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Yamareco

記録ID: 108118
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

裏妙義縦走[国民宿舎裏妙義-丁須ノ頭-三方境-国民宿舎裏妙義]

2011年04月30日(土) [日帰り]
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yamareco alatani その他1人
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
822m
下り
875m

コースタイム

08:03 08:20 横川駅(登山届提出)
    ↓(タクシー15分)   
08:35 08:40 国民宿舎裏妙義
     ↓(徒歩40分)
09:20 09:20 木戸
    ↓(徒歩60分)
10:20 10:25 籠沢のコル
     ↓(徒歩10分)
10:35 11:05 丁須ノ頭基部
    ↓(徒歩55分)
12:00 12:00 赤岩
    ↓(徒歩90分)
13:30 13:50 三方境
    ↓(徒歩70分)
15:00 15:10 国民宿舎裏妙義
    ↓(徒歩65分)
16:15 16:31 横川駅
     (以下略)
天候 晴れのち雨。三方境まではもったものの、その先は駅まで降られる。
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
横川駅までは信越線。そこから国民宿舎裏妙義まではタクシーを利用。
駅前に常駐してはおらず、駅前の看板にある電話番号に掛ける必要があった(1700円)。
コース状況/
危険箇所等
◎コース
 ・国民宿舎裏妙義から籠沢のコルまで、鎖場はあるが特に危険箇所はなし。
 ・籠沢のコルから丁須ノ頭まで、横方向の進みにくい鎖場がある。湿って滑りやすそうな縦方向の鎖場かいずれかを選ぶことができる。
 ・丁須ノ頭基部まではさほど危険はなし。基部から肩までは切れ落ちた左側に気をとられなければ何とか登れる。上までは腕力と度胸次第。
 ・前回詰んだ無名岩峰は右に巻くのが正解。その後のチムニー内20m鎖はやはり今回のコースで一番の難所であった。
 ・後は特に危険箇所はなし。トラバースは足場がしなることもあったが、鎖はしっかりしていた。
 ・丁須ノ頭から三方境まで、某地図では145分なのに対し、75分とするガイドブックもあった。75分では行ける気がしない。
 ・三方境からの巡視道は歩きやすかった。国民宿舎付近の沢渡りは、左に巻くと籠沢コースの登り口に合流する。

