川苔山(真名井北陵バリ〜獅子口小屋跡〜大丹波川ルート)
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- GPS
- 08:11
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,781m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:43
水平距離、累積標高(+、-)
21.4km、+1,663m、-1,568m
天候 | 曇り。山頂周辺は時々小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)大丹波南から西東京バス、川井駅から奥多摩線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(真名井北陵) ・前半は稜線まで少しきついが、乗ってしまえば快適歩き。 ・後半は、さすがバリだけに、滑りそうな急登や超細尾根が幾つかあり、気を遣う。特に雨で落ち葉が濡れていたので少々厄介だった。 ・P1002の手前で、巡視路のトラバースに入ってしまい、階段も出てきたので不思議に思うこと無くしばらく進んでしまった。 ・突然踏み跡が無くなり、急斜面のトラバースとなる。そこから直登もトライしたが、斜度キツく滑ったら50mくらい下まで一気アウトなので、諦めて戻り、尾根筋のそれでも急登を、木に捕まったり根っこ掘り出したりして登った。このルートは、多少歩きづらくても基本尾根筋が正解と身に染みた。 ・途中、山頂迂回路のようなトラバースの踏み跡が出てくるが、以後一切見向きもせず稜線を直登。その先で細尾根となり、トラバースは別方向に向かうかUターンだろう。 ・一般ルートに出ると、高速歩きが可能。 (獅子口小屋跡〜大丹波川ルート) ・獅子口小屋跡までは急なジグザグだが一般ルートだけに歩きやすい。 ・大丹波川ルートは、なだらかな沢沿いを下っていくが、なかなかワイルドな木橋が連続する。木橋の苔が雨後滑るうえ、老朽化した橋も多く、時にかなりな高度感のため、慎重に。老朽化、と言っても、実際やばいと感じたのは二箇所。 ・一つは写真36で、上下に10cmくらいたわむ感じ。沢に降りるのも厳しいので、私は勢いつけてササット渡った。(笑) ・もう一つは、橋が斜めになっている写真42。諦めて沢に降りて渡渉した。 (「老朽化につき通行注意」の看板が何度か出てくるが、沢に降りれるところはともかく、渡るしかない橋では何に注意すべきか今一つガテンいかず) ・途中、写真49のところで上は高巻かと思ったが、車道に出て終わりであった。Uターン。 ・木橋20〜30のうち、見た目、老朽化が半分近くあるが、意外としっかりしていて、看板で煽られるほど危険は感じなかった。 ・とはいえ、大丹波川ルート、奥多摩にもこういうルートがあるとは大収穫であった。 |
その他周辺情報 | 温泉に寄らず帰宅。 |
写真
時折ポツポツきます。
p1002手前から急登です。雨後の落葉が滑る(泣)。
p1002手前の巡視路トラバースに引き込まれてしまいました。
その先で急斜面のトラバースになり踏み跡消失。仕方なくUターン。
感想
真名井北陵は、数年前にusagreatさんのレコで興味を持ったのですが、アクセスの関係でなかなか行けず、やっと機会を得て行ってきました。
真名井北稜は稜線まで少し斜度がありますが、前半は快適歩き。時折開けたところから赤杭尾根も至近に見えます。今日は標高約1000m以上はガスの中。
P1002手前から急登になります。雨後の落葉がズリッと行きそうな斜度が続くので息が抜けません。P1002手前で巡視路のトラバースに引き込まれてしまい、その先階段も出てきたので安心して進むと、急斜面のトラバースで踏み跡消失。何とか進もうとするが足場無く急斜面のため撤退。直登もトライしてみるが、斜度がきつくなり、結局Uターン。元の稜線を登ります。
とはいえ、これが結構な斜度なのです。木を掴むのは勿論、根っこを掘り返して支点にしたり、なかなか大変です。
その先で、え?!、これを行くのか!?
