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Yamareco

記録ID: 1088096
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 餌掛谷から南峰 山スキー

2017年03月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:48
距離
16.3km
登り
1,484m
下り
1,481m
天候 ガスによる視界不良のち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
林道アプローチが長いが、法面雪崩も少なく容易に高度を上げれます。2100-2200mの夏道の登りが一部雪壁・雪庇を形成しており、危険な状態。左右は全く視界がないため、正面突破したが、最後の5mがスキー担ぎ、ダブルアックス、雪壁崩しで難儀・・・取付き大棚は滑走時の登り返しが無いよう微妙に修正しながら進もう。思ったよりも積雪が多く上部はラッセルとなりそうな気配で、やはり2000m以上はセミファット板でやや重い新雪の靴ラッセルでした。20儔爾縫ラスト面がありややずれる感じだが、結合は比較的良好で、大きな雪崩の心配はない。樹林斜面で流されないよう注意しよう。2300mの視界が最低で、足元とGPSをにらめっこして進む。山頂直下はカリカリの氷であった。
滑走は・・・思ったよりも状態が良く山頂直下50m以下は適度なパウダーライドが楽しめた。全般的には3月下旬にもかかわらず、パウダーライドが楽しめたが、salomon GUN(セミファット)ではラッセルがきつく、メガファットでも良かったと思う。

国道沿い除雪駐車地にカップラーメン、おにぎりゴミが散乱していた❗全部拾いましたが、もし山スキーヤーの仕業ならば情けないです。
その他周辺情報 下山後平湯民俗資料館;無料露天風呂
往路林道より大堰堤を望む
2017年03月19日 06:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 6:07
往路林道より大堰堤を望む
ガスが立ち込めてきた。風がないためこの後、山頂直下2200m付近まで視界不良が続く
2017年03月19日 07:17撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 7:17
ガスが立ち込めてきた。風がないためこの後、山頂直下2200m付近まで視界不良が続く
サンレイクラストに新雪20僉雪崩注意斜面が続く。
2017年03月19日 07:18撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 7:18
サンレイクラストに新雪20僉雪崩注意斜面が続く。
尾根を細かく乗り換えジリジリ詰めあがる
2017年03月19日 08:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 8:06
尾根を細かく乗り換えジリジリ詰めあがる
ラッセルがんばってくれる先生
いつも申し訳ありません(k)
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ラッセルがんばってくれる先生
いつも申し訳ありません(k)
3月下旬のパウダーの登り。なかなか休ませてくれない
2017年03月19日 08:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 8:06
3月下旬のパウダーの登り。なかなか休ませてくれない
トラバース作戦で、帰路の滑走路を作成しながらラッセル
2017年03月19日 08:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 8:19
トラバース作戦で、帰路の滑走路を作成しながらラッセル
視界不良。2100mの雪壁はビビリが入りダブルアックス・つぼ足とした
2017年03月19日 09:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 9:21
視界不良。2100mの雪壁はビビリが入りダブルアックス・つぼ足とした
視界不良なためGPSを駆使して標高を上げて行く(k)
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視界不良なためGPSを駆使して標高を上げて行く(k)
そして森林限界を超える
2017年03月19日 11:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:06
そして森林限界を超える
ここまで頑張ってきた
とは言っても先生におんぶにだっこだった(k)
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ここまで頑張ってきた
とは言っても先生におんぶにだっこだった(k)
アルパインな眺めだ(k)
2
アルパインな眺めだ(k)
たまに明るくなるが、回復の兆しか(k)
2
たまに明るくなるが、回復の兆しか(k)
もう少し(k)
南峰山頂に到達
2017年03月19日 11:06撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:06
南峰山頂に到達
温泉好きにはいい匂い(k)
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温泉好きにはいい匂い(k)
北峰の硫黄ガス
2017年03月19日 11:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:28
北峰の硫黄ガス
展望が良ければ文句なしだったが
風がそれほど強くなかったので助かりました(k)
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展望が良ければ文句なしだったが
風がそれほど強くなかったので助かりました(k)
北峰を望む
2017年03月19日 11:28撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:28
北峰を望む
北峰の硫黄ガス
2017年03月19日 11:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:29
北峰の硫黄ガス
頑張りまくりました
2017年03月19日 11:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:29
頑張りまくりました
さあ下山
2017年03月19日 11:29撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 11:29
さあ下山
正面に白谷山を望みながら滑走(k)
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正面に白谷山を望みながら滑走(k)
上部はカリカリだったが、吹き溜まりは楽しい(k)
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上部はカリカリだったが、吹き溜まりは楽しい(k)
白谷山も課題としているのだが・・・
2017年03月19日 12:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 12:43
白谷山も課題としているのだが・・・
白谷山を熱望する先生(k)
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白谷山を熱望する先生(k)
なかなか手ごわい稜線
2017年03月19日 12:43撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 12:43
なかなか手ごわい稜線
林道はヘロヘロの滑りになってしまった
2017年03月19日 13:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 13:12
林道はヘロヘロの滑りになってしまった
さあバイバイである
2017年03月19日 13:12撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/19 13:12
さあバイバイである
振り返れば、焼岳全貌
2017年03月19日 13:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 13:21
振り返れば、焼岳全貌
さようなら焼岳よ
2017年03月19日 13:21撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/19 13:21
さようなら焼岳よ
撮影機器:

