京都一周トレイル完全人力踏破 グレートサイクル
- GPS
- 32:00
- 距離
- 71.4km
- 登り
- 3,469m
- 下り
- 3,470m
コースタイム
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:54
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 11:21
天候 | 1日目 晴れ曇り○〜◎ 2日目 曇り◎最後霧雨●キ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪急上桂駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い(お付き合いでは無い。) |
その他周辺情報 | 自販機 稲荷 清水山南 蹴上 銀閣寺 大原 静原 鞍馬 二ノ瀬トンネル北 高尾 清滝 嵐山 上桂 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ツェルト
|
備考 | レイヤリング ファイントラック スキンメッシュT 1日目「山が好き」T 半袖 2日目マムートの吸汗速乾性シャツ 長袖 モンベル クリマプラス100 モンベルULストレッチウインドシェル |
感想
*(注)やけに英語が多いです。
タイトルが完全田中陽希さん系ですwww
田中陽希さんには及びませんがやりましたよ!
ここ最近の一大記録です!!!!!
渾身の一発です!!!!!
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ことの発端は急にとちくるったようにトレランもどきに目覚めだした頃。
京都一周トレイルを歩きながらd015228とある野望の可能性を
探っていました。初期は希望だけだったのですが、だんだん計画が具体化し始め
暑くなる前にしとかなヤバイということで、装備、計画、トレーニング
全て何とかこぎつけて、ギリギリボーイズみたいな感じで行きました。w
具体的には、
?ツェルト泊初めてなのにこの厳しい行程で使おうとしている。
さらに、張って見たことはなくぶっつけ本番。(設営手順頭に叩き込んだ)
?実行二日前にシュラフ購入
準備段階で結構ギリギリでした 汗
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1日目
朝6:30にJR稲荷集合。かなり早く、集合場所で朝ごはんのパンをかじってました。
一番標識までは移動して本当にスタート。全長83.3kmのコースを一泊二日
かけて完全人力踏破する旅が遂に始まりました!!(グレートトラバース風)
稲荷山はさすがに人も少なかったですがそれを狙って道の真ん中で
take a picture してる外人さんの横を異様な格好をして通り過ぎて行きました。
ちょっとシュール(o^^o)
蹴上まで巡航速度で休憩なしですんなり行けました。
↓↓↓↓↓↓↓↓ここから飛ばして下さい。↓↓↓↓↓↓↓↓
ここで!何と外人さんにはなしかけられるという!!!
I study English hard.な僕たちにとってチャンス(かな?)
May you speak English?
的な事を聞かれたので
A little
と答えたら、
where can l see 〜〜(聞き取れず)〜〜cherryblossom〜〜most beautiful
walk〜〜〜〜?
みたいな事聞かれて、どこで桜見れる?って意味で取ったので
インクラインのレールの方を指差して
Taht way
的な事を言ったら
Rail on ?
って聞かれてレール歩いて良いの?って感じだったので
yeah
って答えたら
thamk you
と言って帰っていかはりました。
この後
Have a nice trip.
って言えなかったことをちょーーー猛烈に後悔。
いつまでも自分たちの英会話能力の低さを責めていました。
てかどーーでもよーーー。
こんなの言えてるうちはまだ良かった。
蹴上〜銀閣寺はいつも通り一気にやっつけて銀閣寺でちょっと休憩。
パプテスト病院前で水をプラティパスからpetbottleに移し替え出発。
ここも平坦なので何の苦もなく早々と抜ける。こういう道で時間短縮しないとね。
比叡山まで来るとさすがに若干疲れてきて巡航速度。
お地蔵さんのある展望台で休憩。
懸念されていたそこから先も意外と行けた。そして………………
ズーーーん。今旅最大の急登横高山。
でも何かと耐性がついたのか割と余裕を持って頂に立つことができました。
山が低くなったかいや自分のメンタルが強くなったのだッ!!
水井も同じでゆっくりだが確実に頂を踏めました。
頂上で休憩しながら1日目の成功を確信した僕たちに、気の緩みからくる
下りの洗礼と言う名の悪魔が迫っていた事をこの時の自分は知る由も無い。
水井で一服した後降り始めるとナンダカオカシイゾ。
いつもはひょいひょい下れていた道が下れなーい!泣
疲れて疲れて、足が滑って、だるくなって、慢性的疲労も襲ってきて。
苦しかった!!!!!
二人とも珍しく無言になり、記憶が線となり僅かな点となり、
そして消えた………………………………………。。。。。。
と思った時に大原に着きました。
自販機の前で座り込んでしばしの休憩。
ここから静原まではまだ長い。
亡霊のように大原を横断し、江文峠へ。この登りがだるいとおもっていたのですが
問題なかって良かった。そしてとうとう静原に!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまでくればもう安心といった風に歩き出したのですが、これがまた長かった!
