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Yamareco

記録ID: 1094266
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山へ夜間登頂、激寒かった!

2017年03月25日(土) ~ 2017年03月26日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.7km
登り
1,168m
下り
1,155m

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
1:50
合計
9:20
17:30
30
スタート地点伊吹登山口(三之宮神社前)バス停
18:00
30
伊吹山一合目(伊吹高原荘)
18:30
30
伊吹山二合目
19:00
30
伊吹山三合目
19:30
15
伊吹山四合目
19:45
15
伊吹山五合目
20:00
1:30
80
伊吹山六合目避難小屋
2:50
30
3:20
10
伊吹山山頂周回道分岐
3:30
5:20
3
伊吹山山頂避難小屋
6:00
20
伊吹山山頂周回道
6:20
20
7:00
40
8:00
20
8:20
ゴール地点 伊吹登山口(三之宮神社前)バス停
夜間でガスも出て、どこをどう登ればいいのか全くわからなかったので、GPSを頼りに夏道を辿ったのですが、朝上から見たら、みんなただまっすぐ登って降りてるだけでした。(^_^;)
天候 晴天〜夜間に曇り、時々雪、降りたら晴れた
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都で社員の結婚式があったため、新幹線で米原まで、そこから東海道線で近江長岡駅へ。近江鉄道バスの伊吹登山口行き最終17時10分にのり、15分ほどで到着。
コース状況/
危険箇所等
3合目から4合目あたりで結構雪が出てきて、5合目から6合目くらいまではべちゃべちゃ、そこから上は締まってきて、でもアイゼンなくてもキックで登れるレベルでした。下りは怖いんでアイゼン付けましたけど、5合目で取りました。
その他周辺情報 入山料をお支払する受付の横に「登山者カード」の投函口があるんですが、これは普通の登山届と違って下山届を出さないといけないものではなく、アンケートなんだそうです。また、夕方だと登山口近くで買い物できるところはありませんから、二つくらい手前のバス停でおりてファミマで買い物するなどしないといけないですね。近江長岡駅も自販機しかありません。あ、ICカードも使えません、JR東海道線なのに。
JR東海道線近江長岡駅、駅前にはタクシーが止まってますが、お店もなく自動販売機くらいしかありません。また、ICカードが使えないので、米原駅から乗り換えて来る時にSuicaで乗ろうとして駅員さんと話したら、切符を買ってくださいと言われて、買い直しました。(^_^;)
2017年03月25日 16:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 16:44
JR東海道線近江長岡駅、駅前にはタクシーが止まってますが、お店もなく自動販売機くらいしかありません。また、ICカードが使えないので、米原駅から乗り換えて来る時にSuicaで乗ろうとして駅員さんと話したら、切符を買ってくださいと言われて、買い直しました。(^_^;)
近江鉄道のバスです。伊吹登山口行きの最終は土曜日17時10分でした。あて、でも湖国バスって書いてありますね。湖国バスは近江鉄道の子会社とか。
2017年03月25日 16:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/25 16:44
近江鉄道のバスです。伊吹登山口行きの最終は土曜日17時10分でした。あて、でも湖国バスって書いてありますね。湖国バスは近江鉄道の子会社とか。
近江長岡駅前から見た伊吹山。大きいですね。
2017年03月25日 16:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/25 16:45
近江長岡駅前から見た伊吹山。大きいですね。
登山口のバス停で降りました。
2017年03月25日 17:25撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:25
登山口のバス停で降りました。
山側へ歩いていきます。
2017年03月25日 17:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:26
山側へ歩いていきます。
駐車場と、スキーやスノボのレンタルをしている「みことや」さん。自動販売機でコーヒーを買って保温ポットに入れました。
2017年03月25日 17:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:27
駐車場と、スキーやスノボのレンタルをしている「みことや」さん。自動販売機でコーヒーを買って保温ポットに入れました。
ここで入山料の300円をお支払。登山者カードを記入して投函します。登山届ではないので下山届はありません、行きに投函するだけです。
2017年03月25日 17:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:27
ここで入山料の300円をお支払。登山者カードを記入して投函します。登山届ではないので下山届はありません、行きに投函するだけです。
登山道の入口です。
2017年03月25日 17:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:34
登山道の入口です。
石畳っぽい、丹沢なんかと一緒の里山登山道ですね。
2017年03月25日 17:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:40
石畳っぽい、丹沢なんかと一緒の里山登山道ですね。
夕日が岩にあたって赤く染まっています。
2017年03月25日 17:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/25 17:53
夕日が岩にあたって赤く染まっています。
1合目にあるレストハウス、営業してないみたいです。スキーシーズンだけかな?あとは夏?
2017年03月25日 17:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 17:56
1合目にあるレストハウス、営業してないみたいです。スキーシーズンだけかな?あとは夏?
1合目にトイレがありますが、ここで最後です。トイレの上から琵琶湖に沈む夕日を眺めます。
2017年03月25日 18:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2
3/25 18:00
1合目にトイレがありますが、ここで最後です。トイレの上から琵琶湖に沈む夕日を眺めます。
街の明かりがキレイです。
2017年03月25日 18:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 18:28
