高尾山 花に会いに 🌸 日影林道〜逆沢作業道

2017年04月20日(木) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,441m
• 下り: 1,439m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:21
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:29

距離 18.8km 登り 1,441m 下り 1,444m

10:27 高尾山口駅
10:31 高尾山・清滝駅
10:47 10:50 琵琶滝
11:08 霞台園地
11:14 11:16 高尾山駅
11:17 11:29 霞台園地
11:30 11:33 高尾山駅
11:45 11:50 蛇滝
12:09 高尾梅の郷まち広場
12:27 12:28 裏高尾バス停
12:33 日影バス停
12:57 13:01 ウッディハウス愛林
14:10 14:25 もみじ台
14:48 一丁平
15:22 15:23 もみじ台
15:28 15:36 高尾山
16:07 16:12 稲荷山
16:38 16:44 高尾山・清滝駅
16:49 16:52 高尾山口駅
16:56 高尾山口駅 駐輪場

天候

晴れ ときどき 曇り

アクセス

利用交通機関：

自転車

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。
泥濘等もほぼなく、歩きやすかったです。

その他周辺情報

植物図鑑 | 高尾山の宝物たち | TAKAO 599 MUSEUM
http://www.takao599museum.jp/treasures/plants/?lang=ja
草花や花木の特徴等は、上記のサイトを主に参考にしました。

消えた郵便道はどこ | 高尾山おもしろ百科 | 遠藤 進 | 高尾山の花名さがし隊 | 揺籃（ようらん）社
http://www.geocities.jp/komaharamo/Takaomain.htm
かつての郵便道は、裏高尾からいろはの森を登るコースだったようです。

『高尾山登山詳細図』訂正箇所のお知らせ。｜登山詳細図世話人の日記
http://mordred1114.blog.fc2.com/blog-entry-247.html

写真

4/20 10:30

おはようございます。お天気も良く、気温も春らしさが戻りました。元気に花に会いに出かけましょう。

4/20 11:18

まずは腹ごしらえ :)

4/20 12:53

タカオスミレ。スミレ科スミレ属。日影沢林道でよく見かけました。花が咲く時期は、葉の表面がこげ茶色をしているのが特徴だそう。

4/20 12:53

タカオスミレ。特徴の葉と一緒に。見かけたものは、タチツボスミレと一緒だったり、ソロでチョコンと咲いていたりしました。

4/20 12:58

日影沢キャンプ場のニャンコ。前足をめいっぱい伸ばして気持ち良さそうに日なたぼっこしていました。

4/20 12:59

日影沢キャンプ場のニャンコ。土の地面も気持ちいいのかな？

4/20 13:33

逆沢作業道入口。上に登るまでに、ガイドツアーのグループ3つほどを含む、たくさんの方とすれ違いました。看板が落ちかかっているのが少し気になります。

4/20 13:47

タカオスミレ。逆沢作業道でも結構見かけました。昭和3（1928）年にヒカゲスミレの変種として発表されたそう。

4/20 13:47

タカオスミレ。特徴の葉と一緒に。花が終わると緑色の葉が出てくるので、ヒカゲスミレとの見分けが難しくなるそう。

4/20 13:55

ミヤマキケマン。ケシ科キケマン属。「深山（みやま）」とついていますが、低い山で普通に見られるそう。毒あり。今日は、たくさん見かけました。

4/20 13:58

エイザンスミレ。スミレ科スミレ属。逆沢作業道でもたくさん見かけました。この作業道は、道沿いにずっと花が咲いていて、楽しいです。

4/20 14:00

エンレイソウ。ユリ科エンレイソウ属。中心部分が少し花らしくなっています。

4/20 14:09

ヤマルリソウ。ムラサキ科ルリソウ属。逆沢作業道にもたくさん咲いていました。

4/20 14:29

逆沢作業道から紅葉台の巻き道に出た後、一丁平まで桜の様子を見に行きました。残念ながら殆ど終わっていました。このあたりは整備されてはいるものの、エンエンと階段で結構キツかったです。