◎登山ポスト
 ・横川駅にあり。国民宿舎付近の登山道にもあり。

◎トイレ
 ・横川駅にあり。国民宿舎の駐車場にもあり。

◎ 水場
 ・駅にはあり。国民宿舎付近のトイレにもあると思われる。自販機もある。
タクシー下車地点。国民宿舎裏妙義はすぐ先。
2011年04月30日 08:38撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 8:38
タクシー下車地点。国民宿舎裏妙義はすぐ先。
籠沢コースの歩き始め。帰りもここを通ることになるとは。
2011年04月30日 08:47撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 8:47
籠沢コースの歩き始め。帰りもここを通ることになるとは。
エイザンスミレ。
2011年04月30日 08:49撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 8:49
エイザンスミレ。
どの方向をとったのかド忘れ。風穴尾根かも。
2011年04月30日 08:53撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 8:53
どの方向をとったのかド忘れ。風穴尾根かも。
タチツボスミレ。
2011年04月30日 09:01撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
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タチツボスミレ。
ミミガタテンナンショウ。マムシグサは良く見かけるが、こちらは初掲載かも。
2011年04月30日 09:02撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 9:02
ミミガタテンナンショウ。マムシグサは良く見かけるが、こちらは初掲載かも。
木戸。籠沢コースのほぼ中間地点。
2011年04月30日 09:19撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 9:19
木戸。籠沢コースのほぼ中間地点。
マルバスミレ。伊豆ヶ岳以来。この山はスミレの種類が豊富だ。
2011年04月30日 09:40撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 9:40
マルバスミレ。伊豆ヶ岳以来。この山はスミレの種類が豊富だ。
籠沢。丁須ノ頭はもうすぐ。
2011年04月30日 10:13撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 10:13
籠沢。丁須ノ頭はもうすぐ。
籠沢を振り返る。
2011年04月30日 10:19撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 10:19
籠沢を振り返る。
籠沢のコル直前に鎖がある。
2011年04月30日 10:19撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
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4/30 10:19
籠沢のコル直前に鎖がある。
籠沢のコル。前回通ったところ。
2011年04月30日 10:20撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 10:20
籠沢のコル。前回通ったところ。
横方向の鎖場は通過しづらい。
2011年04月30日 10:29撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 10:29
横方向の鎖場は通過しづらい。
丁須ノ頭基部までの鎖場。
2011年04月30日 10:36撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 10:36
丁須ノ頭基部までの鎖場。
丁須ノ頭基部から浅間山方面。
2011年04月30日 10:38撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 10:38
丁須ノ頭基部から浅間山方面。
無名岩峰から丁須ノ頭方面を望む。
2011年04月30日 11:15撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 11:15
無名岩峰から丁須ノ頭方面を望む。
チムニー内20mの鎖場を上から撮るも、高度感は伝わらない。
2011年04月30日 11:25撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 11:25
チムニー内20mの鎖場を上から撮るも、高度感は伝わらない。
チムニー内20mの鎖場を下から撮影。
2011年04月30日 11:36撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 11:36
チムニー内20mの鎖場を下から撮影。
赤岩。
2011年04月30日 12:00撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
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赤岩。
ヤシオツツジ。随所に見られた。
2011年04月30日 12:16撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
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ヤシオツツジ。随所に見られた。
来し方向を振り返る。
2011年04月30日 12:20撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 12:20
来し方向を振り返る。
写真栄えのするトラバース。
2011年04月30日 12:21撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
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写真栄えのするトラバース。
表妙義の稜線。いつか縦走してみたいもの。
2011年04月30日 12:22撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 12:22
表妙義の稜線。いつか縦走してみたいもの。
桟道トラバースを振り返る。
2011年04月30日 12:24撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 12:24
桟道トラバースを振り返る。
碓氷峠方面。かつて信越本線が通っていたところ。
2011年04月30日 12:35撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 12:35
碓氷峠方面。かつて信越本線が通っていたところ。
コイワザクラだろうか。
2011年04月30日 13:08撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 13:08
コイワザクラだろうか。
烏帽子岩。
2011年04月30日 13:13撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 13:13
烏帽子岩。
風穴尾根ノ頭付近から来し方向を振り返る。左から烏帽子岩、赤岩、無名岩峰。
2011年04月30日 13:19撮影 by  DMC-FX700, Panasonic
4/30 13:19
風穴尾根ノ頭付近から来し方向を振り返る。左から烏帽子岩、赤岩、無名岩峰。
撮影機器:

感想

今回は、前回(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-60585.html)丁須ノ頭まで登っておきながら、後続登山者の力量に怖気づいて断念してしまった裏妙義縦走。前回利用した御岳コースは意外にも体力を消耗したので、今回はタクシー代を惜しまずに国民宿舎裏妙義から登ることにする。

4時起きで最寄り駅に向かうも、みどりの窓口はまだ空いておらず、学割乗車券は諦める。途中駅で同行者と合流し、横川駅には8時頃に到着する。ここで登山届を提出する。あいにくタクシーは常駐しておらず、公衆電話で連絡を入れる。待つことしばし、駅前にやってきたタクシーに乗り込む。登山地図には2300円と書いてあるが、実際には1700円で済んだ。

登り始めから籠沢のコルまではスリリングな場所がないので地味な山歩きを楽しむ。スミレの花をよく見かけるが、新しいデジカメではマクロ撮影が上手くいかなくなったのでほどほどにする。デジカメとの相性で、ここまで写真を撮るのがつまらなくなるとは思いもよらなかった。もともと別の目的で購入したものだから致し方ない。籠沢のコルが近づくにつれて、徐々に傾斜が増してゆき、足場がザレてくる。鎖が現れれば、御岳コースとの合流は目前である。