歩いて歩いて心がポッキリ折れそうになった時………………………………………
やっとこさ到着。 長い長い一日の行程が終わりました。
ツェルト
一人では建てれませんでした。どこがどうなっているのか分からず右往左往
していた所に 同行者のd015228が水汲みから帰ってきて、二人で協力して
なんとか建てれました。
*注、地面めちゃくちゃ硬いです。
そのあとはカレー作って🍛割とすぐ寝袋に入り込みました。
整理して着替えて明日用の水を煮沸して、自撮りして遊んでいたら
もう時間。 行動時間が長かったのでゆっくりする暇もなし。
消灯して若干喋ったらもう時間で、動物他の足音に怯えながら
1日目の夜が更けていきました。
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2日目
朝五時起きといって我らが誇るJapan ブランドCASIOの腕時計のアラームをセット
したのに鳴らず。気づいたら30分近く寝坊。絶句。。。。
30分で良かったと思ってちゃっちゃと朝ごはん食べて、慣れぬ手つきでツェルト
を撤収したまでは良かったのに…………………
歩き始めて なんじゃこりゃ!!!!((((;゜Д゜)))))))
足が動かん………………………………………
言語化できないほどの打ちのめされ方。下手したら鞍馬にも
たどり着けないんじゃないかとか考えていたものだから相当に
心身ともに衰弱していたのでありましょう。
まあ薬王坂は気合で超えて、暁の鞍馬を襲撃した頃には脱力感に打ちひしがれ、
鞍馬でやめよとか言ってましたがさすがに車道をトボトボ。
二ノ瀬まで結構あって
「帰ろ」
「いや、さすがにもうちょいいこ」
とか誰が言ったか知らないけど考えていました。
でも二ノ瀬でやめるなら鞍馬でやめといたら良かったやん。
悔しいしいこか。意思のないままトボトボ出発。
今から思うにこれは僕が歩いたんじゃなくて靴が歩き出したんですねwww
絶対桂までは無理だろうと思っていました。でも登り始めると………………
「行けんじゃね。」
みたいな気分になっていて、夜泣峠であまり止まらず進む。向山も過ぎて長い長い下りが
非常にしんどかったですが山幸橋まで以外といいペース。でもこの先急登なので気を引き締めて、保津峡か下手したら嵐山くらいまで行けるかな なんて考えながら確実に急登をこなします。この時ばかりはハイカーペースでした。でもd015228はどこにそんな力が残ってるんだと思うほど力強い登りで数瞬の内に置いてけぼりを食らってました。
なんとか小峠まで登ると未来への道が拓けたような気分になりますw
ここからは平坦なので少し安心して歩いていたところ、ロードバイクに乗った外国人に遭遇!!!!!
How far?
と聞かれたので
Wher are you going to go to?
と聞き返してもなぜかあまり通じず、地図を見せて
You are here.
と指をさしても
No.
とかゆうわけのわからぬ答えが帰ってきて、埒があかぬと思っていてごちゃごちゃしてたら
もういいよってな感じで行かはりました。不可抗力でしね。。。。。。。。。。。。。。。
そこから平坦で快適な山道を進み、車道をまた歩くとついに沢の池!!!!!!!!!!!
座り込んで少し休憩。レンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』などの西洋美術
の話に花を咲かせていました。
沢の池から下りと長い車道歩きを経て高尾!!!ついにここまで来た!!!!!!!!!
朝はここまで辿り着けるかどうかも定かではなかったのに。なかなか良いペースじゃね!?
この辺ではもう体力を考えず、時間だけで予定を考えていました。
そうすると………………桂まで行けんじゃね!?
神々の山巓の冒頭で、オデルが
「不意に熱い感情が込み上げてきた。苦しいような、切ないような。得体の知れない感情。
まだこんなに熱いものが自分の中にあったのか。そうかやっぱり私は地球上でただ一つの場所、世界最高峰の頂に立ちたかったのだ。」(思い出しなので間違ってるかも)
て言ってたようなそういう感情(?)が一ミリくらい出てきましたw
高尾から長い長い長い長い長い長い長い車道を歩いて歩いて歩いて歩いて歩いて歩くと
落合に着きます。ここまできた時は叫んでましたネ。
やったーーーとね。もちろん心の中ですよ。
最後の車道の急登を登る登る。峠を過ぎて、下ってから、渡月橋までが長かった!
ひとは多いし長いしああ〜〜〜。時間的にきつそう。ヤバイヤバイ。
嵐山は中之島公園で議論。
「もう四時やで」
「ここまできて引き返して良いんか。」
「でも今から山行きとか。」
「でも80km歩いてきて残りの4kmやぞ」
行きました。結局。客観的に見れば危ないかも知れませんが、再挑戦したく無かったんです。次行く時は、前回のリベンジではなく2回目として行きたかった。
もういよいよクライマックス!
最後の急登を有る限りの体力を全部振り絞って登ると、松尾山分岐まで行くと、
「ふうぅ〜」
来たなぁって感じがようやく出ました。
そこからはなだらかな縦走路。最後の最後にやられないよう 注意しながら
降りて行きました。
この時、結構ギリギリだったんですよね。まず時間。やばいです。
そうなると暗さ。ギリギリヘッデンゾーンを逃れました。
それに若干の霧雨。濡れると滑りますしね。
そんなこんなで上桂にたどり着いた時は満身創痍。
四条で京阪に乗り換えて時はもう夜桜の時間帯でした。
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今回、最後までやり切れた達成感とともに、自分の無力さも感じました。
1日目はしっかり歩けたんですが、2日目が全然ダメ。
連日長時間長距離行動に耐えれるようになりたいです。
ボッカを含めてトレーニングして行きたいですね。
でも楽しかったです。こんなに長い距離を歩けたら良いなと思います。
もっと良いフィールドだと思う高島トレイル、比良山系、鈴鹿山脈、大峰、
北アルプスまで行動範囲を広げられたら良いと考えています。
色々な収穫があった僕の中でも最上級の山行でした。
もっと描きたくて頭にチラチラするけどかけません。
山よありがとう。
また山に行こう。
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