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Yamareco

記録ID: 1146109
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ハイキング
奥秩父

瑞牆山で狐の嫁入り

2017年05月21日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.4km
登り
912m
下り
912m

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
1:40
合計
6:10
9:10
40
9:50
10:00
20
10:20
60
11:20
20
11:40
13:00
10
13:10
50
14:00
30
14:30
14:40
40
15:20
天候 晴れ(にわか天気雨(あられ))
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瑞牆山荘近くの無料駐車場に駐車。午前9:00の段階であと2〜3台で満車の状態。
コース状況/
危険箇所等
岩場は後ろから迫る登山者に焦らず、ゆっくり着実にいけば安全に登れると思います。逆に舐めてかかるとケガしそう。
その他周辺情報 登山後温泉は増富の湯。ラジウムがどんなふうに効いてるかの実感はまだありませんが、登山後の身体にはこのくらいのぬる湯の方が優しいかもと思ったりしました。25から42℃までお好みの温度で選べるのがおすすめ点。施設はそこそこ古いのですが、きれいに維持しようとしているなという努力は感じます。瑞牆山荘前で50円割引券をいただきました。
駐車場はほぼ満タン。昨日からテン泊している人も多かった?
駐車場はほぼ満タン。昨日からテン泊している人も多かった?
少し登ると大きな岩で祠のようになった場所に「里宮様」がいらっしゃいました。大きなつっかえ棒も。
少し登ると大きな岩で祠のようになった場所に「里宮様」がいらっしゃいました。大きなつっかえ棒も。
コガラなのかなあ。もふもふの胸毛ばっかり写ってる。
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コガラなのかなあ。もふもふの胸毛ばっかり写ってる。
ムシクイのうちの誰か。詳細は不明。ものすごくこっちを見ている。
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ムシクイのうちの誰か。詳細は不明。ものすごくこっちを見ている。
富士見平小屋下の水場。湧き水はとても冷たくておいしい。ここまでの道のりは淡々と同じくらいの傾斜の登りなので、地味に汗をかきました。湧き水で生き返ったのでした。
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富士見平小屋下の水場。湧き水はとても冷たくておいしい。ここまでの道のりは淡々と同じくらいの傾斜の登りなので、地味に汗をかきました。湧き水で生き返ったのでした。
10:00前の小屋前はテントがいっぱいでした。
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10:00前の小屋前はテントがいっぱいでした。
この辺りは小石が多い。
この辺りは小石が多い。
大きな岩につっかえ棒。金時山にも同じやつあったよね。
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大きな岩につっかえ棒。金時山にも同じやつあったよね。
くさり場登場。
岩が多くなってきました。
岩が多くなってきました。
苔がきれいです。
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苔がきれいです。
見回すとシャクナゲの木が多い。満開の時期はきれいでしょうね。
見回すとシャクナゲの木が多い。満開の時期はきれいでしょうね。
鎖よありがとう。
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鎖よありがとう。
岩自体も重くて少しの事では動きそうにないですが、周囲の木の根でも固定されているようです。
岩自体も重くて少しの事では動きそうにないですが、周囲の木の根でも固定されているようです。
こんな登山道が。レコに「帰りは通りました」というコメントが多かったので、どうしてなんだろうと思っていました。登りはここに通じる道が見えづらくて他のルートを通っちゃうのね。振り返ったら矢印が見えた。そして私も帰りはくぐった。
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こんな登山道が。レコに「帰りは通りました」というコメントが多かったので、どうしてなんだろうと思っていました。登りはここに通じる道が見えづらくて他のルートを通っちゃうのね。振り返ったら矢印が見えた。そして私も帰りはくぐった。
大やすり岩。はじめは見上げる。
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大やすり岩。はじめは見上げる。
次第に高さが変化。
次第に高さが変化。
やや見おろす。
この梯子の後は頂上まで間近!
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この梯子の後は頂上まで間近!
頂!上!
金峰山が見えます。
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金峰山が見えます。
やっほう!
五丈岩をズーム。今日は金峰山も人で賑わってそうです。金峰山小屋への道筋や残雪・標識まで写っていて面白い。
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五丈岩をズーム。今日は金峰山も人で賑わってそうです。金峰山小屋への道筋や残雪・標識まで写っていて面白い。
金峰山の反対側にも似たような岩があるんですね。
金峰山の反対側にも似たような岩があるんですね。
山梨百名山の新しい標識。
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山梨百名山の新しい標識。
なかなか高度感が写真に出ません。
なかなか高度感が写真に出ません。
高いところに立つと、吸い込まれそうになるのはなぜだろう?
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高いところに立つと、吸い込まれそうになるのはなぜだろう?
南アルプス方面
八ヶ岳。かっこいいぜ。
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八ヶ岳。かっこいいぜ。
繁華街の風景も決して悪くないんだけど、緑のある風景はやっぱりいい。山に囲まれてると、そこには神様っぽいものが宿っているように思えてくる。
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繁華街の風景も決して悪くないんだけど、緑のある風景はやっぱりいい。山に囲まれてると、そこには神様っぽいものが宿っているように思えてくる。
パノラマにしてみた。全体に霞んでる。冬の空気が澄んだ時の風景はまた違って見えるんでしょうね。
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パノラマにしてみた。全体に霞んでる。冬の空気が澄んだ時の風景はまた違って見えるんでしょうね。
山頂の岩場から少し降りて昼ごはん。神戸牛カレー。ごろんと肉が入っているのを期待したけど、ちょっと控えめでした。
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山頂の岩場から少し降りて昼ごはん。神戸牛カレー。ごろんと肉が入っているのを期待したけど、ちょっと控えめでした。
国師ヶ岳方面
山頂直下を見ると…みぞみぞします。
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山頂直下を見ると…みぞみぞします。
高度感半端ないっす。
高度感半端ないっす。
下山開始。新緑が美しい。
下山開始。新緑が美しい。
山荘に戻ってきたところで雨が降り始めた。岩岩地帯で降られなくて何てラッキーなんだろう!瑞牆山富士見平小屋版山バッジゲット。
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山荘に戻ってきたところで雨が降り始めた。岩岩地帯で降られなくて何てラッキーなんだろう!瑞牆山富士見平小屋版山バッジゲット。
富士見平小屋前から富士山がうっすら見えている。…はず。
ほかの地域は晴れてるんだろう。
富士見平小屋前から富士山がうっすら見えている。…はず。
ほかの地域は晴れてるんだろう。
レインウェアを出してザックにカバーをつけている間にふと見ると雨以外にツブツブも降っている。あられです。
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レインウェアを出してザックにカバーをつけている間にふと見ると雨以外にツブツブも降っている。あられです。
周囲は晴れたまま。草木に水をシャワーでかけているみたいに雨が降る。こういうお天気雨を狐の嫁入りって言うんですよね。植物は水をもらって生き生きしてます。ちなみに人間はしゃびしゃびで歩きます。でも不思議と嫌な気はしない。ゴアテックスならなんのその!
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周囲は晴れたまま。草木に水をシャワーでかけているみたいに雨が降る。こういうお天気雨を狐の嫁入りって言うんですよね。植物は水をもらって生き生きしてます。ちなみに人間はしゃびしゃびで歩きます。でも不思議と嫌な気はしない。ゴアテックスならなんのその!
狐の嫁入りって海外でも同じような表現をすることが知られているそうです。不思議な現象=狐に通じているんですかね。植物は喜んでる。
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狐の嫁入りって海外でも同じような表現をすることが知られているそうです。不思議な現象=狐に通じているんですかね。植物は喜んでる。
瑞牆山荘に帰ってきました。この頃には雨は止みました。
瑞牆山荘に帰ってきました。この頃には雨は止みました。
ソフトクリーム!
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ソフトクリーム!
下山後車で増富の湯へ向かいました。増富ラジウムラインいう道路。川沿いを走る道路なのですが、橋の上からこんな良い景色が見えるので、よそ見注意。一度だけ車を止めてじっくり見て和みました。
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下山後車で増富の湯へ向かいました。増富ラジウムラインいう道路。川沿いを走る道路なのですが、橋の上からこんな良い景色が見えるので、よそ見注意。一度だけ車を止めてじっくり見て和みました。

