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Yamareco

記録ID: 114566
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

笠取山<源流と野鳥の森>

2011年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:47
距離
11.0km
登り
782m
下り
784m

コースタイム

6:44 作場平口-7:11一休坂分岐(一休坂を選択)-8:07水場-8:12笠取小屋8:24-8:38小さな分水嶺8:46-9:11山頂(山梨県側)9:17-9:26三角点(埼玉県側)9:35-9:57水干-10:19笠取小屋10:31-(ヤブ沢を選択)-11:30作場平口
天候 晴れ それほど暑くも無かったです
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・中央道勝沼ICから柳沢峠方面へ。
・無料駐車場4箇所あり。登山道入口横に2箇所7台ほど、15mほど離れて30台ほど、そこがいっぱいになればもう少し手前に5台ほどのスペースがあります。
帰りに見たときには、さらに路肩に止めている車も1台ありました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所無し。
とても整備されていて歩きやすいです。
山梨側山頂から埼玉側山頂への道は少し細く岩場があります。
登山ポストは見かけませんでした。
トイレは登山道入口、笠取小屋(バイオトイレ紙あり)にあります。
帰り道に大菩薩の湯があり、温泉やお食事、特産品などの買い物もできます。

駐車場すぐの登山口から出発。
駐車場すぐの登山口から出発。
涼しい登山道です。夏にもいいかも。
足元の土もフカフカでやわらかいです。
涼しい登山道です。夏にもいいかも。
足元の土もフカフカでやわらかいです。
とても梅雨の合間だとは思えないぐらい爽やかさ。
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とても梅雨の合間だとは思えないぐらい爽やかさ。
水場がありました。
ということは、もうすぐ小屋なのかな?
水場がありました。
ということは、もうすぐ小屋なのかな?
小屋の人に登山バッジがあるかどうか訊いてみましたが、
無いとのこと。残念。
小屋の人に登山バッジがあるかどうか訊いてみましたが、
無いとのこと。残念。
笠取小屋からの眺め。
大菩薩嶺ってあんな形してたんだなぁ。。。
笠取小屋からの眺め。
大菩薩嶺ってあんな形してたんだなぁ。。。
小屋の脇にあるバイオトイレ。
私は帰りに利用しましたが、
無料で紙もあります。綺麗です。
小屋の脇にあるバイオトイレ。
私は帰りに利用しましたが、
無料で紙もあります。綺麗です。
多摩川、荒川、富士川の小さな分水嶺が小高い丘の上にあります。
眺めもいいのでぜひ立ち寄ってみてください。
多摩川、荒川、富士川の小さな分水嶺が小高い丘の上にあります。
眺めもいいのでぜひ立ち寄ってみてください。
ここを真っすぐ登り切れば山頂。
この急登が苦手な人は右手の水干の方からまいてください。埼玉側の山頂からの遠回りになります。
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ここを真っすぐ登り切れば山頂。
この急登が苦手な人は右手の水干の方からまいてください。埼玉側の山頂からの遠回りになります。
山頂です♪(山梨県側)
気持のいい眺めです!
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山頂です♪(山梨県側)
気持のいい眺めです!
富士山かっこいい〜♪
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富士山かっこいい〜♪
赤石山脈。
大菩薩嶺と富士。
かっこいい!
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大菩薩嶺と富士。
かっこいい!
シャクナゲも可愛く咲いてましたよ。
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シャクナゲも可愛く咲いてましたよ。
埼玉県側の三角点。
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埼玉県側の三角点。
帰りのまき道。水干というところを通ります。
歩きやすいです。
帰りのまき道。水干というところを通ります。
歩きやすいです。

感想

午前2時半起床。
先週は天気が悪くて山に行けなかったので
今週は気合が入りますw
午前3時50分出発。

いつもの中央自動車道を走る。
そして藤野PAのコンビニで朝食と行動食を購入。
これがお決まりのパターンになった。

旦那さまは風邪をひいてしまい、あまり調子がよくない。
けれど車を借りてしまっている以上行かないわけにもいかない。
車内で朝ご飯を食べるけれど、何の味もしないという。
かなり重症。熱は無いけど。

午前6時20分に作場平口前の駐車場に到着。
私たちは10台目ぐらいでした。
思ったより広い駐車場です。
準備をして出発。

登山口前にトイレがあります。
静かな湿り気のあるフカフカとやわらかい登山道。
木陰が続き、清流の音と鳥の鳴き声が聞こえます。
登山道はよく整備されていてとても歩きやすいです。

30分ほど歩くと、分岐。

一休坂という急登を通るルートとヤブ沢を通るなだらかなルート。
距離が短い一休坂を選択。
どれだけ急登かお手並み拝見。

今日は暑いかなと思っていたけど、木陰もあるしそれほどでもない。

鳥たちの声もたくさん聴こえます。
ウグイス、そしてカッコウまで。
その姿は見えないけれど、すぐ近くで元気よく鳴いているのが聴こえます。
とても梅雨の合間だとは思えないぐらい爽やかです。

急登と書いてあったけれど、、、どこが急登なのかな?
と思うほど、急登はありません。

途中で旦那さまが「何かガサゴソ音がする」と言うので
慌てて熊鈴を袋から解き放ちました。
奥秩父も熊が出るから、鳴らしながら歩かないといけませんね。。。

水場に来ると、笠取小屋まではすぐです。

出発して1時間半で笠取小屋に到着。
小屋の人が外で作業されてました。
綺麗なベンチがいくつかあって、ご夫婦ハイカーも休憩中。
私は大菩薩嶺を見ながらシャリ休憩をしました。

少しすると、私たちより少し先に出発した1人のおじさんが小屋にたどり着きました。
一休坂とは別のなだらかなルートで歩いてきたらしいです。
先に着いて休んでいる私たちを見ると
「急登の方から歩いてきました?」と声をかけられました。

「はい。」
「坂は急でしたか?」
「それほどでもなかったですよ。」
「こっちはとてもなだらかな道でしたよ。」
「そうなんですかぁ。帰りはそちらを通って帰ります。」
「それがいいもしれない。」

おじさんは小屋の人に小屋の営業日についていろいろ訊いてました。
土日必ず営業しているわけではないので予約が要るとか言われてました。。。
もしかしておじさん下見登山なのかな?

