雨乞岳〜武平峠を越えてシーズン最後の雪山を楽しみに〜
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- GPS
- 08:14
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,137m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪のため道迷いに注意、危険箇所は特にないがアイゼン等冬山装備は必要 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
レインウェア(ズボン)
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コッヘル
ガスコンロ
ガス
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
今年は1月の大雪もあり鈴鹿山系にはまだ雪が残っていますが、3月も中旬、そろそろ雪山シーズンも終わり。しかし、鈴鹿最奥部の雨乞岳の山頂はまだ真っ白。
ということで、最後の雪山を楽しみに、雨乞岳めざして三重県側の鈴鹿スカイライン旧料金所前駐車場を出発。今年に入ってから、こちら側からのレポートはほとんどなく、ルートの様子が分からないので、時間切れ撤退も覚悟しながらのスタート。
武平峠までの登山道にも、まだかなり雪が残っています。
武平トンネルを抜けるとトレースは全部峠の方へ。雨乞岳登山口へ向かうトレースはほぼ消えています。登山口からの急登を過ぎると、凍結した日陰の急斜面のトラバースがあり、早々にアイゼンを装着。
沢谷峠付近まではところどころワカンの跡がありましたが、峠を過ぎると動物の足跡のみ。テープを探しながら、夏の記憶を頼りにクラ谷に入りました。クラ谷も雪たっぷり。2回ほどルートを外しましたが、すぐに気づいてスマホのGPSで確認しながら復帰。春を思わせる柔らかい日差しの中で、眩しいくらいの雪面に足を踏み入れるのは最高の気分でした。寒さも感じず、長袖のインナーとメリノウールのシャツだけで山頂まで歩けました。
谷の傾斜が緩くなってくると、ほどなく七人山のコルに到着。ここまで全体的には雪は締まっていて歩きやすい。ただ、日の当たる斜面などは雪が重くなってたり、踏み抜いたりと、時間が遅くなると大変そう。
七人山のコルからは東雨乞の山頂に向かって、なるべく雪の締まったところを選んで登ります。右手には、鈴鹿北部の山々、その向こうには霊仙山や伊吹山、素晴らしい眺めに励まされながら、頑張ります。
雨乞の山頂は、風もなく静かで、聞こえるのは霧氷が融けて落ちる音だけ。暖かくて、360度の展望をゆっくり楽しむことができました。
復路も同じルート。やはり、雪が緩んで歩きにくくなったうえに、登り頑張ったツケがきて少し疲れましたが、武平トンネル近くの駐車場で遅い昼食をとって14時46分に下山。結局、駐車場を出発してから誰にも会いませんでした。
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