雌阿寒岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 922m
- 下り
- 892m
コースタイム
〜オンネトー(9:10)〜雌阿寒温泉(9:50)
天候 | 曇 (上部:霧・強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雌阿寒・オンネトー側とも雪渓は1か所ずつ。雪の上の歩行も数歩で危険はない。 道は整備されていて危険なところなし。 火山ガス、ヒグマの注意は必要。 私が登ったときは阿寒湖側から20m超の強風で飛ばされそうでした。 (ザックカバーは飛ばされてしまった) 火山の火口ふちを歩くので濃霧となると、道を見失うかもしれない。 いずれにしても、5度以下の気温、20m超の風で体感温度は氷点下だと思うので 最悪のコンディションでした。 |
写真
感想
北海道旅行最終日。
季節はずれの台風での影響で、この日も曇天。
札幌は20度くらいまで気温があがったそうですが、道東は10度以下。
日頃の行いが悪いのか、こんな天気です。
救いといえば、雨が降っていないことくらいでしょうか。
夜の千歳発の飛行機で帰るので、12時までに下山しなくてはなりません。
昼までに天気が大幅に回復する兆しはないので、5時前、ヒグマが動く時間ですが出発しました。
アカエゾマツの樹林を進み、三合目くらいからハイマツ帯に入ります。
このあたりからもうガスの中で、風が吹いていました。山頂部はちょっと危ないかなと思いつつ進みました。
ハイマツ帯は七合目くらいまで続き、雨風をしのいでくれます。
かわりにハイマツについた露で、カッパもびっしょり。
八合目付近で、とうとうさえぎるものが少なくなり、強風にさらされはじめました。
気温が低く、突風ともいえる風。風が顔にあたり痛い。手袋はうっすら白くなるし。
一気に登って、早々に下るしかない状況でした。
山頂付近は崖になってるのか、風で落とされないように歩いて山頂に到着。
好展望の山だけど、何もない。また来よう。
89座目の百名山のピークハントだけになってしまったけど、これもいい経験かな。
写真を撮って、早々に下山。落とされるように、風におされながら下っていく。
八合目の雪渓がでてきたところで写真を撮ろうとザックを見たら、ザックカバーが飛ばされてる。
五合目あたりで森林に入り、風もおさまり、明るくなってきて生きた心地。
苔むしたエゾアカマツ林がうれしい。
ヒグマに会わないように、BGMの音量アップ。
エゾムサラキツツジやミヤマスミレ、ヒメイチゲが出てきたり、森は豊か。
沢沿いまでくると、エゾオオサクラソウ、ミヤマエンレイソウがでてきて、帳尻を合わせられた感じ。
晴れた日に登りたかったなぁ。
22年ぶりに見るオンネトーの水面。くもっているのに明るいブルー色。
大きな観光バスが入ってきて、俗化した感じもするけど、心地よかった。
最後まで、雌阿寒岳、阿寒富士は姿を現さず。残念でした。
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