街の明かりがキレイです。
2合目の看板。
2017年03月25日 18:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 18:31
2合目の看板。
さらに夕日と夜景。2合目から3合目へ向かう途中の坂道から。
2017年03月25日 18:40撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 18:40
さらに夕日と夜景。2合目から3合目へ向かう途中の坂道から。
この辺から雪が出てきますが、べちゃべちゃです。林の暗がりにはピカリと光る目がランランと輝いています、たぶん鹿なんでしょうけど、あっちにもこっちにも。(^_^;)
2017年03月25日 19:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 19:00
この辺から雪が出てきますが、べちゃべちゃです。林の暗がりにはピカリと光る目がランランと輝いています、たぶん鹿なんでしょうけど、あっちにもこっちにも。(^_^;)
3合目まで来ました
2017年03月25日 19:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/25 19:08
3合目まで来ました
雪が腐ってますね。これは側溝みたいのが埋まってるので、下手にハマると怪我しそうです。
2017年03月25日 19:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 19:23
雪が腐ってますね。これは側溝みたいのが埋まってるので、下手にハマると怪我しそうです。
4合目
2017年03月25日 19:29撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 19:29
4合目
5合目、もう真っ暗なんで、看板だけが頼りです
2017年03月25日 19:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/25 19:43
5合目、もう真っ暗なんで、看板だけが頼りです
6合目の避難小屋に到着しました。あ、写真は出発時です。
2017年03月26日 01:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 1:31
6合目の避難小屋に到着しました。あ、写真は出発時です。
これで雪風がしのげる、折しも周囲はガスってきて、風も強くなってきました。(^_^;)
2017年03月26日 01:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 1:32
これで雪風がしのげる、折しも周囲はガスってきて、風も強くなってきました。(^_^;)
7合目の看板には出会えず、8合目。ひたすら斜面を登るのですが、夏道をトレースしようとしてかえって左右へ振られてしまい、ノートレースな急斜面を必至に登ったりしてました
2017年03月26日 02:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 2:49
7合目の看板には出会えず、8合目。ひたすら斜面を登るのですが、夏道をトレースしようとしてかえって左右へ振られてしまい、ノートレースな急斜面を必至に登ったりしてました
霧氷がエビってます
2017年03月26日 03:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/26 3:15
霧氷がエビってます
山頂の周回路までたどり着きました
2017年03月26日 03:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/26 3:27
山頂の周回路までたどり着きました
ふんふん、右へ行けばいいんですね
2017年03月26日 03:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 3:27
ふんふん、右へ行けばいいんですね
山頂の避難小屋っていうか、神社の社殿。24時間開いていて、中で休めます。これも中へ入って出発した時の写真ですね。
2017年03月26日 05:20撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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山頂の避難小屋っていうか、神社の社殿。24時間開いていて、中で休めます。これも中へ入って出発した時の写真ですね。
山頂だ!
2017年03月26日 05:22撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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山頂だ!
こちらが日本武尊様
2017年03月26日 05:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:23
こちらが日本武尊様
記念撮影は、グネグネ三脚を持ってきたのを忘れて、ストック2本の上にカメラを置いて、セルフタイマー
2017年03月26日 05:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/26 5:30
記念撮影は、グネグネ三脚を持ってきたのを忘れて、ストック2本の上にカメラを置いて、セルフタイマー
避難小屋を裏から見ると、ほとんど埋まってます
2017年03月26日 05:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:33
避難小屋を裏から見ると、ほとんど埋まってます
お花畑なんてどこにあるんだ〜!
2017年03月26日 05:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:34
お花畑なんてどこにあるんだ〜!
公衆トイレ、閉鎖中ですよ
2017年03月26日 05:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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公衆トイレ、閉鎖中ですよ
明るくなってきたので再度パチリ、助かりました!
2017年03月26日 05:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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明るくなってきたので再度パチリ、助かりました!
山頂看板よりこっちの方が高そうに見えます、西側の高台
2017年03月26日 05:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:35
山頂看板よりこっちの方が高そうに見えます、西側の高台
なんかほとんど埋まってます
