鳳凰三山(備忘録)〜山座同定付〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,887m
- 下り
- 2,144m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:10
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:40
天候 | 1日目:晴れのち曇り、2日目:晴れ時々曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)御座石鉱泉から穴山駅までマイクロバス。穴山駅から鈍行列車で帰京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好、ただし燕頭山から西平にかけては急な下り坂。 |
その他周辺情報 | 薬師岳小屋に宿泊(当時1泊2食付きで5,700円) |
写真
感想
1985年10月の山行記録。
当時大学3年。同期の男2名(F氏、K氏)との山行。二人とも本格的な登山は初めてだったと記憶している。初心者でも高山雰囲気が楽しめる鳳凰三山を計画。
当時の夜行鈍行、新宿発23時59分の列車に乗り、甲府駅下車。バスの始発まで3時間、ドーナッツ屋で時間を潰した。この時間の長かったこと。今の自分の年齢では、あっという間の時間なんだけど。
時間をたっぷりかけ、まるでおこちゃまのように、はしゃぎながら山を登っていく。南御室小屋では食事後、昼寝をしたりして1時間半ほど過ごした。
今宵の宿、薬師岳小屋には15時45分到着。バスを下りてから、8時間以上も時間を費やした。砂払岳で刻々と色が変化する南アルプスの景色を楽しむ。この大自然の織り成す第1級の夕景をこの二人はどんな感慨で眺めていたのだろう。
小屋の夜は冷えた。毛布4枚では到底足りなかった。氷点下は優に超えていたであろう。二人にとって、この経験も貴重だったはずだ。
翌朝は5時前起床。再び砂払岳に登り、朝の景色を堪能した。3名で思い思いの記念写真を撮りあった。
6時35分、小屋を出発し、鳳凰三山の縦走を開始した。綺麗な花崗岩の快適な稜線。観音岳からは、ちょっと急な下りになり、少し足に堪えた。
みんなで地蔵岳のオベリスクに登頂挑戦。しかし、途中までしか上ることはできなかった。それでも記念写真を撮ったりしながら、和気あいあいの時間を過ごした。
鳳凰小屋では、ご主人に声をかけてもらう。3名とも童顔のジャニーズ系の顔だったので「高校生か」と間違えられた。ご主人の誘いに乗って、御座石鉱泉からのマイクロバスを予約してもらった(個々のご主人、商売上手!)。
鳳凰小屋の先の燕頭山からは激下りであった。特に、F氏は相当足に堪えたらしく、立ち止まっては走り、また立ち止まっては走るを繰り返した(その翌日は、手すりがないと、全く階段の上り下りができないくらいであった)。
御座石鉱泉到着14時15分。貧乏学生にとって、ここの入浴代は高かったので、風呂は我慢し、マイクロバスに乗り込んだ。JR中央線の穴山駅から鈍行列車に乗り、甲府駅乗り換えで帰京した。
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