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ハイキング
奥秩父
瑞牆山で狐の嫁入り
2017年05月21日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 912m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | 晴れ(にわか天気雨(あられ)) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場は後ろから迫る登山者に焦らず、ゆっくり着実にいけば安全に登れると思います。逆に舐めてかかるとケガしそう。 |
その他周辺情報 | 登山後温泉は増富の湯。ラジウムがどんなふうに効いてるかの実感はまだありませんが、登山後の身体にはこのくらいのぬる湯の方が優しいかもと思ったりしました。25から42℃までお好みの温度で選べるのがおすすめ点。施設はそこそこ古いのですが、きれいに維持しようとしているなという努力は感じます。瑞牆山荘前で50円割引券をいただきました。 |
写真
こんな登山道が。レコに「帰りは通りました」というコメントが多かったので、どうしてなんだろうと思っていました。登りはここに通じる道が見えづらくて他のルートを通っちゃうのね。振り返ったら矢印が見えた。そして私も帰りはくぐった。
周囲は晴れたまま。草木に水をシャワーでかけているみたいに雨が降る。こういうお天気雨を狐の嫁入りって言うんですよね。植物は水をもらって生き生きしてます。ちなみに人間はしゃびしゃびで歩きます。でも不思議と嫌な気はしない。ゴアテックスならなんのその!
感想
瑞牆山は個性的な山である。
周囲の山からは頂上付近の岩峰で一目瞭然で、そこに屹立している様が見て取れる。
眺めてよし、登ってよしの山でした。
5月はどこに登るかを非常に迷う時期であります。気温は高くなりがちなので低すぎるところは不適に思える。…かといって高い山は残雪が残るところも多い。紅葉や花畑でお勧めの山は、この時期に行ってしまうと少しもったいない気が…。虫が多すぎるところもできれば避けたい。。
などなどと前日夜23:00過ぎまで存分に考えをめぐらした末に瑞牆山に決めました。本当は紅葉の時期に行こうかと思っていた山。でも、先日飯盛山に行った時に見た瑞牆山の立ち姿が印象に残っていて「呼ばれた」気がしたのでした。
行ってみて、とにかく山頂からの眺めがご褒美な気がしました。岩の多い登りでは体力を奪われたものの、頂上に着いて絶景を見たら疲れは一瞬で忘れました(しばらくしたら思い出した)。
下山時、富士見平小屋に着いたところで突然のお天気雨に降られました。降っていた時間は30分ほど。雨だけど全然嫌味じゃない(嫌味な雨=ゲリラ豪雨みたいなやつ)。明るいシャワーのようなきれいな雨に「これって狐の嫁入りって言うんだよねえ」と日本的表現の深さに悦に入っていたのですが、帰ってきて調べたらイギリスやらポルトガルでも同じような表現をするとの事。狐のイメージ万国共通…と認識を新たにしました。
雨だって「いい天気」に感じることもあるんだね。
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