ナイスホリデイ！ 乗鞍岳（位ヶ原山荘より）

2017年04月29日(土) ~ 2017年04月30日(日)

• GPS: 05:22
• 距離: 5.6km
• 登り: 560m
• 下り: 679m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:57

距離 5.6km 登り 560m 下り 679m

4:06 位ヶ原山荘
5:41 5:59 肩の小屋口
8:08 8:28 乗鞍岳
8:32 乗鞍岳頂上小屋
8:36 8:37 蚕玉岳
10:03 位ヶ原山荘

天候

29日（土）晴れのち雪
30日（日）晴れだけど稜線上は強風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

大阪隊は近鉄特急アーバンライナーと中央本線快速”ナイスホリデイ号”を乗り継いで中津川へ。愛知隊はリチャード号がサイモン隊長をピックアップして中津川へ。
�仝畫�10時。JR中津川駅に集合してリチャード号でGO!　
国道19号〜（藪原）県道26号〜（奈川渡）国道158号〜（前川渡）県道84号にて乗鞍高原へ約2時間くらい（帰りは乗鞍スーパー林道経由）。Ⓟ無料
�⊂莪塙盡供前魅�原山荘 （14:30発に乗車）
アルピコの乗鞍春山バスにて往復2500円（この日から開通でした）。
＊一般車両は三本滝Ⓟまで入れるようです。
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/haruyama/

コース状況／危険箇所等

29日に山荘先の取り付きまでトレースを確認しましたが、降雪で30日午前4時に出発した時はトレース無し（以降はGPS頼りに行動）。
広い雪原に出たら雪に埋まったトイレ（祠っぽく見えた）辺りから鞍部を目指して登り、左手の朝日岳をトラバース気味に目の前の稜線を登り切ると剣ヶ峰が間近です。
＊朝日岳のトラバースは凍ってると斜度もあるので注意必要。　雪崩も心配です。

その他周辺情報

位ヶ原山荘　１泊夕食付６８００円（夕食は鹿鍋）。和室で布団で寝られます。談話室にこたつあり。早めについてここでお酒飲みながらマッタリもいいかも！　年代物の山小屋ですが、冬季も営業されていてハイカー・スキーヤーにはありがたいです。
http://www.kuraigahara.jp/

写真

4/29 9:36

JR東海313系　ナイスホリデイ木曽路号(sa)

4/29 14:18

アルピコバスがやっと来た！(sa)

4/29 14:19

極悪人顔が先頭。。。(sa)

4/29 14:11

これがいつもの「おしゃべりペリカン隊・三悪人」
怪しさ満点です（Si）何故にこんなにローアングル？（sa）

4/29 15:16

位ヶ原は雪模様でした(sa)

4/29 15:17

だるまストーブ
🎶　暖まって行きなよぉ〜　🎶（Si）

4/29 15:27

アイゼン自慢大会（Si）

4/29 15:30

個室で過ごさせていただく。(sa)

4/29 15:32

いつものペリカンショット（Si）　この後ほとんど持ち帰る。。。（sa）

4/29 17:45

山荘前の雪の壁（Si）　何故にこんなに小っちゃい？(sa)

4/29 17:51

無理やり突っ込んでいます（Si） 登れって言うから・・・(sa)

4/29 17:54

オヤジたちの雪合戦（Si）

4/29 17:55

モンスターもあります（Si）

4/29 18:11

これも、いつものペリカンショット（Si）

4/29 18:55

ランプの宿（Si）

4/29 20:08

位ヶ原の夜も更けて・・・(sa)

4/29 19:01

とても静かな談話室（Si）

4/29 19:00

現れたる「おしゃべりペリカン三悪人」（Si）　早よ寝〜(sa)

4/29 20:24

う〜ん　やはり強風かぁ(sa)

4/30 4:47

左の雷鳥岩に向けて直登

4/30 4:59

穂高連峰
左の奥に槍ヶ岳（Si）

4/30 4:59

出た！（リ）

4/30 4:59

ゲートボールの玉とちゃいます。(リ)

4/30 5:00

4/30 5:02

シルエット・ロマンス（Si）

4/30 5:11

鞍部へ直登

4/30 5:15

地表を雪粒が這ってます。（リ）

4/30 5:30

おーお山が光ってる！！(sa)

4/30 5:39

出発して90分　大休止です

4/30 5:43

トイレのようです。ここでアイゼン装着(sa)

4/30 5:47

4/30 5:57

看板が埋まってました。(sa)

4/30 6:06

鞍部直下です　コロナ観測所のドームが見えてくる。

4/30 6:07

ここまで2時間を要しました

4/30 6:44

観測所と肩の小屋（リ）

4/30 7:17

トラバースします　新品のアイゼンが滑りまくって怖かった（sa）

4/30 7:17

振り返ってヤッリホ〜(sa)

4/30 7:18

ドームの向こうには笠ヶ岳の端正なお姿(sa)

4/30 7:19

行け行けペリカン隊(sa)

4/30 7:43

剣ヶ峰が眼前に
すでに「楽・らく・笑」（強風の下）3時間30分経過しています

4/30 7:48

無題

4/30 7:54

最後の岩場。久しぶりの3000m越えは辛かった(sa)

4/30 7:59

8時　剣ヶ峰　到着

4/30 8:00

バックは木曽御嶽山(sa)

