一足早く初夏到来ダンコウバイ咲く春爛漫の秩父丸山
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- GPS
- 07:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 736m
- 下り
- 816m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
東飯能07:36/07:54(西武池袋線・秩父線) 芦ヶ久保08:35 西武秩父16:28(西武秩父線・池袋線) 東飯能17:16/17:36(JR八高線) 八王子18:18 |
写真
感想
この4月から参加し始めたサークルの企画で秩父の丸山を歩きに行く。
今日は南側から張り出した高気圧から吹き出す南風の影響で夏日になる予報。
桜が満開の芦ヶ久保駅から歩き出した時点ですでに陽射しが暑い。
歩き始めはアスファルト舗装の道が続くが、山頂に近づくと山道となる。
気温が高いので初夏のような雰囲気で勘違いしてしまうのだが、周囲の樹々の芽吹きはまだまだだ。
山頂には立派な展望台があり、2年前の秋に来た時は見えなかった八ヶ岳と浅間山が見えた。
浅間山はその形からすぐにそれだと分かったが、白く輝く八ヶ岳は案内板に書いてあるから分かる程度にしか頭をのぞかせていない。
尖った部分が赤岳で、平らな部分は横岳なのだろうか。
気温は高いが、木陰に入ると風が心地よく、ちょうど5月の連休の時のような雰囲気だ。
丸山からは秩父市街地方面に歩いていく。
周囲の樹々の芽吹きはまだこれからだが、ちょうどダンコウバイとキブシが花盛りだった。
ダンコウバイがこんなに咲いている中を歩くのは初めてだ。
林床にはマムシグサがたくさん咲いていた。
足元には緑色の変成岩が目立ち雨の日は滑りやすそうだなと思う。
桜の咲く金昌寺境内は石仏が沢山あり、その石仏のある洞窟部分は三波川帯の蛇紋岩と礫岩の不整合が見られる露頭になっており、その説明版があった。
金昌寺境内では満開の桜が、風が吹くたびに桜吹雪となって、春の終わりを告げていた。
この金昌寺のすぐ近くにある新木鉱泉へ行く。
人数が多いので入りきれないかなと思ったのだが、なかなかに広い浴室で問題なかった。
大人数で入る風呂がなんだか修学旅行のようで面白い。
その後は西武秩父駅まで1時間弱歩く。
目の前には半分くらいまで削られているが、それでも堂々とした武甲山を見ることができる。
せめてこのくらいの姿だけでも残ってほしいのだが、山の上には重機が乗っているのが見えるので、まだまだ削られてしまうのだろう。
初めて武甲山を見た20年余り前は山頂部1/3が削られている感じだったが、これまでに半分まで削られてしまったとすると、あと30年ぐらいで絶壁になってしまうのだろうか。
偶然にも夏日のハイキングとなり、一足早く初夏の気分の良さを味わえる一日となった。
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