2017年03月26日 05:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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なんかほとんど埋まってます
これはなんでしょう?ちゃんと説明読んでません
2017年03月26日 05:39撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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これはなんでしょう?ちゃんと説明読んでません
裏側、つまり北東側の山並みです
2017年03月26日 05:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:42
裏側、つまり北東側の山並みです
いい山容ですね〜
2017年03月26日 05:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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いい山容ですね〜
1周して戻ってきました
2017年03月26日 05:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:46
1周して戻ってきました
お〜!朝陽が!
2017年03月26日 05:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 5:58
お〜!朝陽が!
スキーの人はあそこを降りていくとか!
2017年03月26日 06:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:01
スキーの人はあそこを降りていくとか!
山頂の雪原に朝陽が上ります
2017年03月26日 06:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:01
山頂の雪原に朝陽が上ります
まだまだ春は遠そうです
2017年03月26日 06:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:01
まだまだ春は遠そうです
さあ、戻りますよ
2017年03月26日 06:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:02
さあ、戻りますよ
山頂直下の鞍部
2017年03月26日 06:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3/26 6:03
山頂直下の鞍部
右手はこんな感じ
2017年03月26日 06:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:06
右手はこんな感じ
スキーで滑ったと思われるトレースが
2017年03月26日 06:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:07
スキーで滑ったと思われるトレースが
斜度って、こんなにあるんですよ!
2017年03月26日 06:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:07
斜度って、こんなにあるんですよ!
山頂方面に朝陽が昇る
2017年03月26日 06:08撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:08
山頂方面に朝陽が昇る
ここを下ってきました
2017年03月26日 06:12撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:12
ここを下ってきました
夜に若干騙された、鹿の足跡、ついていくと危ないです
2017年03月26日 06:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:19
夜に若干騙された、鹿の足跡、ついていくと危ないです
6合目避難小屋の手前で山頂側を振り返ってみると、なんだよ、みんなまっすぐ登ってるだけなじゃない
2017年03月26日 06:28撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:28
6合目避難小屋の手前で山頂側を振り返ってみると、なんだよ、みんなまっすぐ登ってるだけなじゃない
6合目避難小屋、ありがとうございました。助かりました。
2017年03月26日 06:42撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 6:42
6合目避難小屋、ありがとうございました。助かりました。
5合目の小屋?なんでしょう?夏は営業してるのかな?
2017年03月26日 07:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 7:01
5合目の小屋?なんでしょう?夏は営業してるのかな?
この辺に鹿がいっぱいいて、夜は怖いです
2017年03月26日 07:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 7:05
この辺に鹿がいっぱいいて、夜は怖いです
半分溶けてぐちゃぐちゃ
2017年03月26日 07:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 7:06
半分溶けてぐちゃぐちゃ
岩のマーキングはなんでしょう?
2017年03月26日 07:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 7:07
岩のマーキングはなんでしょう?
みことやさんの少し下側に、登山靴の泥を流せるところがあります。みことやのお婆ちゃんに教えてもらいました。お婆ちゃんありがとう!
2017年03月26日 08:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
3/26 8:21
みことやさんの少し下側に、登山靴の泥を流せるところがあります。みことやのお婆ちゃんに教えてもらいました。お婆ちゃんありがとう!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 朝ごはん 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル ツェルト エマージェンシー・ブランケット ストック 8mm30mロープ 120cmスリング3本 60cmスリング2本 カラビナ3枚 エイト環
備考 エマージェンシー・ブランケットはかぶる分にはいいけど、巻いて横になると断熱性がないので床が冷たいとメチャ冷える。6合目の避難小屋で、エマージェンシー・ブランケットを巻いて横になって分かりましたが、ウレタンのざぶとんとタオルを引いてなんとかしました。まあ、雪風しのげたので助かりましたが。

