平標山 〜春なのに吹雪の上越国境〜
- GPS
- 07:32
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
天候 | ガス一時吹雪 下山時は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬季は無料だが、トイレは閉鎖され、自販機も使用不可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆平標登山口→松手山→平標山 樹林帯から積雪あり。急登なのでスリップに注意し、クランポンを装着して登った。 鉄塔付近から上部は積雪量が多いが、日当たりのよい場所は夏道も出ている。尾根の南面はクラックが多数存在する。 ◆平標山→平標山乃家→平標登山口 グズグズの雪面が広がる。 平標山乃家は冬季小屋が使用可。水は出ていた。 平標山乃家の西側から雪の斜面を下る。特に危険個所はない。そのあとは長い林道歩きとなる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
水筒(保温性)
ライター
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
行動食
ポール
|
---|---|
共同装備 |
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
カメラ
|
感想
天気予報は気象予報士という気象のプロフェッショナルが天気を予測して発表するものだ。だが、そのプロフェッショナルも完璧に予測が当たるわけではない。実際にこの日の平標山は吹雪いたし、天候の回復も正午過ぎになった。結果、谷川岳主脈の稜線は全く見えなかった。これからは予報だけに頼らず、雨雲レーダーなども活用して登山を楽しみたい。
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新潟と群馬の県境、カッコよく言うと上越国境。平標山はそこにある。山頂は登山道が十字路となっていて、前回登ったのは谷川岳西黒尾根からの主脈縦走からだった。
平標登山口から鉄塔までは霰のような硬い雪が西から襲い掛かり、せっかくだからとツェルトを張って停滞した。
松手山あたりからは南側に張り出した雪庇とクラックに注意して、雪面と登山道を交互に踏みながら、10時半過ぎに平標山に登頂。群馬側は青空が見えるが、主脈稜線は真っ白なガスに覆われ、その姿を確認することはできなかった。代わりと言っては山に失礼だが、浅間山、草津白根山、白砂山、苗場山など南から西に連なる山々の姿は確認できた。その周辺にある鳥甲山や佐武流山にもいずれは登りたいものだ。
平標山乃家に下る途中で昼食を摂り、間もなく営業開始となる平標山乃家の西側斜面を下る。雪の斜面を下るのは無雪期より早く、あっという間に林道に着いた。
林道歩きはどうも苦手で、アップダウンのある登山道ではそれなりに早く歩けるのに、単調な道だとペースが落ちる。歩いていて楽しいか楽しくないかの違いだろう。1時間ほど林道を歩いて登山口に着いた。朝は5台しかなかった車が20台くらいに増えていた。遅くスタートした登山者は今頃絶景を楽しんでいるのかもしれないと思うと、とても羨ましく、憎たらしく思う。
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次回の山行はGW。行先は大分県の九重山と祖母山の予定。初めての九州の山、今から楽しみだ。
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