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Yamareco

記録ID: 1090121
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

北蔵王雁戸山(北川、小屋の沢出合より)

2017年03月19日(日) ~ 2017年03月20日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
14.2km
登り
1,346m
下り
1,347m

コースタイム

1日目
山行
8:59
休憩
0:57
合計
9:56
6:20
106
スタート地点 北川、小屋の沢出合
8:06
8:32
123
三角点662.6m
10:35
10:50
178
三角点895.5m
13:48
14:04
45
三角点1036.8m
14:49
87
ピーク1156m
16:16
ピーク1320m手前ビバーク地点
2日目
山行
7:25
休憩
0:55
合計
8:20
7:20
70
ピーク1320m手前ビバーク地点
8:30
75
ニセ雁戸山、笹雁新道合流点
9:45
15
北雁戸山
10:00
10:28
34
頂上下休憩
11:02
54
ニセ雁戸山、笹雁新道合流点
11:56
103
ピーク1320m手前ビバーク地点
13:39
13:58
54
スキー場ゲレンデトップ
14:52
15:00
40
スキー場ゲレンデ下国道286号線
15:40
ゴール地点 北川、小屋の沢出合
天候 19日晴れ、20日晴れ強風
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車地点 北川、小屋の沢出合から高速道路高架橋を抜てすぐの尾根の末端付近
コース状況/
危険箇所等
コース状況 登りは取り付きから明瞭な尾根どうしのルートで小ピークのアップダウンを数回繰り返す、樹林帯は1300m付近まで続く、下りは山頂から登った尾根をピーク1320m下のビバーク地点まで戻り北東に延びる樹林の尾根を下り(途中急斜面が一カ所有る)スキー場を経由し国道286号線に至る。
 雪の状況は出だしは少ないが尾根を少し登ると雪に覆われる、三角点662.6mでワカンを装着、最大膝位のラッセルが1300m下付近まで続く、10時頃から気温が上がり重い雪に非常に苦労する、ピーク1320m下から雁戸山下のコルまでワカンで進みコルを少し登った所でウインドクラストした急斜面になりアイゼンに変え山頂まで進む、下りもアイゼンを使用しピーク1320m上で再びワカンに履き替えスキー場下まで進んだ。
 踏み跡は登りはニセ雁戸山まで全く無し、下りはピーク1320m下から北東に延びる尾根の最初のコル付近でスキー場から登って来たと言う10人程のパーティーとスライドしその後はそのラッセル跡を使わせて頂き大変助かった。
 
