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記録ID: 111557
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白神山地・岩木山

青森労山創立20周年 県境縦走 矢立峠〜坂梨峠

1992年03月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
naritagajo その他6人
GPS
07:43
距離
8.7km
登り
663m
下り
438m

コースタイム

青森IC(6:00)一矢立峠(7:15-37) 鉄塔(8:07)412m(8:50)-520m(9:45)-530m(10:03)-分岐(10:16)-520m最南端(10:24)-550m(10:50-11:00)割沢十文字過ぎて一本形ピーク下(11:30-12:01)-550m(12:36)-573m(12:51)-592m(13:07-15)-炭塚森(13:55-14:03)-坂梨峠(14:58)
アクセス

感想

青森IC駐車場に集合、6:00定刻出発。碇ケ関ICで降りて坂梨峠の空地に一台車を置き
、とって返して矢立峠下内沢林道入口に駐車、身仕度をする。南寄りの暖かい風、空は高ぐもりである。雨のないことを念じながら出発。50mほどで二本杉からわかんをつけて杉の植林地へ入る。ズボズボと所々つきぬける時もある。ここ二、三日の暖気で雪はゆるんでいる。地図上の高圧線鉄塔まで30分を要す。野沢さんは長靴にわかんなので大文夫か心配である。鉄塔からは尾根通しに右側秋田県側の伐採地を見下ろしながら進む。下内沢林道沿いは第二次伐採に入っているのだろうか。412mからのヤセ尾根は去年の強風で倒された樹が邪魔をして時間と体力を消耗した。520mからはU字状にぐるりと相乗沢上部を回り込む。成忠さん細谷さんがトップをガンバってくれる。箕輪さん丸本さんも若さでガンバッてくれる。530mをすぎ、右下には底雪崩の跡が有り、赤土をさらしている。最南端の520mで10時30分近いが距離は、まだ1/3に達していない。先ほどのような風倒木があったらこの先まだまだ時間を要するし体力は消耗することだろう。550mのヒバ林のあるピークではるか坂梨方面を望むが、尾根は入りくんで判然としない。ここからはピークを4、5回こえれば割沢十字路だよとメンバーを元気づけるが天候も雲が少し厚くなり暗くなる。ポツンと雨が・・・。割沢十字路はハッキリせず一本杉のピークに去年の齊藤縦走パーティーの黄色のテープを確認する。下った尾根上で短時間の昼食とする。ここからは体力の疲れを考えて4時間と見た。550mをこえ573mあたりからはブナの林となり、尾根を広目で快適に歩ける。箕輪さんと丸本さんにトップをおねがいしてスピードを上げてもらう。他のメンバーには
キツイと思ったが、ガンバってくれた。
592mに来ると北の方から車の音が聞こえてくるようになる。先が見えて来た。592mから広尾根を下っていて南東へ下がりすぎ引返して鞍部へ下る時には、立木があるが雪崩そうなので、一人ずつ間隔をあけて下ってもらう。炭塚森へのゆるいが長い登りをブナの樹を観賞しながら登る。少し休んで北から東へ進み590mにつく。左手下には県道が見えてくる。地図上の高速道坂梨トンネルを踏んづけて最後のピーク5701へつく。
箕輪さん、九本さんは林道を進んでいる。林道沿いに降りるつもりらしい。570mからは、ブナ林と東側の杉林との間を降りるつもりだったが二人に合わせて杉林の中を下ることとする。斜度がきつく杉の木のない所は雪崩れるのではとここでも一人ずつ下ってもらう。最後まで気をゆるめないで事故を防がなければと思った。皆、集結して沢沿いに進むが、このままでは、さらに雪崩の危険もあるし、県道から遠のいてしまうので、左手に上ってもらうと、道路標識が見える。上がるとそこが県道であった。終った。小雨もこぼれて来ており雨具をつけて峠の空地で待ってもらうこととする。15時06分に出発、40分位を要する。ルートは前半、ヤセ尾根多く、又風倒木のため時間を要した。後半は尾根広目でブナ林の中を楽しく歩けた。尾根のブナの樹には年月日や氏名を刻んだものが目についた。入山者は結構あるらしい。登りはじめて間もなくスキーの古い跡も目にした。スキーでの入山者もあるらしい。

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