阿蘇鷲ヶ峰北稜
コースタイム
- 山行
- 13:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 13:30
天候 | 雨/曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2017.03.26阿蘇鷲ヶ峰 北稜ルート
熊本地震後初。雨の降る中、午後からの回復予報を信じて取り付き。
駐車場7:40スタート
【ガリー供船献礇鵐瀬襯燹
以前にも増してガレガレ・落石
危険度大増し
【赤壁】10:40
真ん中から右側が崩壊。左側を登れば以前とのグレードはほぼ変わらない??
しかし一部分崩壊あり、ここトラバースは危険。
【北稜】11:15
・1P目トップ
非常に浮き石が多い。
不意に触った壁が剥がれて、左足に落石直撃。激痛走ったがとりあえず終了点まで登る(この時左足の親指・人差し指の2本を骨折していた)
・2P+3P目トップ
2P終了点のすぐ下部が崩壊していて、全く足場がないし、終了点ごと落ちて行きそう…
アブミを使ってなんとか3P目へ繋いで、そのまま3P終了点まで。
途中でピッチを切れなかったので、ロープの流れがかなり悪い。
4P目トップ
難しくはないが雨で濡れている為、ロープ繋いだまま終了点へ。
終了点のボルトは完全に死んでいる。
鷲ヶ峰13:40着
赤壁・北稜ルートのクライミングは3人で3時間程度。
ここまでペースは悪くない。
問題はその先!
高岳へのナイフリッジ縦走。
第2キレットへの懸垂支点付近、天窓へ登り返しもかなり崩壊。
その先の稜線上も…
14:30撤退を決める。
どうと下るか迷ったが、ボルトの支点を使った確実な懸垂下降を選択。
北稜トップの支点は腐ってて信用できないので、リングボルトを1個打ち込む。
3P終了点から一気に50m下の1P終了点まで下りたがロープ回収不可能。
ダブルロープ2本残置・切断。
残り1Pは切断ロープで足らず補助ロープと繋げて取り付きまで。
ここで、後頭部に直径20cm程の落石受ける。
一瞬目まいがしたが、ヘルメットのおかげで外見上の怪我はなし。17:00
この辺から吹雪…
3月末の九州の山か😓??
天気を甘く見ていて冬グローブを持って来ていない…
あろう事か指先の出ているエイド用グローブ😓
ロープ・ピッケルを触っている感覚が殆ど無くなる…
負傷した左足も無感覚(これは痛みがなくて逆にありがたい)
ここからはヘッデンを着けて落石の巣窟を一気に下る。
関門を過ぎて林道まで下ると一安心。
緊張感から解放されたせいか、左足に激痛。
ここで初めて靴下を脱いで指の状態を確認する…
無残な状態ではあったけど、取りあえずは繋がってた。
親指は確実に折れてるだろうと、他の指とテーピングで固定。
少し痛みが和らぎ、なんとか駐車場まで戻る。21:10
地震前の鷲とは別物でした。
赤壁まではまぁ行けるとしても、それより先はおすすめしません。
俺らの他にチャレンジする人がいるとわww
なかなか、厳しくなっていますよね。
僕も落石食らいました。
無事帰れて何よりです。
レポート参考させてもらいました!
アブミ持参のお陰で、2P終了点を通過出来ました!
ありがとうございました。
足を治して、次はナイフリッジの縦走にトライをと。
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