北蔵王雁戸山(北川、小屋の沢出合より)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:56
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:20
天候 | 19日晴れ、20日晴れ強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 登りは取り付きから明瞭な尾根どうしのルートで小ピークのアップダウンを数回繰り返す、樹林帯は1300m付近まで続く、下りは山頂から登った尾根をピーク1320m下のビバーク地点まで戻り北東に延びる樹林の尾根を下り(途中急斜面が一カ所有る)スキー場を経由し国道286号線に至る。 雪の状況は出だしは少ないが尾根を少し登ると雪に覆われる、三角点662.6mでワカンを装着、最大膝位のラッセルが1300m下付近まで続く、10時頃から気温が上がり重い雪に非常に苦労する、ピーク1320m下から雁戸山下のコルまでワカンで進みコルを少し登った所でウインドクラストした急斜面になりアイゼンに変え山頂まで進む、下りもアイゼンを使用しピーク1320m上で再びワカンに履き替えスキー場下まで進んだ。 踏み跡は登りはニセ雁戸山まで全く無し、下りはピーク1320m下から北東に延びる尾根の最初のコル付近でスキー場から登って来たと言う10人程のパーティーとスライドしその後はそのラッセル跡を使わせて頂き大変助かった。 危険箇所等 雁戸山直下の急斜面ウインドクラストしており強風等でバランスを崩さないように注意したい。 |
写真
感想
北川、小屋の沢出合いの尾根の末端より雁戸山を目指す。当初の計画では雁戸山を越え八方平の小屋まで行き宿泊し更に名号峰までと考えていたが体力の無さとアップダウンの多い尾根の長さと積もった雪(湿って重い)の多さの為に樹林帯が終わる1300m付近でビバークとなる。ビバークと言っても風の弱い斜面を整地し灌木を利用してツェルトを張り快適とは言え無いが充分な夜を過ごせた。
二日目はほぼ快晴だが風が強い、尾根を登りニセ雁戸山手前のピークを越えると北雁戸山と南雁戸山が見事に見えた、北雁戸山の急斜面をアイゼン装着で登り快晴強風の北雁戸山到着、存分に景色を堪能する、ここまでの苦労が報われた感がある、南雁戸山まで行こうか迷ったが無理はせず山頂直下の風が比較的弱い所で休憩し下山する事にする。下山は一旦ビバーク地点まで戻りスキー場に続く樹林の尾根を下る、風は弱まったが下りとはいえラッセルがきつく先が思いやられる。
下り始めるとなんと尾根の向こうから人がわさわさと上がってくるではないか10人程いる助かったと思った、スライドする時聞いた話ではスキー場から登り始めたがここまでラッセルが大分きつかったらしい、尾根の途中でビバークし雁戸山を登って来たといったら驚いていた。ラッセルのお礼を言って別れる、ここからはラッセル跡が有るので快適に進める、途中急斜面の下降が有ったがこの積雪の状態でこの斜面を登るのは大変だったろうなと思った。スキー場を下る途中最上部のリフトが動いていないのでスキーヤーに聞いてみたらトップシーズンの土日しか動かないらしい、利用を考えている人はスキー場に確認した方は良い、スキー場下から国道286号線を40分程歩いて駐車地点に戻り帰路に着く。
結果的に計画どうりにはいか無かったが雪上でのビバークは良い経験になったと思うし北雁戸山からの下山も適切な判断だと思っている。
コメント
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スキー場からのパーティーの一人です。
自分も少し言葉を交わしたと思いますが、あの方が mikiosam さんだったとは
これで二週連続でヤマレコユーザーさんと山でお会いしたことになります。
お互い(自分は吉田岳さんに連れて行ってもらっただけですが・・)時期外れの積雪量に苦しめられたものの、絶景を堪能できましたね。
これからもレコを参考にさせていただきます。
お疲れ様でした
simafukuro様
こんにちわ。あの時すれ違った方々の中にいらっしゃったんですね。あの後無事登頂された様で良かったです、私は皆様の踏み跡のおかげで道に迷う事も無く下山出来ました、有り難う御座います。又どこかの山で会えると良いですね、お疲れさまでした。
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