装備

個人装備
salomon 10-80 GUN ATK race スキーアイゼン シール ダブルピックストック(BDセルフアレスト) ビーコン ショベル ゾンデ 無線機 アイゼン スノーソウ

感想

この連休どこへ行こうかと詮索していたところ、先生からのお誘い。
霞ちゃんか焼岳かで、焼岳に決定。
先生お勧めのルートみたいで、非常に楽しみだ。
国道の林道下スペースに車を停め、そこからシールで進むことができた。
しかし、天気予報は☀のはずであったが、雪が止まない。
結局、時期外れのパウダーに当たったのだが、いいのか悪いのか。
林道歩きは長くて道なりに進めばいいが、尾根に取り付いてからは何度も来たことのある先生に常にリードしてもらう。
なので、先生にはラッセルを任せっぱなしになってしまい、本当に申し訳ない。
雪は止んできたものの、一向にガスが晴れないので、GPSと地形図を頼りに進んで行く。(でも先生の記憶が一番頼もしかった)
森林限界まで出るとたまに硫黄臭が漂ってくる。(いい匂い(笑)だが、中毒が心配)
山頂直下まで来ると一瞬青空も見え出した。
最後の岩峰を乗り越えて山頂に到着。(岩峰と言いながらも小石程度)
やりました〜。先生に感謝!
がっちりと握手を交わして労を労う。
南峰は通常立ち入り禁止だが、冬場はいいのでしょうか?若干気になるところ。
夏場には入れないところに来ることができ、感謝感激。
これで穂高までの展望が見れたら本当に最高だったでしょうね。
すぐに滑走の準備に入り、美味しそうな斜面を探しながら落ちて行く。
上部はアイスもあったが、標高を落とすとパウダー三昧。
森林限界上は全く雪崩の心配なし。
標高を落として斜度のあるところは若干雪崩の心配はあったが、疎林でそんなに気にすることもなく滑走。
天気が回復し出して2,100m当たりの登り返しを振り向いたところ、かなりの絶壁。
登っている時はガスで見えなかったので、苦にならなかったが、よく見えると嘆きたくなるような斜面であった。
林道まで下り、あとはジェットコースターと行きたいところだが、やはりストップスノー。この時期はやはりこうですね。
駐車スペースまで戻り、がっちりと握手。
いつも頼りになる先生です。これに懲りずにまたいろいろとご教示願います。



焼岳は南面・北面・東面・西面などすべての方向から登っているがアクセスの便利さでは、餌掛谷林道経由が国道Door to Doorで最も便利。
今回は視界不良・悪天でしたが二人で挑んだため敗退する理由は無かった。昔の記憶とGPS計器飛行も参考に山頂まで導かれた。単独だったら挫折していたかもです。ktn92さん同行ありがとうございました❗
反省点。2000mラインで右沢状を進まず、左樹林斜面を選択すべき。帰路登り返しに捕まらないルート選択にするべきだった。ただしこの日は視界不良でやや雪崩も避けるには致し方なかった。まだまだひよっこだったようです。

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