玄岳（〜丹那断層〜函南駅）

2017年03月16日(木) [日帰り]

• GPS: 05:03
• 距離: 15.2km
• 登り: 717m
• 下り: 848m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:53

9:47 玄岳ハイクコース入口バス停
10:37 10:37 熱海新道
11:15 11:52 玄岳
12:20 12:28 氷ヶ池
13:07 13:07 熱函道路
13:26 13:38 丹那断層公園
13:54 14:12 酪農王国オラッチェ
15:40 函南駅

天候

晴〜曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）〈JR東海道線〉⇒熱海駅、→玄岳ハイクコース入口（東海バス）
帰り）函南駅⇒〈JR東海道線〉

コース状況／危険箇所等

玄岳ハイクコース入口から玄岳を越え、熱函道路までは整備された登山コース。
それ以降は一般道で、丹那断層公園から酪農公園オラッチェまでは道は明確で迷わず行ける。オラッチェからは地図を頼りに歩く必要があり、山越え、酪農地域を経た後、古い林道の1本道を通って函南駅に達する。

その他周辺情報

酪農公園オラッチェでタクシーを呼べる

写真

3/16 9:46

バス停そばの玄岳登山口

3/16 10:06

20分歩いてここから山道

3/16 10:36

熱海新道の上、才槌の洞とある、看板の下部に説明が

3/16 11:04

視界が開け、熱海方面を見下ろせる

3/16 11:07

笹原の向こうに玄岳が見える

3/16 11:38

そして玄岳頂上に

3/16 11:17

正面は富士山のはずだが

3/16 11:38

西側、愛鷹山から沼津市街を一望

3/16 11:17

その南側、沼津アルプスと駿河湾

3/16 11:51

東側に廻ると、相模湾の展望が

3/16 11:40

西側の駿河湾をもう一度

3/16 11:54

笹原を下る

3/16 11:56

伊豆スカイラインの向こうに箱根の山が望める

3/16 11:58

下方に氷池が見える

3/16 12:21

その氷池

3/16 12:21

縦に伸びて意外と大きい

3/16 12:46

杉林を下る

3/16 12:57

ここで山道が終了する

3/16 13:03

牧場の向こうに富士のはずが

3/16 13:25

丹那断層公園、1930年の北伊豆地震（震度6）で起きた断層

3/16 13:32

その地下観測施設

3/16 14:11

酪農王国オラッチェ

3/16 13:58

名物のソフトクリームは濃厚だった

3/16 14:43

伊豆半島方面、駿河の海がわずかに覗く

3/16 14:45

玄岳山麓に広がる住宅／別荘の景観

3/16 14:57

竹林を通って林道を経て函南駅に向かう

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M10 オリンパス

感想

kesera182

伊豆半島の付け根にあって伊豆随一の展望とされる玄岳にでかけた。
熱海駅からひばりヶ丘行きバスに乗り、玄岳ハイクコース入口で降りる。最初は住宅地の中のかなり急勾配の舗装路、やがて山道になり、熱海新道を陸橋で越えると才槌の洞の看板がある。灌木の道から赤土のきつい登りとなり、やがて尾根筋に達し、一気に熱海側の視界が開ける。温泉街や初島、相模湾の眺望が目に入り一息つける。そして左手の笹原の向こうに玄岳が見える。ここから回り込んでひと登りで頂上に達する。

標高約800mの頂上そのものは笹原の小高い丘のようだが、ぐるりと360度に見渡せる絶好の展望台となっている。しかし肝心の富士山は雲の中で残念！。それでも富士の裾野から愛鷹山、沼津市街から駿河湾にかけてのパノラマ景観が素晴らしい。反対側に廻ると相模湾が眩しい。玄岳は駿河湾と相模湾を同時に見られるのが魅力とあるのに納得する。

他に誰もいない玄岳頂上でお昼をとった後、北側笹原の急斜面を下って氷ヶ池に向かう。途中、伊豆スカイラインの向こうに箱根の山々が確認できる。氷ヶ池はひっそりとした静かな佇まいだ。

氷ヶ池から丹那盆地に向かって下り、熱函道路でハイキングコースは終る。
ここから国の天然記念物の丹那断層を見てから酪農王国オラッチェで休憩、人気のソフトクリームをかじる。
あとは函南駅への道。新旧丹那トンネルの上を通って山越えとなり、小さな牧場が点在する酪農地帯を通る。このあたりは乳牛などを見ながらのんびり歩ける。そして最後は長い林道、それもほとんど人の通らないような古い林道を歩く。延々と続く感じがする頃にようやく函南駅に達する。

今回は後半の平地歩きが多少長いというややバランスの悪い山行になったが、玄岳の展望を楽しめた山歩きにはなったと思う。