百尋の滝→川苔山→鳩ノ巣駅
- GPS
- 06:48
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,444m
コースタイム
10:30 百尋の滝
12:00 川苔山 *休憩
13:00 川苔山 *出発
15:00 大根ノ山ノ神
15:30 登山口
15:40 鳩ノ巣駅
天候 | 晴れときどき薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鳩ノ巣駅(JR青梅線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日は雨。 百尋の滝までの沢沿いの道は、時折ぬかるみがある。 道自体も狭いため、注意は必要。 それ以降は特に影響なし。 |
写真
感想
■奥多摩駅まで
連休の中日である5月4日に山に行こう、と決めたのは前日の夕方のことだった。泊まりで丹沢へ行こう、などと前々から話してはいたのだけど、うまく計画できなかったのだが前日に急に決めることになった。ちょうど出先で決めたのでスーパーに寄り少し買い物をして、帰宅してから半ば慌てて装備の支度をした。
実は元々、同じ鷹ノ巣山に行こうとしていたのだった。5月中旬に泊まりで雲取山に行く予定があり、その足慣らしとするつもりだった。ガイドブックに載っていた峰谷バス停から登り鷹ノ巣山頂上を経て水根沢谷を下る、というルートにするつもりだった。奥多摩駅から峰谷に向かうバスは7時50分発。電車の時間から逆算すると5時過ぎには起きる必要がある。朝食の準備までした上で、早めに眠った。
■奥多摩駅〜川乗橋
起床して着替えて家を出て、歩きながら朝食を胃に詰め込んで電車に揺られ、7時46分に奥多摩駅に着いた。登山客でさすがのにぎわい。駅を出て通りを挟んで向こうに峰谷行きのバスが出発を待っている。よしよし計画通りだぜ。と胸を撫で下ろしていると連れがトイレに行くという。どうぞどうぞ、と言って待っていると、バスはそそくさと出てしまった。しまった、ちょっと予定が狂ったな、まあ次のバスでも間に合うだろう、と通りを渡ってバス停に備え付けの時刻表を見ると、次の峰谷行きは12時30分発とある。おお、これは失敗した。なんとなく、朝のうちにもう1本くらいあるだろうと油断していたこと自体に、今更気がつく。
連れが戻ったのでバスが行ってしまったことを告げ、違うバスで鷹ノ巣山の登山口に向かおう、ということになった。稲村岩とヒルシクイノタワがぱっと浮かんだのは、それが奥多摩で最もハードな斜面として有名だからだろう。他の登山口も考えられたのかもしれないが、ここでもう一つの逆境がやって来たことに気がつき、頭の中に入っている登山口だけで勝負せざるを得なかった。その逆境とは・・・
地図を家に忘れた。
逆境にもほどがある。ハイキングそのものの中止も選択肢に入れるべき状況である。意外とまだ入ったことの無い、もえぎの湯でも入って帰るか、この時間なら空いてるべ、とも思ったが、ここを逃すと連休は山に行けないことになるので必死に考える。結局、ビジターセンター(開館前だったが何故か入れた)で地図をもらい、万が一のことを考えて人でにぎわっていそうな山に、次の東日原行きのバスで向かおう、ということになった。となると出てくる答えは、自ずと川苔山、ということになるのだった。
■川乗橋〜川苔山
何事もなかったような顔をして川乗橋バス停に降り立ったのは9時より少し前のことだった。ビジターセンターでもらった地図は10万分の1だったので、歩き始めると役に立たない。iPhoneで周辺の地図をダウンロードして画像として保存したり、登山口にあった地図をデジカメで撮っておいたり、出来る限りのことをして臨んだ。幸いにして道に迷う場面は一度もなかったが、二度とこういうことが起こらないようにしたい。
と前段が長くなったものの、道程はとても楽しかった。まだ色鮮やかな新緑が目にやさしく、強すぎない日差しで程よく暖まった体を、沢から吹き抜ける風がふわりと冷やしていく。新しいソフトシェルのデビューだったのだが、単にシャツだけでも快適だったと思う。百尋の滝から先は90分ほどアップダウンが続き、それなりに足を使うことが出来たので、雲取山への足慣らしにもなったと思う。道標もきちんと整備され、他の登山客も途切れることなく、地図が無いことによって困る場面は全く問題はなかった。もちろんこれは非常事態ではあるのだけれど。
■川苔山〜鳩ノ巣駅
頂上はたいへんなにぎわいだった。あまり広くない頂上なので手前のなだらかな登りにも沢山の人がレジャーシートを広げていた。昼食は久しぶりにおにぎりにした。秋冬は暖をとるためにラーメンを作っていたのだけれど、もはや頂上でも暑いくらいの季節になった。もちろん天気や気候によっては暖かい物を食べたいときもあるかもしれないけれど、この日はおにぎりで大正解。周りを見渡しても「おにぎり率」が高かった。
下りは鳩ノ巣駅に向かった。やはり難所は無く、2時間半ほど淡々と下った。殆どは杉林で、奥多摩では見慣れた下りの風景だな、と思った。
鳩ノ巣駅ではトイレと洗面をすませると、程なく電車が来たのでそそくさと出発してしまった。駅の前のお店ではラムネなどの飲み物やゆでたまごなどの食べ物も売っていたようで、いずれ時間があるときに立ち寄りたいなと思っている。
nnaotaka さんコンバンワです。
だるまが、だるまが気になります。
もしやして持参したのでは?
はじめましてコンバンワ!
だるま、気になりますよね。
写真をアップ目で撮ったので分かりづらいのですが、もう少し引くと、すぐ側に道標が立っています。
ちなみに置いたのも目を入れたのも僕ではありません!神社の人が置いたのかな、と思ってます。
nnaotakaさん、再びコンバンワです。
だるまの件了解しました。
と、Nikon FM2/T 渋くて良いですね、良いカメラなので何時までも大切に使って下さいね。
FM2/Tはいつも同行している嫁さんのものなのです。
フィルムを手に入れるのも手間がかかるのでたまーに、しか使いませんが、いいカメラです。
川苔、ワンゲル部で行こうと思っていたのに、
先に行かれてしまいましたねぇ(笑)
しかし、およそ6時間位の行程、けっこう歯ごたえありそうです。。。
途中の写真で、木の芽?とコメントしていた植物の写真はマムシグサですよ。
私も登るたびに、??な植物があって、そこも楽しいですね。
ありがとうございます。
植物は疎いんです。ほんとうに。スミレすら分からないくらい。
いつかちゃんと勉強したいですけど、いまは山そのものだけで手一杯・・・
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