小屋の人に登山バッジがあるかどうか訊いてみましたが、
無いとのこと。残念。

10分ちょっと休憩した後に山頂に向けて出発です。

整備された道を歩いて行くと、
小高い丘が見えてきました。
小さな分水嶺とかいてあります。

分水嶺とは、雨水が異なる方向に流れる境界のこと。
ここから荒川、多摩川、富士川に分かれて流れて行くそうです。

振返ると見事な富士山。
そのずっと右手には、、、かっこいい山並が頭だけちょっと見えます。
雲がちょっと邪魔なのだけど、山頂に行けばもっと見えるはず。

もっと人が多いかと思ったけれど、それほどでもなかったなぁ。
この時点で下りてくる人とすれ違ったのは1人だし、追い抜いたのは3人。

小さな分水嶺を過ぎれば、
後は真っすぐ登り切れば山頂。
山頂までの急登の真っすぐなアプローチがこの山の特色。
え゛ーって思う人もいるかもしんないけど、
私は逆に笑いがこみあげてくる。
これが無いと、笠取山の面白さが無くなる。。。

この急登が嫌な人は、水干の方から山頂へ登ることもできますが、
かなり遠回りになります。

傾斜がきついので登っては少し休み、登っては少し休みの繰り返し。
休むと言っても息を整えるぐらいで。
しんどい時は止まって振返って、景色に元気をもらう。

冬はここから尻セードしたら超ハイスピードで滑れるなwwww
とか考えながら。。。

最後はちょっと岩場があるので、
手も使ってちょっとだけよじ登ります。
(右手に岩場をよける道もあります。)

9:11 笠取山頂(山梨県側)に到着。
誰もいない。ラッキー♪
山頂からの眺めはさらに嬉しいご褒美。

大菩薩、富士、それから赤石山脈が見渡せます。
南アルプス群はちょっと雲で見えませんでした。

のんびのしていたら後ろからご夫婦が登頂してきて、
埼玉側の山頂もあってそちらが三角点という話をしていたので、
慌ててザックを背負ってそちらに向かうことにしました。
知らなかった知らなかったw

三角点までの道は、細い道で岩もありますが
それほど危険ではないです。
5〜6分ほどで埼玉側の山頂に到着。
こちらも誰もいない。
しかも眺めはあまり良くないです。。。
山梨側の山頂で休むのがおススメです。

帰りはこのまま少し埼玉側に下ります。
細いトレースがあったので、ちょいとショートカット。
なだらかでは無い道ですが、結構多くの人が通ってるみたいです。

分岐に合流。
木に虎ロープが張られていたので、推奨ルートでは無かったようです。。。
ゴメンナサイ。
良い子の皆さんは、真似しないように。
ここで1人の女性に「シャクナゲは咲いてましたか?」と訊かれました。
私、この時はお花の名前知らなくて。。。
たぶん山頂に咲いていたお花だと思い、
「ピンクのお花ですよね?」と逆に訊いちゃいました。
そして「咲いてましたよ。」とお返事しました。

そこからの道は、なだらかで歩きやすい道。
山頂へのあの急登の道に比べると、こちらはいわゆる‘まき道’になっています。
山頂への真っすぐな急登が嫌な人はこのまき道でどうぞ。

本当にここの登山道は整備が行き届いています。
気軽に休めるようにベンチが所々にあります。

この時間になると登山者が増えてきたようで
すれ違うことが多くなりました。
笠取小屋まで戻って来て、ベンチでシャリ休憩。
暖かい日差しなので、それほど暑くはありません。
バイオトイレも利用しました。
無料で紙もありました。
小屋の付近ではテントも張れるようです。

10分ほど休憩後、一休坂とは別のヤブ沢ルートを帰ります。
往路でも思いましたが、ここは夏にもいいかもしれない。
木陰で涼しいし、沢もあって涼めそうです。

登ってくる多くの人たちとすれ違う。
みんな結構遅くから登るんですねぇ。
「もう山頂まで行ってきたの?」とすれ違ったおじさんハイカーに言われました。
「はい。」と言いながら


だって私たち朝早いもん。


と心の中でつぶやいた私。。。

山頂から2時間弱で戻ってきました。
それほど疲れることもなく、のんびりと楽めた山でした。

駐車場に戻ると、車でいっぱいでした。
路肩に止めている車もあるほど。
それでも全部で40台ほどでしょうか。

写真であの山頂への急登を見て、
登りたい気持ちを抑え切れず来てしまいましたが、
素晴らしい景色と、新緑と鳥たちの囀り、そして澄んだ沢の水に
癒されて気持のよい山行になりました。
初心者の方にもおススメの山です。

体力度  ★★☆☆☆
危険度  ★☆☆☆☆
整備度  ★★★★★
眺望度  ★★★★☆













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技術レベル
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