【1泊2日】 GW山行 残雪の燕岳 (初めての雪上テント泊)

2011年05月04日(水) ~ 2011年05月05日(木)

• GPS: 04:39
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,580m
• 下り: 1,538m

コースタイム

5/4　6:00登山口-9:00合戦小屋-10:40燕山荘-燕岳山頂-燕山荘(テント泊)
5/5　7:50燕山荘-合戦小屋-10:10登山口

天候

5/4(水) 晴れ
5/5(木) 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野自動車道 豊科I.C→約1時間15分→中房・燕岳登山口
利用駐車場:安曇野市営第二駐車場

コース状況／危険箇所等

★アクセス
長野自動車道 豊科I.C→約1時間15分→中房・燕岳登山口
(積雪全くなし、道が細くすれ違いが大変、猿に注意)

★安曇野市営無料駐車場
第一〜第三まであります。(合わせて120台程)
5/4(水)、4時過ぎに到着、第一は満車でした。
第二の奥の方が数台空いていたので、ラッキーでした。

★中房・燕岳登山口
綺麗な御手洗い有。
登山ポスト有。

★合戦小屋
外に売店を出していました。
ホットミルク(500円)が心にしみました。

★燕山荘
テン場利用料/一人500円
生ビール/800円
缶ビール/500円
コーラ/350円
バッジ/400円

2008年山と渓谷社 全国ランキング
泊ってよかった山小屋★1位 とのこと^^

★下山後の温泉
中房温泉/日帰り入浴/700円
男女別露天風呂のみ(洗い場付)

写真

5/4 5:10

第二駐車場の様子。

5/4 5:28

登山口まで少し舗装道路を上ります。

5/4 5:36

登山口:トイレ、ポスト有。

5/4 5:52

早速急登が始まります。30分近く歩いたと思って時計を見たら7分しか経ってなかったり...。

5/4 6:23

第一ベンチまで、約30分くらいでした。

5/4 6:23

雪はもうほとんど残っていません。

5/4 6:52

第二ベンチ。ここまで1時間。

5/4 7:02

徐々に雪道が多くなります。

5/4 7:40

第三ベンチ。

5/4 8:01

シャーベット状の雪。

5/4 9:01

合戦小屋

5/4 9:00

これは...?

5/4 9:27

合戦小屋から尾根に登ると槍がっ!

5/4 10:20

もうすぐ燕山荘。近そうで遠い。

5/4 10:44

穂高〜キレット〜槍♪

5/4 10:44

5/4 10:50

5/4 10:50

5/4 10:50

燕岳

5/4 13:05

北鎌尾根がすごい ^^;;

5/4 16:27

燕山荘。

5/4 16:12

燕山荘のテン場。

5/5 7:01

風除け作りました!

5/4 20:16

安曇野の夜景

5/4 20:18

夜の槍

5/4 20:21

夜の燕岳とテント

5/5 6:57

2日目。今日もお天気良し!

5/5 7:15

出発の準備で賑わう小屋前。

5/5 6:58

昨日より、槍もはっきり!

5/5 7:25

おっ、富士山と南アルプスも見えた

5/5 7:51

5/5 7:53

穂高・槍に別れを告げて、下山。

5/5 7:58

5/5 10:29

中房温泉の脱衣場です(女子)。
貸し切りでした!

5/5 10:29

露天風呂(女子)。最高でした。
生きてて良かったー!

5/5 11:40

帰りの中房線。
お猿さんがたくさんゴロゴロしてました。

5/5 11:58

こちらで手打ち蕎麦をいただきました。

5/5 12:10

お蕎麦&山菜天ぷら ^^
日本人で良かったー!

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital N Canon

uTough-6020 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kkot

北アの三大急登という合戦尾根は、しょっぱなから相当キツかったです。
雪山フル装備で登り始めました。
歩いている間は、脱ぎ捨てて半そで短パンになりたいくらい汗だくになりました。
立ち止まると、1分くらいで汗がヒョーって冷えていきブルブルっと..。

雪はザラザラのシャーベット状でふんばりがきかず、どんどん疲れてゆきます。
「凍ってもおらんのにアイゼンなんか要らんよ。最近はみんなすぐアイゼン履きよる。
お?おねえちゃんツボ足かいなぁ。」というおじさんのお陰でアイゼンを履くタイミングを逸し...。
合戦小屋までは何とか3時間で着きました。
小屋の方が外に売店を出していました。
ホットミルク(500円)が美味しくてゴクゴクっと。

稜線まで上がると、槍ヶ岳が見えてきます。おおっー!!
続いて、大喰岳、中岳に南岳も!
去年の夏、縦走したので、全部分かります。ウレシイー♪
次第に大キレット、北穂に奥穂まで見えてきます。
今年の夏の目標です。

それから燕山荘も早々に見えるのですが、近そうで遠い!
上で泊っていた人たちが続々と下りてきます。
みんな心優しいので、「もうちょっとだよ」って言ってくれます。
でも、30分前にすれ違ったヒトも、「もうちょっと」って言ってたの (`(エ)´)ノ

燕山荘のテン場は強い風が吹き抜けるので、みんな雪で壁を作っています。
跡がたくさん出来ているので、比較的良さそうな場所をゲットしました。

ひと寝入りして、いざ、燕岳へ。
重たい足をひきずるように山頂を目指して登っていきます。
花崗岩の山肌は、鳳凰を思い出します。

山頂からは360℃の大パノラマでした。
GWとあって、大勢の人。ガイド付のツアーも多かったみたいです。
みんな一様にテンションが高くて、ワイワイガヤガヤ。
あの山はなんだこの山はこうだってみんなのおしゃべり。
山頂にありがちなこういった雰囲気が私はとても好きです。
その中で静かに身を置いているのが、何となく好きです。

さて、雪の上のテント泊がどうだったかと言うと、
想像していたよりは寒くなかったです。
実際この夜は、テント内は氷点下にはならなかったようです。
それでも、じっとしてると次第に体の芯から冷えてゆきます。
ありったけの洋服を身体に巻いて、足元はザックの中へ。
ハードシェル(自分のと旦那の)を寝袋の上から巻いて、ホカロンをちょこちょこ移動させながら、
モンベル#3の寝袋で何とか夜を越せましたけど..。
なによりもダウンジャケットの威力が凄かったです。
一枚腰に巻くと巻かないとじゃ、全然違います。

そんなこんなでちょこちょこ目が覚めて、あまり眠れずに過ごす私の隣には、
ヒートテック一枚でイビキをかいて寝ている旦那inモンベル#0
帰ったら絶対に買いに行くぞ、と心に堅く堅く誓った夜でした。
その前に、まずは#0が入るおっきいザックを買わねば....zzz

いつか絶対表銀ブラしますっ!!

コメント

ss7377

寝袋
ゴールデンウィーク#3で大丈夫か知りたかったので大変参考になりました。アルパインダウンジャケットとサーマレストエアマットで凌げそうです 天候が良ければ。