引入沢山南峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 341m
- 下り
- 339m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート図は記憶をもとに入力作成しました。実際と若干のズレは有ると思いますのでご了承ください。 |
写真
感想
ちょうど一か月前、阿賀町鹿瀬の深戸から黒崎山、引入沢山と周回した。計画では引入沢山南峰も登る予定であった。しかし、時間が押していたことと、引入沢山から南峰を結ぶ尾根が急峻で、上から覗いただけでは状況が良く分からず、断念してしまったのだ。どうもそのことが気になって気になって。周回は別にして、とにかく南峰だけでも登ってみたいという願望は募るばかりである。ちなみに南峰という呼び名は正確なものかどうかは分からない。引入沢山の南にあるので仮にそう呼んでいる。
天気予報は晴れだ。午後の方がより晴れる予報だが、午後は用事があるので、早朝出発とする。南峰だけなら半日で何とかなるだろう。黒崎山と引入沢山の間にある峠に車を置いて、林道を進む。雪は、まだ締まっていないのでスノーシューで進む。雪であっても、やっぱり林道歩きは楽だなあ。こういうところではスノーシューはピッタリだ。
引入沢山を通り越すと沢が入り込んでおり、道路は山腹に沿ってU字型に進む。この辺は地図上では、道路が山腹を切り込んでいるので、雪崩が心配されたが主要な雪は落ちてしまっていて杞憂であった。一番心配していたところが問題なかったので、南峰登頂を確信する。“U字”の終わる辺り、保安林の標識がある付近から左手へ雑木の林を登る。尾根に出て南峰方面に進む。
前方には尖頂が数山見えた。この辺りは尖塔状の山が多い。引入沢山や南峰は言うに及ばず、餅倉山、兎ヶ倉山、その他の無名峰。阿賀野川を挟めば土倉山、大峯等々。その斜面は崩壊のためか木々は無く急峻だ。阿賀野川は大きく蛇行していて、山名を言い当てるのさえ難しい所がある。一口に蛇行と言ってもこの付近は上下流逆転しているのではないか、と思わせるほど蛇行が激しいのだ。その辺りも魅力と言えば魅力だが、今は霧が立ち込めて川面は見えていない。それがまた神秘的な光景だ。
目の前の南峰は見るからに急峻だ。下部は白い雪面になっている。斜面が伐採されて杉の木が植えられている。広い雪面を進み雑木の林に入る。雪は緩んでいるので、スノーシューが安定しないので、蹴り込んだり、灌木を掴んで登る。それにしても急登だ。ストックを使って縦横を測ってみると、なんと縦横約50僉1対1ということは45度。マジですかあ〜。スキー場だったら28度くらいから急斜面の範疇でっせ(@_@)
誰も居ないと思った山頂には、スノーシューとワカンと思われる跡が有った。形は融けて崩れていた。逆方向からの登降だから平瀬の方から登って来たのだろうか。引入沢山への登路は急斜面を下り、急な細い尾根を登ることになる。これ以外には登路は無いであろう。しかし、今の時期の歩行は危険だとおもった。細い尾根に積みあがるような雪庇上の歩行は危険だ。少なくとも単独の歩行はやめた方が無難である。前回、迂回したのは正解だった、と思われた。
山頂で一休みして山を降りる。雑木があって急斜面なので一気にというわけにはいかず、一歩一歩の下りになる。植林された広い斜面に出て一気に下ろうとしたら、足を取られて転倒。雪に埋まったストックを取ろうと引っ張ったらリングが取れた。雪を掘り起こして回収しようとしたら黒いものが、やれやれと思って掴んだら、な、なんと、車のカギだった。
ズボンのポケットに入れたまま歩いていたのだ。それは途中で分かっていた。いつもは鍵入れに入れてザックの奥に仕舞っておくのに、ポケットも大きいしそこから出るわけがない、とセオリーを無視したのだ。他人様にも、それを勧め、自分でも肝に銘じていたはずなのに、何という体たらくだ。ものぐさそのものである。鍵を落としたのに気づかなかったら大騒動になるところであった。先月は、おばちゃんとの思わぬやり取りが、結構楽しい思い出になったけど、今回の締めは猛省である。
コメント
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山頂GETされてなによりです(^^)
鍵や切符、なくすわけにはいきませんね。
他のものを出し入れするときにも
うっかりポケットから出ることもありますね。
私は厳重に納め過ぎてわからなくなることも
ザックに入れるとき声に出さないと
わさわさしてどこに入れたかも忘れることがあります。
「鍵は蓋裏に!OK!」という具合に声出します。
家を出る前にも「ストーブOK!ガスOK!」もやります(^^)
hobbitさん こんにちは
ほんと大ショックでした。歩き出してほどなくポケットに入っているのが分かったんですが、そのまま歩いてしまいました。ほんの1分も有れば、ザックにしまうことが出来るのに、精神が弛み切っていますね。お恥ずかしい。
予備カギは二つあって、神さんが必ず一つは持って出たのですが、最近は一緒に行くことが少なくなりましたのでルーチンが崩れてました。
指差し確認、声だし確認は、安全確認の基本ですね。今回のことはいい教訓でした。作戦練り直します。
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