思親山 〜立夏の日に〜 B42
- GPS
- 05:20
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
井出駅発13:03(身延線)富士駅着13:52 三島駅着14:28、発15:12(伊豆箱根駿豆線、510円)修善寺駅着15:50、発16:25(新東海バス、1320円)大藪BS着17:16 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駅to駅の穏やかなコース。佐野峠から東海自然歩道。 |
その他周辺情報 | 前泊 甲府市内のホテル 後泊 土肥温泉民宿「山仙」。独りの素泊まりでも気持ちよく対応してくれた。お着きの菓子はショートケーキ。貸切温泉風呂3室。 |
写真
感想
今回の山行では、すべて南下のコースを選んだ。列車移動も南下である。長野から山梨を経て静岡まで、今夜は海の近くで休む。
甲府駅を6時22分に発つ身延線特急列車に乗車する。普通列車の次が特急、JR東海だから仕方ないか。特急料金を支払い、内船駅に向かう。例によって下車したのは私のみ。駅前に何も無いことを確かめて、東方向へ歩き始める。
今日も標高差900メートル、林道をひたすら歩き、緩やかに上って行く。天候はすこぶる良い。早く会いたい。2台分のエンジン音が聞こえたほかは、小鳥の囀りのみが響く静かな時間。楽しんだ。
佐野峠に着くと、眼前に大きな富士山が現れる。この季節にしては少し多めの雪が、一層その美しさを引き立たせる。暫らく佇んだのち、思親山へ向けて東海自然歩道に足を踏み入れた。残りの標高差は200メートル。車でやって来た人にとっては、あまりにも呆気ない道のりだろう。
山頂にはベンチやテーブルが点在していた。思いきりのんびりと過ごすに適した場所なのかもしれない。富士山は勿論、反対側へ視線を移せば安倍奥の山々も見渡せる。この連休に2年続けて訪れた記憶が甦る。昨日同様、贅沢な眺めと共にゆっくりと食事をとった。
八木沢を目指し、眺望の得られない、変化に乏しい道を進む。整備されているがゆえ、余計に単調さを感じてしまう。八木沢の集落から思いがけず上り返して、峠へ。1本早い列車に乗るべく、先を急いだ。今日は貸切温泉が待っている。
井出駅のあまりの渋さに感銘を受けつつ、列車を待った。富士駅までの1時間足らずも、東海道線上り列車の車中でも、妙に退屈だった。三島駅から嫌になるほど揺れる駿豆線で修善寺へ。そこから西伊豆に向かう。明日どうしても早朝から歩き始めるために選んだ、土肥温泉泊のために。
あまりにも美しい夕陽と、小さな可愛い露天風呂のお蔭で、2日間の疲れは何処かへ消え去っていった。
kimichin2様
こんにちは。
kimichin2様が佐野峠から富士山を眺めていらした頃、私は、高尾山の一丁平から富士山を眺めておりました。高尾山山頂では、富士山に雲がかかっていなかったのですが、一丁平から見た時は、富士山の左側に雲がかかっていました。これがなんともいいなあと思って見ておりました。kimichin2様のお写真を見ると、ちょうど反対側の右側に雲が写っていました。「おんなじ雲だ!!」となんだか楽しくなりました。
反対側はまだ雲がなかったのですね!!
同じ日の富士山の360度の世界を知ることができて、ニコニコしてしまいました。
reochi19様
富士山は、やはり北西側から見るのが最も美しく、好きです。
富士山周辺の富士見の山には、大分登って来ました。残るは南側から
なのですが、どうも足が向きません。
でも、どこにいても富士山を見つけると、間違いなく昂揚しますね。
reochi19様もこれから、富士山を360度の方向から眺めてみてはいかがですか。
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