月山
- GPS
- 03:20
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 485m
- 下り
- 830m
コースタイム
天候 | 晴れ、照り返しで暑い 場所により微風・弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・スキー場のリフト利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場エリア内は雪は豊富。月山山頂付近は地面が露出していて、スキーだ山頂まで上がるのはたぶん無理。雪質はこの日は水気の多いザラメ。 |
写真
感想
お隣の湯殿山に行こうかとも思ったが、ひよわってリフトの利用ができる月山にした。ここも山頂付近は雪が少なく、2日続けてブーツで夏道登山道を歩くことになった。
有料駐車場には8:30頃到着。連休中の好天予報なので停めるところがないかと危惧したが問題なかった。それでもBCエリアに入ると思われる人が多数だった。準備の後に駐車場を出発。ここはリフトまで長い長い上り坂を登らなくてはならず、ここが結構しんどい。途中までくるとスキーヤーが板を預けてクルマに乗せているようであった。以前からあったサービスなのかは知らないが有り難く使わせてもらう。ザックとウィペットだけでも結構きつい登りになる。リフト券1回券を買い、板をピックアップしてリフトに乗る。今日も天気は良く暖かいので、ジャケットなしでリフトに揺られても全然寒くない。所々地面に近くリフトが這わせてあるので、板が地面に当たる。リフト降りて例によって月山の看板の写真を撮り、シールを板に貼る。以前、リフトを降りたら何も見えないこともあったが今日は問題ない。歩き始めてしばらくすると大斜面が現れる。ここをトラバース気味に距離を稼ぐ。距離は進むが標高はちっとも上がらない。雪は気温が高いためか水気の多いザラメ。もう5月だし先日の至仏山のような快適上質ザラメを期待するのは無理なのだろう。トラバースの区間は風も当たらず、歩いていると雪面からの照り返しもあって暑いくらい。昨日の鳥海山と同様ジャケットなどは全く必要がなかった。トラバースが続き、標高が上がらないので、息が切れることもなく先に進む。トラバース区間が終わる頃、風の吹き抜けるエリアが出てくる。この前で座って休みたかったが戻るわけにもいかないのでここでジャケットを着て持参した食料を消費する。が、ここでジャケットを着た判断は微妙だった。ここから先は傾斜が少し付いてくるので、これまでのようにチンタラ歩くわけにもいかず、ジャケットを着たことで暑く感じるようになってしまった。傾斜のあるところだし、ザックを下ろして脱いで、、、と一連の動作をするのも面倒なのでそのままで通す。標高を上げると露岩も見えるようになるし、雪が狭くなっているところも見られる。ここを登山者とスキーヤーが皆通るので、渋滞とまでは言わないものの、前後左右に人が集中する。以前この斜面を登ったときはクトーを使った記憶があるが、今回は雪が緩んでいて慎重に登れば問題なかろうと判断した。実際特に問題もなく傾斜区間を通過。その先は、完全に地面が見えていてスキー歩行が無理な一帯だった。スキーを背負って降りてくる登山者もおり、これ以上のスキーの登高は不可能と判断し、板をデポした。雪道と夏道のミックスを登り切るとほぼ平たい山頂付近に出た。以前来たときは4月後半で今回より1週間ほど早いだけだったが、雪は完全に付いていたし、板を脱ぐこともなかったので、今年は雪消えが早いのかもしれない。昨日同様、スキーブーツでロボット歩きをしながら進み、最高点付近に到達。山頂付近の建物は一部出ているが、大半はまだ雪中だった。山頂付近は風が吹き抜け寒いので、休憩する場所がなく、少し下がって建物の陰になるところでザックを下ろす。今日はろくに休憩もしないで登ってきたので食料も水も全然減ってない。今日はここまで2時間かからず、このままさっさと降りてしまってももったいないのでのんびり休憩し、ゆっくりスキーデポの箇所まで下る。登山者は多く、自分が下る間もひっきりなしに登ってくる。リフトがあるとやはり気持ち的にも楽に感じるのだろうか。板をデポしたところまで戻り、滑る準備を始める。以前の訪問時は山頂付近から滑ることができたが、今回は雪がないので致し方ない。大斜面の最上部で準備をして滑り始める。雪は思ったほど重くなく、ターンも決まる。スキー用の下りのルートもいくつかあるのだろうが、例によって事前にリサーチしていないので、来た道を戻る。大斜面を滑る誘惑に駆られるが、後で登り返すのも暑くて嫌なのでおとなしくトラバースする。行きと異なるのは、帰りは上手くスキーをさばけば比較的容易に先に進めることだった。途中、何度も止まって景色を眺めつつリフト付近まで戻る。後は消化試合的にゲレンデを降り、ゲレンデからは朝息を切らして登った斜面をこなして駐車場に戻る。朝は空きのあった駐車場はさすがにこの時間はほぼ満車になっていた。
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