というような超細尾根。
両側は切り立ってガスで下は見えないものの、数十mは切れ落ちています。
木が生えてなかったら行けなかったと思います。
その先も急登や細尾根が幾つか出てきます。
危険を感じるほどではないですが、はやり後半は破線もないバリなので、慎重に。
赤杭尾根の一般ルートに出ると、あとは高速歩きで川苔山。
ガスで眺望ゼロですが、多数で賑わっています。
ランチ食ったら獅子口小屋跡へと下ります。
小屋跡まではジグザグですが一般道だけに歩きやすい。
小屋の手前で岩穴から水がたっぷり流れ出ています。
これが地図の水場マークですね。
飲みませんでしたが、あてになる水場かなと思いました。
獅子口小屋跡は礎石が並んでてそれらしき雰囲気。
ここから沢沿いの歩きになります。
「木橋老朽化につき通行注意」の看板が何度か出てきますが、沢まで簡単に降りれるところはほとんど無く、何をどう注意すればいいんだろう。
一番揺れる橋で上下動10cmくらい。沢まで降りるのも難しそうなので、勢いをつけて短時間で渡りました(笑)。その先は、見た目老朽化してる橋が半数近くありますが、躯体はしっかりしておりほとんど揺れません。でも雨後の苔が滑るので、高度感ある橋や長い橋は気を遣います。
ワイルドですが、なかなか味のあるルートですね。
奥多摩にもこういうルートがあったのか、と見つけものした気になりました。
一度、高巻かと思って車道に出てしまう場面はありましたが、Uターンして「老朽化」した橋を楽しみました。全部で30やそこらあったのではないでしょうか。
見た目老朽化でも意外としっかりしてるな、と思いました。
看板は誇大広告というか、何かあった際の責任逃れな気がしました。
清東橋BSまで最後車道歩き40分。バスの時間まで半時間以上あるので、朝の真名井橋の更に下まで歩きました。
おかげでリス君も追加でゲット!
なかなかスリリングな楽しい一日でした。
ShuMaeさん、おはようございます!
川苔山、私たちまだ未踏なんですよ。。。
ロング&ハードですね
後半はバリですし
体力ありますよね〜!素晴らしい!!
昨日のレコがでちゃったので、
今年のGWはお山なしで、のんびり?
hana_solaさん、こんばんは。
お返事遅れてしまいスミマセン。
川苔山も色々コースありますが、西からの滝コースや、本仁田山からの鋸コース、赤杭尾根も人気の楽しいコースですが、今回の真名井北稜は好き物向けにしても、下山の獅子口小屋跡〜大丹波川ルートもとても面白い(ちょっとワイルドな)コースで奥多摩には珍しいかな、と思いました。
いえいえ、車道歩きが10kmほどあって山道は結構短かかったです。
それに3週間ぶりでGWで積載重量の増えた身には結構キツクて前半半ばから疲れていました
全国区のhana_solaさん、cheetahさん組には、奥多摩は食傷気味かと思いますが、悪くはないと思いますので、機会みてお出ましくださいませ。
車だと百軒茶屋周辺に駐車すれば車道歩きは少なくなりますしネ
GWは法事だったので残念ながら山無しでしたが、皆さんのレコで満喫させていただきましたヨ
後半も一般ル−トと書かれていますが、普通は歩きません。
川苔山は普通本仁田山経由とかでしょう。
感覚的には前半後半ともバリエ−ションル−トと思いますよ
こんなルートを20キロ以上の歩きは自分も自信がないです
もうすっかり体力回復のようですね
良かったです
ちなみに高速歩きってどんな歩き方ですか
momohiro先輩、コメントありがとうございます。
いや〜、川苔山はもう4回目で縦横のメジャーコースは歩いてるので、以前ヤマレコ友が歩いてたルートで登ってみました。車道歩きが10kmほどあるので山道は実際には短いですよ。
