大峰山・水昌山へ 信州ふるさと120山
- GPS
- 04:20
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 901m
- 下り
- 906m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木多いが 踏み跡はしっかりしている |
その他周辺情報 | 戸倉上山田温泉 |
写真
感想
2017年(平成29年)5月8日(月)
大峰山・水昌山
「坂城インター 故郷の大峰 絶景待つ」
信州ふるさと120山、
坂城町の最高峰、
そして千曲川右岸の里山最高峰でもある。
高速道を走り去る車、
そしてその轟音止みやまぬ横にある高峰山登山口
西尾根コースの入り口になる。
大峰山へのコースは
上田から太郎山を経由して登るか
林道水昌線を車で上り芝峠から登るのが一般的のようだ。
今回は最近復活させたという(といってもだいぶ前のようだが)
様々な地名の残る西尾根コースを選んだ。
ところがその地名が「信州ふるさと120山」の地図には
記されているのだが、山中には全く表示がなく残念だった。
「石切場」「軍人山」「あかじらす」「じしゃら」などなど
意味の分からないものも多く楽しみだったのだが
どの場所なのか、その地名の謂れも分からず
ただただ登ることになってしまった。
登山道で印象に残ったことは
まず登り口から中盤にかけて
オレンジ色の鬼ツツジが山道を覆い
美しいオレンジ色のゲートを作っていた。
またクサボケという低木(草)に
オレンジ色の5弁の花が咲き誇るところがあり、
オレンジ色のじゅうたんを敷き詰めたような
登山道を登ることができた。
その他タチツボスミレの群落
新緑が美しい場所もあり
それらの変化ある登りを楽しむことができた。
山頂までは木々の間から周りの山が少し見えるのだが
ほとんど景観はなく寂しかったが
ポンと飛び出た山頂では
その絶景に登ってきた疲れを吹き飛ばすことができた。
上田盆地の先に八ヶ岳
霧ヶ峰から美ヶ原への平坦な山稜
まだ雪をかぶる北アルプスの槍・穂高などの峰々
山頂を移動すると菅平・浅間山も展望できた。
黄砂、霞のためか富士山は確認することができなかった。
しばらく展望を楽しんだ後
水昌山方面へと下った。
水昌山は藪に覆われ全く展望がなくすぐ下山。
芝峠を経由して林道水昌線へ下った。
長い林道だったが山吹の黄色が美しく
また山肌の山桜が新緑と淡いグラデーションとなり
故郷の山らしい趣に浸ることができた。
駐車場に戻ると
近くに住むというおばあさんが、
ワラビを山のように抱え声をかけてきた。
「大峰山いってきただかい?」
「一度は登ってみたかただが、もうだめずらな」
藪山に入ってワラビを抱えながら歩く体力があれば
故郷の山には登ってほしいなと思った。
近くにあり、見えている故郷の山でも
遠くて近寄りがたいのかなと思った。
ふるちゃん
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