7年ぶりの残雪の日光白根山、静寂のなか青空に向かう
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp98a0dbe294f5652.jpg)
- GPS
- 04:00
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 601m
- 下り
- 595m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:20
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
この春から参加したサークルのGWに残雪期の日光白根山と至仏山に登る企画に参加。
残雪期はある程度雪山ハイクに慣れている人たちと登らないとちょっと不安なのでちょうどいい機会だった。
初日の日光白根山は丸沼高原ロープウェイを利用してその山頂駅から山頂を目指す。
7年前に日光白根山に登った時は反対側の日光湯元温泉から登ったので、
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-175482.html
今度登る時は反対側の丸沼高原からの姿を眺めたいと思っていたのでちょうどよかった。
しかも日光湯元温泉から登った時は夏山だったのに体力的にそこそこきつかったので、残雪期にあちらからはちょっと大変そうなので、その点もちょうどよかった。
前日まで大台ヶ原に登りに関西にいたので昨晩帰りはかなり遅くなり、そのまま今日は朝早くに集合。
昨日、京都駅で新幹線を待っている時はやっぱり予定詰め込み過ぎじゃないかとちょっと後悔もしていた。
が、ロープウェイの山頂駅に到着し、青空を背景に目の前に堂々と日光白根山が現れたのを見たら、少しくらい体力的に無理しても来てよかったなぁと心から思った。
樹林帯に入ると思ったよりも積雪深があり、始めから軽アイゼンを装着。
6本爪の軽アイゼンを使うのはかなり久しぶりで装着に少々手間取る。
季節がもう少し進むと雪渓部分だけ軽アイゼンが必要で付けたり外したりしなければならないので面倒だが、最初から最後までつけっぱなしでいいので楽だ。
雪はけっこう締まっているようにも見えていたが、たまに踏み抜くと脚がすべて入ってしまうほどの深さがある。
ただそれ以外は雪が積もっていると地表面の凹凸が埋もれてしまうのでかえって歩きやすいのかもしれないと思った。
そして今日は気温も低すぎずちょうどよく気持ちよく高度を稼ぐことができた。
ロープウェイ側からはもっと歩いている人が多いかと思っていたが、ほとんど人とすれ違わなかったのは時間が遅かったせいだろうか。
7年前に日光湯元温泉から登った時は五色沼に至るまで誰にも会わず静寂の日光白根山を味わうことができたが、今回も静かな山行を楽しむことができた。
「大雪渓」のような雪道を青空に向かって登っていく。
昨日の大台ヶ原ではずっと雨の中だったので、今日の清々しい青空がとても気持ちがいい。
さすがに山頂部は雪渓部分を除いて雪は融けていた。
山頂に到達すると、先週末にも見た男体山と女峰山が間近に中禅寺湖も見えている。
そして西側には明日登る至仏山が真っ白に輝き、燧ヶ岳が格好良く聳えている。
その右側には会津駒ヶ岳の姿も。
7年前は新緑の時期にシラネアオイを期待して全く見ることができず残念だった日光白根山。
今回は全く違った残雪の風景を楽しむことができた。
厳冬期は技術的になかなか厳しいけれど、残雪期の山にはもっと登りたいなぁとその魅力にはまりつつある。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する