男鹿岳
- GPS
- 11:08
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 1,681m
- 下り
- 1,696m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水無橋・釜沢橋ー大川峠 全体からの印象としては荒れた林道です。落石、陥没、崩落箇所があります。 標高1000mから雪道になります。柔らかい雪のため足首まで沈み込むか横滑りします。または膝下まで踏み抜くので注意が必要です。 大川峠ー山頂 大川峠から先は急登に加えて薮漕ぎと雪道になります。雪面では踏み抜きに注意が必要です。所々に赤布がありますが、視界不良時や下山時には見失い易いので注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
軽アイゼン
トレイルテープ
|
---|---|
備考 | 残雪期では予備手袋があって助かりました。 下山時にはトレイルテープやGPSが役に立ちました。 |
感想
残雪期にしか登れない山がある事を知ったのは最近の事でした。その中で日帰り可能な男鹿山塊の冠名を戴いている男鹿岳に行って来ました。
登山ルートは、釜沢橋⇔大川峠⇔男鹿岳としましたが林道から北西尾根取付できれば北西尾根からのアプローチする事にしました。
実際は、水無橋P696(釜沢橋3.5km手前の通行止の看板有)より歩き始める事になりました。それに林道より北西尾根取付点と思われる所から少し進んだのですが、物凄い藪に前を塞がれたので北西尾根が断念して引き返しするはめになりました。
全コースツボ足で行けました。
この山の持つ魅力は山行難易度が高い事とそれに勝る絶景がある事です。
*山行を躊躇してしまう難易度*
このルートの難易度を高くしている特徴は2点あります。
第一にアプローチが長い。
林道歩きが片道8km(筆者の場合11.5km)要する事です。林道には落石があり歩き難さに加え、この日は林道の半分より残雪が滑り易い状況でした。
第二に登山適期の見極めを難しくしていると思います。大川峠から山頂までは明瞭な登山道がなく、藪漕ぎと雪道になります。
藪漕ぎでは気力と体力を消耗します。その意味では雪道はとても歩き易く感じました。
これからでは、融雪が進み藪が多く歩行困難が増加します。
それ以前では、藪は少ないが雪上ラッセルに迫られると思われます。
*まさに絶景*
渾身の藪漕ぎと雪道の先には「絶景」がありました。青空の中に浮かび上がる那須連山は言葉にならないくらいです。「那須連山を眺望するにはここしかない」と思いましたし「ずっと眺めていたい」気持ちにもなりました。
最後に反省
冒頭に記載した通り、スタート地点が当初予定していた釜沢橋よりかなり手前の水無橋になった事は事前の調査不足と判断の誤りでした。歩き出した時と疲弊して戻って来た時の落胆は相当なものでした。(多くの方より7km増)
北西尾根に取付については安全面では考えはいけない事でした。結果的に集中力の欠如と無駄な動きによって時間的ロスになってしまいました。今後計画のルート変更は危急時のみとする事を金科玉条とすべきと反省しました。
今回の山行は快晴無風の登山日和であった事と山行を喚起させる先人達のレコードがあった事が動機となりました。先人達の皆さまに感謝申し上げます。
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