危険箇所等 雁戸山直下の急斜面ウインドクラストしており強風等でバランスを崩さないように注意したい。
一日目 尾根の末端からスタート
2017年03月19日 06:18撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
5
3/19 6:18
一日目 尾根の末端からスタート
杉林の中を歩く
2017年03月19日 06:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3
3/19 6:21
杉林の中を歩く
尾根が雪に覆われて来る
2017年03月19日 06:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
3/19 6:31
尾根が雪に覆われて来る
雪が増えてくる
2017年03月19日 07:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3
3/19 7:31
雪が増えてくる
三角点662.6m、ワカンを装着
2017年03月19日 08:05撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
5
3/19 8:05
三角点662.6m、ワカンを装着
三角点662.6mから仙台神室岳
2017年03月19日 08:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8
3/19 8:07
三角点662.6mから仙台神室岳
樹林の尾根を登る
2017年03月19日 08:32撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
3/19 8:32
樹林の尾根を登る
小屋の沢の対岸に六方山(三角点1024.5m)
2017年03月19日 09:19撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
3/19 9:19
小屋の沢の対岸に六方山(三角点1024.5m)
気温が上がり雪が重くなる
2017年03月19日 09:25撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 9:25
気温が上がり雪が重くなる
これから歩く尾根
2017年03月19日 09:52撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
6
3/19 9:52
これから歩く尾根
ピーク780mより大東岳
2017年03月19日 09:53撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 9:53
ピーク780mより大東岳
三角点895.6m湿った雪にスピードが上がらない
2017年03月19日 10:50撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3
3/19 10:50
三角点895.6m湿った雪にスピードが上がらない
三角点895.6mを越えると南雁戸山が見えた
2017年03月19日 10:55撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
6
3/19 10:55
三角点895.6mを越えると南雁戸山が見えた
ブナの林を登る
2017年03月19日 11:10撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
3/19 11:10
ブナの林を登る
キノコ雪の尾根を登った
2017年03月19日 11:48撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 11:48
キノコ雪の尾根を登った
三角点895m
2017年03月19日 12:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 12:23
三角点895m
三角点895mより二口山塊
2017年03月19日 12:24撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 12:24
三角点895mより二口山塊
906mが見える
2017年03月19日 12:35撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
3/19 12:35
906mが見える
三角点1036.8mへの登り
2017年03月19日 14:37撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
3/19 14:37
三角点1036.8mへの登り
三角点1036.8mより、奥のピークを目指す
2017年03月19日 14:49撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 14:49
三角点1036.8mより、奥のピークを目指す
樹林帯が終わる。登ってた尾根を振り返る
2017年03月19日 16:04撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
5
3/19 16:04
樹林帯が終わる。登ってた尾根を振り返る
手前が三角点1320m奥にニセ雁戸山。今日はここでビバークする
2017年03月19日 16:16撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
10
3/19 16:16
手前が三角点1320m奥にニセ雁戸山。今日はここでビバークする
今日のお宿の完成
2017年03月19日 16:52撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/19 16:52
今日のお宿の完成
二日目 ツェルトの中から朝日。レンズが曇っていていい感じに写った
2017年03月20日 05:53撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
6
3/20 5:53
二日目 ツェルトの中から朝日。レンズが曇っていていい感じに写った
天気は良いが風が強い
2017年03月20日 07:18撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 7:18
天気は良いが風が強い
南雁戸山が真近に見える
2017年03月20日 07:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 7:31
南雁戸山が真近に見える
強風の尾根を登る
2017年03月20日 08:08撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 8:08
強風の尾根を登る
ニセ雁戸山手前のピークより南雁戸山と北雁戸山
2017年03月20日 08:19撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 8:19
ニセ雁戸山手前のピークより南雁戸山と北雁戸山
ニセ雁戸山に向う
2017年03月20日 08:19撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 8:19
ニセ雁戸山に向う
北雁戸山
2017年03月20日 08:20撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 8:20
北雁戸山
ニセ雁戸山より南雁戸山と北雁戸山
2017年03月20日 08:30撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 8:30
ニセ雁戸山より南雁戸山と北雁戸山
強風の北雁戸山直下
2017年03月20日 08:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 8:39
強風の北雁戸山直下
北雁戸山到着
2017年03月20日 09:45撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 9:45
北雁戸山到着
北雁戸山より南雁戸山
2017年03月20日 09:45撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 9:45
北雁戸山より南雁戸山
北雁戸山より熊野岳
2017年03月20日 09:45撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 9:45
北雁戸山より熊野岳
北雁戸直下で休憩
2017年03月20日 10:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 10:28
北雁戸直下で休憩
休憩地点よりニセ雁戸山
2017年03月20日 10:29撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 10:29
休憩地点よりニセ雁戸山
ニセ雁戸山より下降に使う尾根
2017年03月20日 11:02撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 11:02
ニセ雁戸山より下降に使う尾根
ニセ雁戸山手前のピークより南雁戸山
2017年03月20日 11:16撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 11:16
ニセ雁戸山手前のピークより南雁戸山
ニセ雁戸山手前のピークより名号峰に続く北蔵王縦走路
2017年03月20日 11:16撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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ニセ雁戸山手前のピークより名号峰に続く北蔵王縦走路
ニセ雁戸山手前のピークよりビバーク地点に下る尾根
2017年03月20日 11:17撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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ニセ雁戸山手前のピークよりビバーク地点に下る尾根
ビバーク地点は右側の斜面
2017年03月20日 11:51撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 11:51
ビバーク地点は右側の斜面
ビバーク地点よりスキー場に続く尾根
2017年03月20日 11:56撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 11:56
ビバーク地点よりスキー場に続く尾根
スキー場から登って来たパーティーを見送る
2017年03月20日 12:19撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
4
3/20 12:19
スキー場から登って来たパーティーを見送る
下って来た尾根を振り返る
2017年03月20日 12:30撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 12:30
下って来た尾根を振り返る
昨日登った尾根。左がピーク1165m
2017年03月20日 12:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 12:31
昨日登った尾根。左がピーク1165m
下りはラッセルの跡が有り助かった
2017年03月20日 12:35撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
5
3/20 12:35
下りはラッセルの跡が有り助かった
急斜面を下降した
2017年03月20日 13:10撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 13:10
急斜面を下降した
ブナの林を下る
2017年03月20日 13:10撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
3/20 13:10
ブナの林を下る
スキー場ゲレンデトップで休憩
2017年03月20日 13:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 13:39
スキー場ゲレンデトップで休憩
ゲレンデ下到着ワカンを外す
2017年03月20日 14:52撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 14:52
ゲレンデ下到着ワカンを外す
国道286号線から山を振り返る。雁戸山は見えない
2017年03月20日 15:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 15:28
国道286号線から山を振り返る。雁戸山は見えない
駐車地点に到着
2017年03月20日 15:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/20 15:39
駐車地点に到着
撮影機器:

