山頂成就駅から石鎚山往復


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 934m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 5:50
天候 | 曇時々霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ニノ鎖周辺に残雪があるが、特に問題はない。 風が強く、展望も無かったので、天狗岳は割愛。 |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(娘・小6)、リンちゃん(娘・小4)との月例登山の5月分は、四国の名山、石鎚山に行くことになった。登る前、コースの標高差と状況から、これまで登った山と比べて一、二を争う厳しい山だ…と散々脅していた(苦笑)。
前日のうちにクルマで新居浜入りして、前泊。
ロープウェイの始発(7:40)に間に合うように、朝6時半にチェックアウト。目論見どおり7:25くらいに西之川に到着したけど、みーーーんな考えることは同じで、すでにきっぷを買い求める長蛇の列が出来てた。勿論、その長蛇の列を捌くために臨時便がたくさん出てたけど、私たちが乗ったのは第3便か第4便くらいになった。モンベルの割引は、会員本人のみ。4人全員の割引を当てにしてたのになぁ〜(苦笑)。
9:24に山頂成就駅をスタート。ここまでは日差しもあって、日焼け止めを忘れてきてたことを後悔してたけど、次第に雲行きが怪しくなり、細かい雨粒が降ってくるようになった。成就を通過する時に目ざとくソフトクリームの看板を見つけたポッポとリンちゃん。しっかり頂上まで歩いてここまで戻ってきた場合には、ソフトクリームを買ってあげることを約束してしまった(苦笑)。
今回のコースは、2000年に今宮から頂上まで歩いて以来(http://spillthebeans.a.la9.jp/yama2000/000504.htm)。あの時は一ノ鎖付近でテント泊の予定で、日没時間との闘いで必死に歩いてたせいで、コース状況など殆ど覚えていない。どこかで足が攣ったことは憶えてる(苦笑)。このコースは成就から八丁坂を下ることによってせっかく稼いだ高度を登った分を吐き出してしまうところが難点。歩けども歩けどもなかなか八丁坂のコル(最低地点)に着かない…。八丁坂のコルからは本格的登りに。スタートから1時間で前社ヶ森まで行くつもりだったけど、ポッポが空腹を訴え始めたので、「石鎚山頂2.0km 成就1.6km」の標識のある場所で、10分休憩。
休憩後歩き始めると、10人を超えるパーティーが前を塞いだ。が、彼らは試し鎖の方に行き、ウチらはリンちゃんが鎖は無理なので、必然的に迂回路に行く。鎖の方は順番待ちで時間がかかるようで、正規コースと迂回路が合流する前社ヶ森売店前では彼らの姿は無い。どうやら、追い越せたようだ(苦笑)。
天気はゆっくりと悪化してたものの、夜明峠では一旦陽が差し、天候回復を期待させる感じになった。しかしこれは一時なもので、一ノ鎖に着く頃には、元の陰鬱な感じに戻った。一ノ鎖も迂回路を選択。ニノ鎖の鳥居のところで2回目の休憩。
ニノ鎖は土小屋からのコースの合流点のため、一気に登山者の数が増えた。ニノ鎖も迂回路を選択したけど、途中雪が解けたばかりのドロドロのところでリンちゃんがお尻を着いてしまったので、ズボンがドロドロになってしまった。ニノ鎖の迂回路は金属製のはしご類がたくさん整備されているため、トントン拍子に進んでしまい、三ノ鎖と面河分岐を過ぎて、あっという間に石鎚頂上小屋に、予定時間の正午よりも随分と早い11:09に着いてしまった。せっかくの頂上だけど、ガスが酷く、全く何も見えない…。
頂上小屋では、弟子と私はカレーライス、ポッポとリンちゃんはシチュー&ライスを食った。天候が良ければ天狗岳を往復するつもりだったけど、展望は利かないし、風も強く、そこまでのバッドコンディションのなかを強行するメリットを全く感じなかったため、11:41より下山にかかる。木や金属の階段は勿論のこと、階段状になってる箇所が多いので、登り以上に下りはスムーズ。12:07にはニノ鎖の鳥居に到着。
下りでは登りの方とのすれ違いで待たされることも多かったけど、ニノ鎖で土小屋コースに降りるひとが分かれて行ったため、めっきり登山者の姿が少なくなる(苦笑)。12:42には前社ヶ森売店に到着。前社ヶ森売店の休憩では、弟子とポッポは「試し鎖」とはいったいどんなものなのか確認するため、偵察に行った(苦笑)。
八丁のコルを通過し、登りにかかる。20分ほどの登りで成就に到着。約束どおりポッポとリンちゃんにソフトクリームを買ってやった(ポッポはチョコ&バニラ、リンちゃんはパインアップル。ついでに私もバニラ...笑)。
山頂成就駅では下りの便の整理券が出てた。駒ケ岳ロープウェイで数時間待たされた悪夢が蘇ったけど、殆ど待たずにスムーズに下り便に乗れた。
天気予報ほど天気が良くなく、展望ナシ&強風のため天狗岳を割愛したことは残念だったけど、危険箇所には迂回路や金属のハシゴ類が整備されていてポンポン歩けるため、ポッポもリンちゃんも「思ったよりも簡単だった」と言うほど楽チンだったようで、子供が満足してた…という意味ではイイ山旅だったのではないでしょうか。
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