4/20 15:04

ニオイタチツボスミレ。スミレ科スミレ属。一丁平から高尾山に戻る道の階段の脇にチョコンと咲いていました。

4/20 15:14

ヒトリシズカ。センリョウ科チャラン属。白く見えるのはすべて雄しべで、花びらも萼もついていないのが特徴だそう。

4/20 15:18

イカリソウ。メギ科イカリソウ属。葉柄（ようへい：葉をささえる柄）の先が3つに分かれ、それぞれがさらに3つに分かれて葉をつけるので「三枝九葉草（さんしくようそう）」とも呼ばれるそう。

4/20 15:34

シュンラン。ラン科シュンラン属。山頂直下の保護対象のものです。遅まきながらやっと気がつきました :)

4/20 15:51

マンリョウ。サクラソウ科ヤブコウジ属。よく似たヤブコウジ（ジュウリョウ）やカラタチバナ（ヒャクリョウ）との違いは、葉の縁に波状の鋸歯があることだそう。この季節に実を見ることができて驚きました。

4/20 16:11

稲荷山展望台。登山道は新緑でいっぱいですが、山は春の色ですね。稲荷山コースは、時期のせいか、時間のせいか、人がとても少なかったです。野鳥が元気にたくさん鳴いていました。

4/20 16:34

チゴユリ。ユリ科チゴユリ属。ホウチャクソウとチゴユリの自然雑種である「ホウチャクチゴユリ」は、昭和59（1984）年に高尾山で初めて発見されたそう。

4/20 16:40

アメリカスミレサイシン。スミレ科スミレ属。妙音橋に向かう道で。朝、見かけたのに写真を撮らなかったのを思い出して最後にちょっとだけ寄り道しました。

4/20 16:41

アメリカスミレサイシン。横から。レコアップ時、ツボスミレとしていましたが、ツボスミレより大きく、距が白くないので間違いと気づき、修正しました。

4/20 16:44

清滝駅に戻ってきました。おつかれさま。

4/20 17:18

おまけ。南浅川の八重桜。一丁平の桜が殆ど終わっていたので :)

4/20 17:24

おまけ。南浅川の八重桜。今年は少し遅くなりましたが、きれいに咲きそろいました。

撮影機器：

FinePix S1 FUJIFILM

SH-01F SHARP

感想

momoshan

高尾山の花に会いに行きました。
タカオスミレに会えると良いなと期待して出かけましたが、たくさん咲いていて、初めて見ることができました。

蛇滝コースは、ニリンソウとヤマブキソウのお花畑がいっぱい、人は少なかったので、静かな春といった雰囲気で、とても気持ち良かったです。

日影沢林道には、多くのハイカーが花に会いに来ておられました。ガイドツアーのグループもいくつもみかけました。ここは、本当に花がたくさん咲いていますね。

この日は、城山まで歩くつもりだったものの、時間的にちょっときついかなと思い、逆沢作業道から紅葉台に向かうことにしました。
そんな代替案で初めて歩いた道でしたが、ガイドツアーの3グループ程を含むたくさんの方が降りてこられて、すれ違い、そんなにメジャーなルートだったのかしらと、ちょっと驚いたのですが…。

この逆沢作業道で、タカオスミレを含むたくさんの花に会うことができました。ガイドツアーのコースになるのもナルホドと思いました。

実は、お昼すぎにタカオスミレを撮った時、カメラの写真を間違えて全削除してしまい、結構なショックを受けていたので、ここでたくさんの花に会うことができて良かったです。


ところで、この作業道は、郵便道と言われている道のことなのかなと検索してみたところ、かつての郵便道は、裏高尾からいろはの森を登り、薬王院を経るコースだったようです。
今度、いろはの森コースを通る時は、そんなことも思いながら歩いてみようかなと思いました。

春の高尾山は、本当に花でいっぱいですね。
ハチや他の虫たちも活動を始めていたりして、注意も必要になってきましたが、また出かけたいと思います。