日本平山 踏み跡なき雪堤は続く
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 9:10
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
新潟県下越地方には、日本と名の付く山が二山ある。日本平山と日本国である。日本国には“山”の字は付いていない。その由来は定かではない。
日本平山は、なだらかな山容からついたものであろう。登山道は、早出川からのルートが主となっていて、日倉山を経由するルートは登山禁止になっているようだ。
谷沢側からのルートは、大須郷(新潟市自然の森)からと谷沢集落とのルートがあるが、大須郷からが多く歩かれているようである。いずれを選択しても距離は長い。雪の道だから、夏道にとらわれることは無いが、無難に大須郷ルートを取る。イメージ的に言えば、広い尾根上を真っすぐ歩いて行く感じで、比較的安全と思われるからだ。
一歩踏み出すと、ずぼっと抜かってツボ足登降は無理でスノーシューを履く。雪は重い。人分山への標識が有るが、「分」の字は塗り直したうえに書き直してあった。最近、「人別山」と表記されているようだが、以前は「人分山(ひとわけやま)」と表記されていたはずである。どちらも同じような意味だと思うが、その日の仕事の割り振りをしたところだと聞いていたので「分」の方がそれらしい。
今回のコースは、「中山新道」と標識にある。山域の中央尾根を行く道である歩き始めは森林公園の遊歩道と重なる。杉林の中の道は、土の出ている部分もあり、春を感じさせる。杉林を過ぎると雪に覆われた道となる。やがて雪庇の発達した雪堤上を歩く。長く続く雪堤は気分は最高!!。ツピー、ツピーとヤマガラのさえずり。いいね〜!!。こういう雪堤の歩きは。足跡の無い雪堤はなおさらだ。
尾根筋は微妙に屈曲し、尾根は四方へと派生する。トレースが残っているうちは良いが、もし吹雪や降雪があれば、持倉沢や谷沢川流域に入り込んでしまってもおかしくはない。地図上から判断すると、持倉沢側へは絶対に入り込みたくない、と思う。ところどころリボンを付ける。期待した飯豊連峰の展望は、ガスに覆われて鮮明な姿は見ることが出来なかった。
人分山まで3時間近くかかってしまった。このままのペースでは、懐電歩行のおそれが出てきた。といってもペースは上がらない。今回の最低のノルマ、人分山までは登った。中途撤退もやむを得ない状況になった。次の目標を大池付近として前進。
雪が降ったのか、真っ白な雪堤が続く。大池を目指してルートを取るが、時間切れのおそれが強くなったので、付近の高みから引き返すこととして斜上する。広々とした尾根上を進み尾根の先端に立つ。日本平山の山頂までは、往復三時間はかかりそうだった。今日はここまで。川内山塊の眺めを満喫して戻る。
妙高さん パソコン生き返ってよかったです
それにしてもトレースがないところは大変そう。
うさぎさんは簡単に行くけど〜
でもトレースがないところだからこそ、ですね
寒そうな世界ですが
空気の色がなんとなく春の色ですね!
日が長くなったからでしょうか。
myoukohiutiさん、こんにちわ
この時期の日本平も良さそうですね。
日本平は秋に登りましたが、遠かった記憶があります。
大須郷ルート、広ろ目の尾根ルートなら、歩くだけでもいいですね。
マンダログはまだ少し早い感じでしょうか?
日本平山、雪原でも歩けるんですね。目印がないのに進んでいけるのってスゴいです!
道程が長くて、登山者も少ないようなので、まだ行ったことがありません。虫がでないうちに、今年、登ってみようと思ってます。
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