感想

 北川、小屋の沢出合いの尾根の末端より雁戸山を目指す。当初の計画では雁戸山を越え八方平の小屋まで行き宿泊し更に名号峰までと考えていたが体力の無さとアップダウンの多い尾根の長さと積もった雪(湿って重い)の多さの為に樹林帯が終わる1300m付近でビバークとなる。ビバークと言っても風の弱い斜面を整地し灌木を利用してツェルトを張り快適とは言え無いが充分な夜を過ごせた。
 二日目はほぼ快晴だが風が強い、尾根を登りニセ雁戸山手前のピークを越えると北雁戸山と南雁戸山が見事に見えた、北雁戸山の急斜面をアイゼン装着で登り快晴強風の北雁戸山到着、存分に景色を堪能する、ここまでの苦労が報われた感がある、南雁戸山まで行こうか迷ったが無理はせず山頂直下の風が比較的弱い所で休憩し下山する事にする。下山は一旦ビバーク地点まで戻りスキー場に続く樹林の尾根を下る、風は弱まったが下りとはいえラッセルがきつく先が思いやられる。
 下り始めるとなんと尾根の向こうから人がわさわさと上がってくるではないか10人程いる助かったと思った、スライドする時聞いた話ではスキー場から登り始めたがここまでラッセルが大分きつかったらしい、尾根の途中でビバークし雁戸山を登って来たといったら驚いていた。ラッセルのお礼を言って別れる、ここからはラッセル跡が有るので快適に進める、途中急斜面の下降が有ったがこの積雪の状態でこの斜面を登るのは大変だったろうなと思った。スキー場を下る途中最上部のリフトが動いていないのでスキーヤーに聞いてみたらトップシーズンの土日しか動かないらしい、利用を考えている人はスキー場に確認した方は良い、スキー場下から国道286号線を40分程歩いて駐車地点に戻り帰路に着く。
 結果的に計画どうりにはいか無かったが雪上でのビバークは良い経験になったと思うし北雁戸山からの下山も適切な判断だと思っている。

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コメント

お疲れ様でした
スキー場からのパーティーの一人です。
自分も少し言葉を交わしたと思いますが、あの方が mikiosam さんだったとは
これで二週連続でヤマレコユーザーさんと山でお会いしたことになります。
お互い(自分は吉田岳さんに連れて行ってもらっただけですが・・)時期外れの積雪量に苦しめられたものの、絶景を堪能できましたね。

これからもレコを参考にさせていただきます。
お疲れ様でした
2017/3/21 17:22
Re: お疲れ様でした
simafukuro様 
こんにちわ。あの時すれ違った方々の中にいらっしゃったんですね。あの後無事登頂された様で良かったです、私は皆様の踏み跡のおかげで道に迷う事も無く下山出来ました、有り難う御座います。又どこかの山で会えると良いですね、お疲れさまでした。
2017/3/22 9:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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