4/30 8:26

少し霞んでますが大展望。風が弱ければもっとゆっくりしたかった！(sa)

4/30 8:26

30分ほど滞在し、下山スタート

4/30 8:31

雪庇の稜線
すざまじい風が吹いています

4/30 8:33

山頂直下。もの凄い風で雪煙と氷のかけらが顔に当たって痛いのなんの(sa)

4/30 8:36

こんな感じで体を風上に傾けないと立っていられない(sa)

4/30 8:38

そしてここからお楽しみの・・・(sa)

4/30 8:46

ヒップそり大会の開幕です(sa)

4/30 8:48

リチャードさん(sa)

4/30 8:48

あっという間に滑走。。。(sa)

4/30 8:49

苦労した標高差も一瞬でしたね(sa)

4/30 9:02

少し傾斜が緩やかに
油断せず慎重に下山します

4/30 9:04

広い雪原。ホワイトアウト時は恐ろしいやろうな(sa)

4/30 9:39

最後のひと滑り(sa)

4/30 9:44

木かと思ったら人だった。凄い行列(sa)

4/30 9:52

バス5台分の人々が、いっせいに下山するわしらに向かってきました

4/30 9:58

まさかの数珠繋ぎ。。。早朝の静けさは何処へ？(sa)

4/30 10:02

愛知隊のおじさま達(sa)

4/30 10:22

山荘に帰ってきました。（リ）

4/30 10:59

雪の回廊見ながら(sa)

4/30 10:59

さぁ〜かいろうー(sa)

4/30 10:59

記念撮影(sa)

5/1 6:01

楽がきしてしまいました　かか堪忍

4/30 11:06

山荘のマドンナ、楽しくお相手いただき謝謝！(sa)

4/30 11:24

先月滑ってたのが実は道路だったのショット。ゲレンデスキーも穴場な乗鞍高原です(sa)

4/30 11:44

観光センターに戻りました(sa)

4/30 13:37

水芭蕉。お疲れさまでした！

おまけ。今回のペリカンツアーちらしです。悪しからず・・・

撮影機器：

SO-04E Sony

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

iPhone 7 Plus Apple

感想

miki3sk

春山ということでガリガリの氷の上を歩いて登り、帰りは気温も上がりツボ足で下るつもりでしたがふかふかの新雪。
まさかのラッセルで思い通りに進まずに疲れました。
稜線に出ると相当の強風と寒さで体感は真冬、おかげでスマホがダウンしてしまいました。
帰りは尻セードで楽をして帰りましたが、山荘に近づくと蟻の行列のようにボーダーやスキーヤーが登ってきて驚きました。
風以外は天気も良くライチョウさんにも会えて最高の山行でした。

satokun

まさかの2ヶ月連続で自分が乗鞍高原にやって来るとは・・・

3月の連休にマロッチさんとゲレンデスキー＆雪山ハイクを楽しんだ乗鞍高原。快晴の予報も見事に裏切られ”最悪でも位ヶ原までは行こう”っと思ってたのに遠く及ばず（泣）　その時に4月末にはバスで位ヶ原山荘まで登れて剣ヶ峰ピストンも可能だと知って今年のGWペリカンツアーに企画書を提出。サイモン隊長より採用通知を受け取り無事決行となりました。　

当初は土曜日に山頂アタック予定でしたが私の仕事の都合で日曜日アタックに変更。まっ、土曜日は午後から雪で日曜日は風が強いもののお天気には恵まれ結果オーライかな？　夜は満天の星空に真っ白な天の川。吸い込まれそうな感じでした。早朝4時にスタートしましたが前日には確認できたトレースは降雪で消えており開けた雪原に出るまではGPS頼りにプチラッセル。夜明け前からキツイよな〜って思いながら登ってたら2羽のライチョウさんが目の前をヨタヨタと横切る。カメラ出す前にどっかいっちゃいましたので画像はありませんが幻じゃないと思います。

それにしても稜線は風と言うか暴風レベルの吹きっさらし。写真じゃわからないと思いますが、氷の欠片見たいのなが顔にぶち当たって痛いの難の・・・目出し帽にゴーグルが必要でした。　霞んではいたものの山頂からは素晴らしい展望。下山はスキーにはかないませんが大阪からザックに括りつけて持参したヒップそりが大活躍。苦労しながらトラバースした急斜面をあっという間に直下降でした(笑)

そして位ヶ原山荘直前の斜面から続々と登って来るスキーヤー＆ハイカーのおびただしい列。山でこんな行列見るの富士山以来じゃなかったかと。人気の高さが窺えました。　手軽に登れる春の3000m峰ですが、まだまだ冬山装備が必要です。これからGWに楽しまれる方も十分な防寒でお出掛けを！　恐れずに、でも気を付けて‼

サイモン

今回も4月30日ピンポイントの「楽・らく・笑」で、乗鞍岳登山ができました。ありがたいことです。

聞きしに勝る「強風」ではありましたが、快晴の下（行動中一瞬の曇りなく）何事も無く無事に下山できました。これまた、ありがたいことです。

この時期コース自由につき標識も無く、ホワイトアウト時は「魔の山」となりそうです。確実な天候判断が必要です。

乗鞍高原を来シーズン「ペリカン技術選」候補地のひとつとしたいと思いました。
重ねて「楽・らく・笑」をありがとうございました。