紀泉アルプス・雲山峰 / 山桜お花見縦走


- GPS
- 06:14
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 728m
- 下り
- 782m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
六十谷→山中渓はJRで約15分・\220 |
コース状況/ 危険箇所等 |
非常によく整備された快適なハイキングコース。危険個所は特になし。 |
写真
感想
先月に泉南飯盛山に行ったとき、すぐ近くに雲山峰という人気のハイキングコースがあることを知る。同じく紀泉アルプスの主峰でもあり、JRに乗車すれば周回コースもとれそうだ。眺めもいいらしい。そりゃ行くっきゃないね。
7時前に堺を出発、阪和道を爆走して紀ノ川で朝メシ。8時20分ごろに六十谷(むそた)に到着。
出発しようとして愕然。登山用のウエストポーチがない。家に忘れてきたのか。あ〜あ、あの中に地図やらミニ三脚やらいろいろ入れてるのに。下げぽよ〜である。
いや、三脚はデカイのがあるし、地図は妻も持ってる。スマホでも見れる。問題はポーチの中に入れてる行動食のドラ焼きをみーくんが食ったりしないかだ。いかにウエストポーチの中とはいえ、以前もみーくんはウチに大勢来た時にお客さんのカバンを器用に開けてネコのくせに中のチョコパンを勝手に食った前科があるからなあ。置き忘れた場所が玄関ではなくリビングであればよいのだが。
とまあ若干テンション低めで出発。六十谷から山中渓(やまなかだに)まで電車で移動。これまたなかなか電車が来ず(快速は来るが目的の駅に止まらない)、やっと乗れたと思ったら2駅なのに15分くらいかかって9時15分にようやく山中渓駅に着く。予定よりもめっさ出発遅れた。今日は大福山まで足を伸ばして六十谷へ下山する予定だが、時間によっては途中で諦めてエスケープも考えなくては。
満開の桜に見送られ、阪和自動車道の下をくぐって登山開始。登り始めはやや急だが、すぐにゆるやかな尾根の登りになる。
出発から30分かそこらで稜線に到着。第一パノラマ台からは大阪湾に浮かぶ関空がよく見える。いい眺めなので記念写真でも撮ろうと三脚を伸ばしていたら、おっちゃん1人とおばちゃん2人のパーティーがやってきて、おっちゃんがシャッターを押してくれた。おっちゃんはずいぶん槇尾山がお気に入りらしく、手書きの地図をくれて熱心にすすめてくる。槇尾山の素晴らしさを啓蒙して回っている人なのだろうか。聞けばなんと深井在住の人だそうで、お互い「近ッ」とビックリする。それからしばらく大野芝のしまむらの裏に生協のスーパーがオープンしたとか何とかローカルな話をしながら歩く。このパーティーとは予定ルートがほとんど同じだったようで、抜いたり抜かれたりこの後何度も顔を合わせることになる。
歩いてる最中に職場から電話がかかってくる。こんな深い山の中でフツーに電話が通じるのもアレなら、山登りながら処遇改善加算がどうのとかどのフォルダ開けてどのファイルがどうのとか仕事の話を電話でしなければならないのもとてもアレである。山に非日常を味わいに来てるのに、近所のスーパーだとか仕事の電話とか日常満載やんけ!
道はよく整備されてすこぶる歩きやすく、標識も要所要所にわかりやすい立派なものがたくさん立てられている。人気のハイキングコースであることが伺えた。
そんなこんなで11時半ごろ雲山峰(490m)に到着。ベンチなどもあるが大して展望もないのでそこから15分ほどの地蔵山の展望広場へと向かう。
展望広場は和歌山市街を一望できる好ロケーション。紀ノ川が眼下に流れる。ここでも休憩できるが、あと2〜3分いくと立派な屋根のついた六角堂があるのでそこでお昼にする。さわやかな風に吹かれて景色を眺めながら飲むコーヒーは美味すぎた。
だいぶゆっくりしてからさあ出発しようと支度をしていると、通りかかった男性にどこへ行くのかと話しかけられる。大福山を経由して六十谷へ降りるつもりだと答えると、途中で見返り山という展望のよい場所があるから、ぜひ立ち寄ったほうがいいと紀泉アルプスの地形図に手書きで山名やコースタイムが書き込まれた地図をくれた。この界隈では知り合った人にお手製の地図をあげるのが流行しているのだろうか。
地蔵山から急坂を下り、20分ほどで井関峠へ。すると第一パノラマ台で出会ったパーティーが昼食休憩をとっていた。ここにも屋根つきの立派な休憩所があるが、聞くと上からボトボトと毛虫が落ちてくるので大変だったようだ。こっちを休憩場所に選ばなくてよかった。
そこから双耳峰の懴法ヶ嶽を経由して大福山へ。予定通りの時間に出発できていればここから40分かけて俎石山を往復するプランもあったのだが今日はさすがにパス。山頂の神社で休憩していると件のパーティーも登ってきた。しばらくおっちゃんと北アルプス談義を楽しんでから出発。
六角堂で出会った男性にすすめられた見返り山であるが、大福山から奥辺峠までCT通りだと40分なのだが今日は快調なので30分以内に行けたら行ってみようとなる。結果的には20分で奥辺峠到着。この地図マジで合ってんのか?
見返り山から紀ノ川河口の展望を楽しんで下山にかかる。有功(いさお)中学校の裏手を通って街に出る。そこから30分歩いて駐車場へ。
ウエストポーチはリビングにあった。ネコ特変なし。
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