前半の気を遣う登りで疲れてしまい、簡単なルートで南下しようと思ったのですが、山頂でランチ休憩してたら少し回復できたので獅子口小屋跡ルートで下山しました。
でも、あちこち痛いのは、おかげ様で大分マシになってきましたネ。
いや、高速歩きは先輩のような技あり歩きではなく、一歩ずつ確かめながら時間かかったバリの急登に比べたら、サクサク歩ける、という意味だけですよ。
参考まで、一応私も目指してるのは、トムラウシでレンジャーお二人がされてた本物の高速忍者歩きで、見た感じ、体重が乗る前に足裏を着地させ、接地具合を確かめつつ加重され、その間に反対の足を出してらっしゃいました。パタパタとしかも回転が速く、路面の見えない草付きでも超高速で飛び去っていかれたのは感銘を受けました。でも見よう見まねでやったら、少し足首を痛めてしまい、熊の餌食は嫌なのでスグ普通に戻しましたけど 😎
ShuMaeさん、おはようございますっ(*^^*)✨バリルートですかあっ♪ちーすけはトレース消失で心が折れそうですが(笑)見事に目的の尾根に乗られ、見ていてわくわくさせていただきました✨
下りのルートは一応一般ルートなのですねっ(o^^o)沢沿いに歩けて特にこの新緑の時期は気持ちよさそうですねえ♪でも、橋がデンジャーー…(笑)
chi-sukeさん、メッセージありがとうございます。
いや〜(笑)なかなかワイルドなコースでしたヨ。
真名井北稜もヤマレコ友は難なく登ってたので、なめてたのがよくなかったのか、実際、斜度と言い超細尾根といい、雨で滑りやすかったのもありますが、バリの神髄を体感させてもらいました。(それを好んで歩いてるんだけど、実際疲れる!
一般道に出たときは正直ホッとしましたね。
下りの沢コースも少々滑り掛けましたが、奥多摩らしからぬ深山の雰囲気を味わえるコースでお勧めです(アクセスはいま三くらいですが(笑))
橋は見た目デンジャーなんですが、一か所揺れる以外は見た目ほどデンジャーではなかったです。
ワイルドなコースで楽しそうですね。途中の細尾根とか、お写真で見ると
ひえ〜!です。
木の橋達丁度架け替え時期なんでしょうけどShuMaeさんがササッて渡られてる姿が
目に浮かびます。
リス君達も見つけられて良かったですね。尻尾のは見過ごしそうです!
う〜んシリーズ私もう〜んです。35はイチリンソウ?56が気になります!赤いマッチ棒みたいのがある!
andounouenさん、こんばんは。
前回一緒に歩かせてもらってるので、ササーっと渡る詩型が目に浮かびましたか [[sc
あの細尾根は写真はだいぶ先まで進んで振り返ったのですが、写真の一番奥の下りの段差が一番細くて生きた心地がしなかったくらいです
う〜んシリーズの回答ありがとうございます。
Webで見ると確かにイチリンソウな感じですね。
写真#56は、hobbitさんのいわれるようにマンネングサの仲間(マッチ棒)みたいですヨ。
グラグラも怖いですが滑るのはもっと怖いです。
私ならへっぴり腰で(;'∀')
ShuMaeさんならスイスイですね。
見たことあるお花だけですが
間違っていたらごめんなさい。
43 ヤマエンゴサク
56 マンネングサの仲間
57 キケマン
58 ウツギ
59 コガクウツギ
もう夏の花が始まったんですね♪
hobbitさん、コメントありがとうございます。
いや、滑る木橋では、実は私も相当ヘッピリでした。
ダブルストックで支えながら渡り始め、途中で動けなくなることも数回
慣れてきた後半は、バランス取りながら一気渡りしてました
さすがお花博士ですね。ありがとうございます。
Webで写真見るとまさにそのとおり
56マンネングサの仲間は、多分コマンネングサ(ヒメレンゲ)かな
写真コメントに追記させてくださいませ
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