感想

瑞牆山は個性的な山である。
周囲の山からは頂上付近の岩峰で一目瞭然で、そこに屹立している様が見て取れる。
眺めてよし、登ってよしの山でした。

5月はどこに登るかを非常に迷う時期であります。気温は高くなりがちなので低すぎるところは不適に思える。…かといって高い山は残雪が残るところも多い。紅葉や花畑でお勧めの山は、この時期に行ってしまうと少しもったいない気が…。虫が多すぎるところもできれば避けたい。。
などなどと前日夜23:00過ぎまで存分に考えをめぐらした末に瑞牆山に決めました。本当は紅葉の時期に行こうかと思っていた山。でも、先日飯盛山に行った時に見た瑞牆山の立ち姿が印象に残っていて「呼ばれた」気がしたのでした。

行ってみて、とにかく山頂からの眺めがご褒美な気がしました。岩の多い登りでは体力を奪われたものの、頂上に着いて絶景を見たら疲れは一瞬で忘れました(しばらくしたら思い出した)。

下山時、富士見平小屋に着いたところで突然のお天気雨に降られました。降っていた時間は30分ほど。雨だけど全然嫌味じゃない(嫌味な雨=ゲリラ豪雨みたいなやつ)。明るいシャワーのようなきれいな雨に「これって狐の嫁入りって言うんだよねえ」と日本的表現の深さに悦に入っていたのですが、帰ってきて調べたらイギリスやらポルトガルでも同じような表現をするとの事。狐のイメージ万国共通…と認識を新たにしました。

雨だって「いい天気」に感じることもあるんだね。

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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