後立山連峰 爺ヶ岳東尾根

2017年03月25日(土) ~ 2017年03月26日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,475m
• 下り: 1,471m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:03

9:42 鹿島山荘
11:59 「鹿島部落」看板
13:45 ジャンクションピーク

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:26

5:16 ジャンクションピーク
6:34 Ｐ２
7:42 白沢天狗尾根分岐
8:08 Ｐ１
9:40 10:27 ジャンクションピーク
11:17 「鹿島部落」看板
12:42 鹿島山荘

天候

1日目：晴れ
2日目：早朝は晴れ、8時頃から曇りのち雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鹿島山荘の近くに駐車スペースあり。今回は我々含め4台停まっていました。
あともう1台くらい入れるかな？

コース状況／危険箇所等

下部は雪が落ちてドロと枯葉がズルズルしてるところがあります。

その他周辺情報

今回、帰りのお風呂は初めて諏訪湖ＳＡ内の温泉施設を利用しました。
とくにコメントするお風呂ではないです（笑）。
天気が良かったら諏訪湖がよく見えるのかな？窓ガラス汚かったから見えないかも…。

写真

鹿島集落はいい天気。

JPまでは結構な急坂。登るのも大変だが、降りるときはもっと大変だった。

赤布がいっぱい。迷う事はない。

「鹿島集落こっち」の看板。

蛍光ピンクのテープがこれでもかと乱れ打ちされていた。これは先行パーティーのもので、下山時にはすべて回収されていた。

ようやく稜線に抜けられたようだ。

小さな雪庇になっている。できるだけ樹林帯寄りにラインを取る。

このモリってしたところを乗り越えると…

鹿島槍ヶ岳どーん！！やっぱカッコいいなぁ。

雪もっふもふ♪

明日目指す爺ヶ岳もよく見えている。この日のうちに登ってしまった人も多いようだった。

ようやくJPに到着。

他人の跡地を利用してテントを建てた。いい眺めだ。

小さなテーブルを作って一休み。

無駄に旗竿を刺して「オレの城」感を演出。

仲間がなんとコーヒー豆とミルを持ってあがってくれた。淹れたてのコーヒーは格別だった。

お隣の跡地の御人はこの日の早朝麓から上がり、この日のうちに山頂を踏み戻ってきた単独行者。きっと素晴らしい景色が見られたに違いない。

風もなく静かな朝。もっと荒れると思ったら意外と大丈夫だった。

空はどんより高曇り。天候は下り坂、登頂までもってくれるだろうか。

爺ヶ岳が見えている。だんだん雲が湧いてきた。

穂高方面は不気味なほど真っ黒な雲に覆われていた。

ぐんぐん高度を上げる。

こんな標高の高い極寒の地にウサギの足跡。

でっかい踏み抜き！！ハマった人はさぞ驚いただろう。

「ナイフリッジ」と言われている部分は雪がたっぷり付いて全然ナイフっぽくなかった。

振り返ると、雲海の向こうに朝日が登り始めていた。

晴天の雪稜も美しいが、この景色もなかなか幻想的で神々しいと思う。

P1にたどり着いた。が、視界が全然ない…。

とうとう雲の中に入ってしまった。念のため旗竿を立てる。

あーダメだこりゃ。先行の2人組も戻ってきた。また今回もここで撤収か…。

本日はここを我々のピークにしたいと思いまーす。ちっくしょー！！！！

結構な勢いで雪が降ってきた。やはり引き返して正解だったな。

さっきまでそこそこ晴れてたのに、数時間でこの通り。

時折お日様がうっすら見える。

テントをたたんで、いざ下山。

帰ってきました、お疲れ様でした。

感想

chunkichi

昨年の1月の連休に訪れた爺ヶ岳東尾根。
悪天のためP1で引き返したので、今回再訪してみたがやっぱり同じ場所でダメだった。
縁がないのだろうか？
また懲りずに訪ねてみようと思う。
ちなみに、この1週間前は3連休でだいぶ人が入ったようで、ルートのあちこちに幕営の跡があった。
一週ずらしただけで人の数もまばらになり、結果的に静かな山旅が楽しめて、これはこれで良かったと思う。