燕山荘ー大天井岳ー常念小屋(日没迷走)
- GPS
- 27:22
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,231m
- 下り
- 2,263m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:11
- 山行
- 16:34
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 17:00
天候 | 1日曇りのち晴れ 2日晴れのち曇り 3日晴れ一時小雪一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉〜燕山荘:特に危険、不明瞭箇所はありませんでした。トレースを外すと股まで踏抜きます。 燕山荘〜小林吉作レリーフ:ゲコ岩付近岩峰、切通岩クサリ場が滑落注意、腿までのラッセルのため時間が掛かる。降雪後はトレースが消えてしまうのでルートの見極めが必要。 小林吉作レリーフ〜大天井岳:クラスト状態が少なく、新雪のためアイゼンが効きづらいので滑落注意、特に下りは注意。 大天井岳〜横通岳:特に危険、不明瞭箇所はありませんでした。 横通岳〜常念小屋:昼間なら特に危険、不明瞭箇所はありません 常念小屋〜一ノ沢登山口:小屋からの下りは雪が緩くアイゼンが団子状態になるのでスリップ注意。トレースを外すと踏抜きます。降雪が無ければトレースがハッキリしているので迷うことは無いでしょう。 2日目燕山荘〜常念小屋間はGPSデータは手書きです。 |
その他周辺情報 | なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
|
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感想
1日目、中房温泉へのバスが28日からなので中房温泉に車を置いて帰りはしゃくなげ荘までタクシーそこからバスで中房温泉に戻って来る計画でした。
当日は曇りで中房温泉をスタート、雪は例年通り第一ベンチ手前から辺りからありました、いつもならトラバース手前からアイゼンを装着しますが凍結していないので装着せずに第三ベンチ先まで、急坂で少し滑るのでアイゼンを装着。(結果的には小屋までノーアイゼンで行ける状態でした)
合戦尾根辺りから晴れ間がでてきて、気温が高いのか終始雪が緩い状態でした。
昼過ぎに燕山荘に着き寝不足で寝てしまい燕岳はパスする事に。
2日目、快晴で常念小屋までの稜線歩き、しかしトレースが無く最初からラッセルで中々進まない、小林吉作レリーフでいつもは常念小屋に着いてる時間、しかしここから大天井岳の直登は雪がクラスト状態でアイゼンが効くはず、山頂からは踏抜き対策スノーシューで横通岳先まで行けるので17時頃には小屋に着くはずでしたが、大天井岳の直登は新雪で中々進まず山頂に着いたのが15時30分頃、これでは常念小屋へは暗くなってしまうので取敢えず小屋へ電話をして遅くなることを連絡。
相変わらずトレースは無いが昼間なので迷うことは無い、横通岳の手前で暗くなると月明かりも無くヘッドライトのみで、雪のトレースが無く道が分からない状態で、何とか横通岳先の樹林帯まで来て、そこから全く道が分からずGPSを頼りに樹林帯に入った所でバッテリー切れになり予備バッテリーで充電しながら進もうとしたがある程度充電されないと電源が入らないようで、時間も遅くなってしまうので先に進む事にした。それが間違いでした、電源が入るまで動かずGPSで確認しながら進むべきでした。しばらくして電源が入ると小屋に向かって右に下りてきてしまい、小屋の方と話し来た自分のトレースを樹林帯の入口まで戻り小屋の方向に下りて来るようにと言う事で来た方向に登り返して無事に小屋に着く事が出来ました。時間を気にする余裕が無かったので23時と聞いてビックリ、こんなに遅くまで起きていていただき大変申訳ない事をしてしまいました。<(_ _)>
3日目、蝶ヶ岳に行く予定でしたが昨日の事もあり、ラッセルで時間が掛かりそうなのと、強風と午後から天気が荒れる予報なので、中房に戻るにはシャクナゲ荘14時55分が最終なので常念岳もパスして下山する事にしました。
小屋でタクシーを頼もうとしたら笠原沢の上で電話した方が時間がハッキリすると言う事で出発。しかし通り過ぎてしまい下山途中繋がらないかと確認しながら登山口に到着。どうしようか、出発時に載せてあげると言っていた人を待とうかと思っていた所、登山相談所の方が帰るので送ってくれると言う事でお願いしました。
走行中、中房温泉まで送っていただける事になり大変助かりありがとうございました。
今回はトレースがあるありがたさと、昼間なら道が無くても方向がある程度分かるので迷うことが無いと思いますが、闇夜で道も無い所でGPSも無い状態では、むやみに動かない方が良いですね、人の感のいい加減さを痛感し反省した山行でした。
参考記録:http://yamare.co/622505
ヒヤヒヤして読ませて頂きました。真っ暗な中、樹林帯を彷徨うなんて。その部分だけ当たり前ですが、写真がないのが余計に怖くなりました。。。
それにしても表銀座から見る白と青の世界は、ほんと素晴らしいですね。
tomytomyさん、こんばんは
大天井岳からは常念小屋になるべく早く着かなくてはと思い写真を撮ってる時間はありませんでした。樹林帯で迷った時はGPS(スマホ)電源が切れて写真が撮れない(撮る余裕もありませんでした)状態でした。
迷っている時は2〜3時間あっと言う間に過ぎてしまいますね。
tomytomyさんはkiyoさんと楽しく縦走できたようで、良かったですね。
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