカー、後ろからくるハイカーみなさんニコニコ顔で、写真ストップ。お互い抜きつ抜かれつ、楽しい山歩き。
このコース唯一の難所は何といっても剣ヶ峰山。幅が1m以上あるはずなのに左右が切れ落ちていて怖い。強風が吹いていたら怖くてここで撤退していたかもしれません。下りがまた怖い。両手両足とピッケルで岩にしがみつくように降りました。そんな急傾斜でも上りになると何でもないのが不思議。
剣ヶ峰山からはるか先に武尊山が見えました。本当にあと1時間位で行けるか疑うほど遠くに見えましたがなぜかほぼ時間通りに山頂到着。道中、スモールモンスターたちや、白い斜面、とんがった剣ヶ峰山、浅間山、谷川岳から上越方面に広がる真っ白な山々までほとんど雲のない景色が見慣れてくるのが怖い。これ以上の好天がどれほどあるというのだろう。
山頂手前のわずか30m位か、登山道の幅60cmの溝になっているので、上り下りするハイカーは譲り合いが必要です。剣ヶ峰山山頂と武尊山山頂以外はトレースが幅広く楽々すれ違えるところがほとんどでした。
山頂は、記念写真を撮る人で人波が途切れることがありません。広い山頂で人が広がるためか、先に進む人が多いためか、スペースがたっぷり。日差しは暖かいしモンスター裏に隠れれば完全に風が当たらないし、私としてははじめての雪山山頂でゆったり過ごすことができます。初めて、雪山山頂でストーブで湯を沸かし、あこがれのカップラーメンをゆったり食べることができました。
山頂からは全周山から町から見渡せます。このあたりに詳しい人から、周辺の良い山情報をしっかり得ながら、それぞれの山の説明をしていただけるありがたい時間でした。みなさんyamareco.comは参考になさってますね。登山届もyamareco.comを使えば楽なのにと、もったいないと思いますが。
山頂で一緒だった方となんとなく下山。ベストショットがとれる場所を教えて頂きながらの下山、とても有意義で楽しかったです。ご縁がありましたら再びご一緒したいものです。
上越「ほたか」とは穂高岳ではなく武尊山だったんですね。谷川岳登山時、遠くに見える山を教えてもらうときにわかりました。今回の山行きで感じたのは、シャキッとした穂高などのアルプスよりモコモコした景色の武尊山の方が好きかも。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する