籠沢のコルから丁須ノ頭へは10分ほどの道のりではあるが、数箇所の鎖場を通過する。途中で道が分かれるが、進みづらい横方向の鎖場か、苔と水分で足場が滑りそうな縦方向の鎖場のいずれかを通らなければならない。ここを過ぎれば丁須ノ頭が左手にそびえる。不気味に垂れ下がる鎖に誘惑されつつも、縦走が控えていることもあって、丁須ノ頭本体への登頂は諦める。

前回折り返し地点となった無名岩峰は、かつてあった左手の巻き道がテープで封鎖されており、右方向へのルートがペンキで示されていた。どうやら無名岩峰は登っても丁須ノ頭が良く見えるだけで、その先にルートは無かったようだ。いくつか鎖場を越えて稜線を進むと、チムニー内20mの鎖場が現れる。素人的には素直に上から鎖を設置してくれれば良いと思うものを、右側から廻りこむように設置してあるため、足場が見づらく、腕力を要した。

本行程最大の難所を過ぎれば、あとは楽しい桟道トラバースが待っている。足場がしなるので若干不安だが、鎖がしっかりしているため、さほど危険はない。ただ、絶壁を見上げると、地震で崩れないか不安になる。烏帽子岩を巻くと、風穴尾根ノ頭だが、ここは巻いてしまった気もする。今思えば残念なことをした。並木沢登山口に下山の予定であったが、十分鎖場を楽しんだので、巡視道を下ることにする。

下り始めてすぐに雨が降り始め、2年半ぶりに雨具を取り出す。結局この雨は駅まで止むことはなかった。タクシーを利用しても良かったが、時間が早いこともあって歩いて駅まで向かうことにする。道標には「横川駅5.0km(1時間40分)」とあるが、そんなにかかってたまるか笑。1時間ちょっとで駅に到着し、おやつ代わりに釜飯を頂き、帰京する。

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コメント

お疲れさまでした!
yamarecoさん、alataniさん、こんにちは。
裏妙義の山行、お疲れさまでした。
私も去年行ったきり、今年もと思いつつも足が伸びる悩ん
でおります。5月中に表か裏かで検討中でしたが、今のと
ころ難しい状況です。

ん・・・・、6月になるとヒルも出ますしねぇ。

でも、yamarecoさんとalataniさんの山行記録をみて、懐か
しく思い重い腰を上げなければとあらためて思いました。
2011/5/3 17:55
お蔭様で、無事に行って来られました!
tayukayuさん、お久しぶりです

昨年途中棄権に終わって以来、縦走する機会をうかがっていましたが、やっと達成することが出来ました
チムニー内20mの鎖では肝を冷やしましたが、変化のある山歩きを楽しむことができました。

改めてtayukayuさんの記録を拝見しましたが、ガスがあるのと無いのとでは大分雰囲気が違いますね
今回雨に降られた身で申し上げるのも恐縮ですが、次回は好天に恵まれることをお祈りします

表妙義の稜線を見ると、あちらも縦走してみたくなるのが怖いです笑

yamareco
2011/5/3 19:46
うーん、裏妙義はひよるなぁ(笑)
写真的に、到底自分には無理だと思うんだよなぁ…。八丁尾根で楽に上り下りできてから行くよ(笑)
2011/5/11 3:07
大丈夫だと思うけどなぁ...
mahun、コメどうも

確かに足をかけるところが狭かったりするけど、落ちたら即死的な箇所(Cf.二子山)はそんなにないから、mahunの登山経験からして、慎重に行けば問題ないと思う
ただチムニーの鎖は狭い上に足元が見えづらいから、背の高いOgは苦労してたね

本コースはマイカー周遊に打ってつけだから自信がついたら是非!

yamareco
2011/5/11 22:33
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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