感想

3月25日の土曜日に京都で社員の結婚式があり、これはチャンスとスーツケースに山道具「のみ」を詰め込んで出席。帰りに米原まで快速、米原駅のトイレで着替えてスーツケースをロッカーへ放り込み、乗り換えて近江長岡駅へ。バスで登山口へ向かいました。駅前にはお店とかないので、買い物は米原で済ませておいたほうがいいですね。登山口の少し手前にファミリーマートもありますが、ちょっと遠いかな。

到着して思ったのは、まず、夕方から登るという人が全くいません。しかし日曜日には雨が降るかもの天気予報だったので、土曜の夜から翌朝にかけて登って降りるのがワンチャンスと思っていたので、すれ違う人たちと「今からですか!」と驚かれながら登りはじめました。

1合目のトイレ以降はトイレも開いてないそうなので、まずトイレを済ませます。琵琶湖に沈む夕日を背負って、ずんずん上がっていくと3合目くらいでもう真っ暗。木立の中でガサガサ音がしてヘッドランプを向けると2つ並んだ目がキラリと光ってこちらを見つめています。それも5組も6組も・・・、鹿ですね。あちらもビックリしているのだと思います。もうびっくりするくらい、どこへ行っても鹿だらけでした。

4合目のトイレの周辺でツェルトでビバークしようかと思ったのですが、よく見ると6合目に避難小屋があるではないですか(調べとけよ!)ということで、6合目までとりあえず登っていきます。ここまでは道もはっきりしているし、迷うようなところは殆どありません。あ、4合目から5合目へ向かう時に、右手へ折れて登っていくのですが、正面の沢がなんとなく道っぽく見えるので間違える可能性がありますね。まあ、そちらへ行っても楽しそうですが。

で、6合目の小屋へ着いたのが20時くらい。とりあえず寒いので、ポットのコーヒーを飲んで、むしゃむしゃ食べます。食べるのは基本ですね。なにしろ暖を取れるのは自分の身体だけなので、体の中に萌える、じゃなくて燃えるものがないとどうにもなりません。お湯とカロリーを取れば、なんとかなる!とエマージェンシー・ブランケットを被ってごろごろしてましたが、床が冷たい!ベンチに乗ってもやっぱり冷たい!ウレタンのざぶとんとタオルを敷いて、なんとか耐えました。

6合目の避難小屋でしばらく休んでましたが、ガスが出てきたり、風がものすごい唸り音を立てたり、やばいかなぁ、登れるかなぁと気をもんでましたが、1時過ぎに外を見たらガスが少し晴れて風も止んでるではないですか。これはチャンスと1時半に出発しました。

しかし、ここからが難渋します。ルートが全く分からないので、山レコMAPのGPSを頼りに夏道を探って登っていきますが、結局ガスも出てきて視界も悪いし、妙に右手へ行きすぎてしまい、ヤブの中を縫うように登ったり、誰も通ってないだろうという急傾斜をキックの連続で登ったり、途中の木にもたれて休んだりしましたが、8合目の看板を見つけたあたりから後はトレース沿いにひたすら直登です。あ、トレースかと思ったら鹿の足跡だったというのもありました。人のトレースを信じちゃいけないというのもありますが、まさか動物とは・・・。

山頂の周回道の看板に3時半くらいにたどり着いたので、なんと2時間も彷徨っていたことになります。しかし、夜明けまでまだ2時間くらいありますので、さてと山頂の方へ向かったら、神社の社殿が避難小屋になっています。ありがたく中で2時間ほど休憩させて頂きましたが、めっちゃ寒かったです。エマージェンシー・ブランケットで耐えました。

5時過ぎに外が明るくなってきたので、出発して山頂と日本武尊の像の前で写真を取り、山頂の周回をぐるっと回ってみましたが、そのうちに日の出もあり明るくなってみると、とても広い山頂でどちらの眺めも素晴らしいものでした。

伊吹山は、ヤマレコやインスタグラムで登った皆さんの写真を見て、行ってみたい!と思っての登山でしたが、いい山ですね〜。また来たくなりました。

下りは明るいので(当然)まっすぐ降りたので、区間タイム20分ずつくらいでずんずん降りていきました。4合目の公衆トイレの裏の休憩所でテントを畳んでいる二人連れがいらっしゃったので、ご挨拶しましたが、昨晩降りてきてテントを張っていたら雨が降ってきたので屋根のあるところへ移動したとか。

1合目のトイレで用を足していたら、さきほどの二人連れが降りていらっしゃったので少し雑談したところ、男性はネパール人の方で、女性はネパールで日本語教師をしていた方とのこと。ネパールでも山に登りました?とお聞きしたら、いろいろ行かれたようでした。また、丹沢の鍋割山荘のワタナベさんが山荘のオーナーに言われてアイランド・ピーク(だったかな?)を登りに来てましたよというお話しをお聞きしました。アイランド・ピークって6160mもあるんですね。(^_^;)

下へ降りて、みことやさんの自販機で缶コーヒーを買って飲んでいたら、店のお婆ちゃんが出てきて、しばし雑談。夜間登頂してきた話をしたら、視界が悪い時は気をつけてということで、昨年、猛吹雪の中を山頂避難小屋に避難した若者が耐えられずに吹雪の中を出て行って、どこかへ滑落して以来死体も見つかっていないとのこと。確かに、登山道以外のところの斜面はかなり険しい地形です。表側も雪庇が出来るから危ないよなんて、お婆ちゃんから言われると、ああ山の方なんだなぁと思いました。

すぐ横のお宮さんのところに登山靴の泥を落とすブラシが置いてあるのをお婆ちゃんに教えてもらい、泥を落としてからバス停に行くと、さっきの二人連れが。彼らは長浜へ向かうというので、そこで分かれて、近江長岡駅行きのバスに乗りました。

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