蝶ヶ岳・常念岳周回
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,916m
- 下り
- 1,914m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は所々に残っている |
その他周辺情報 | 蝶ヶ岳ヒュッテ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
又から蝶ヶ岳、常念岳を周回してきた。
この辺りは初めて足を踏み入れる。
まずは三又から蝶ヶ岳を目指す。
蝶ヶ岳までの道はそこまで展望を期待していなかったが、ゴジラの木を過ぎ、少し登っていくと、浅間山や四阿山が見える。浅間が好きな自分としてはテンションが上がる。
更に登ると頸城山塊、常念岳等も見え、中々楽しめる。
雪は途中からずっとあった。少し傾斜がキツくなってきたあたりで念のため、アイゼンを付けて登った。中には軽アイゼンで登ったり、降りたりしている人もいた。
多分、最後までつぼ足でも、そんなに問題無かったかと思う。
頂上に着くと一気に視界が開け、穂高岳、槍ヶ岳をやっと見ることができた。テンションが上がり、ザックを放り投げ、写真を撮る。本当に素晴らしい景色だ。御嶽、乗鞍、中央アルプス、南アルプス、八ケ岳、富士山まで見える。友人と何度も何度も「最高かよ!?」と言い合っていた。
更に頂上には雷鳥もいた。最初は黒混じりの雷鳥がいた。後を付けていくと、真っ白な雷鳥にも会うことが出来た。
頂上で散々撮影したり、ご飯をたべて
過ごしたら、夕暮れになる。今日はしっかり夕陽も見れた。ちょうど、大キレットに沈んでいく夕陽。最高かよ!?
次の日の朝ご飯は小屋外のテーブルで。贅沢な朝ご飯を食べた後、荷物を整理して出発。蝶槍までは雪もまばらでアイゼンなしで大丈夫。蝶槍の下り途中でアイゼンを装着し、常念岳の登りに差し掛かかり、雪が少なくなる。
ただ、その間は踏み抜き地獄。同行者は踏み抜いた足が中々抜けず、10分くらい格闘していた。
常念岳への登りはキツかったが、景色は良い。常に左手に穂高岳、槍ヶ岳を見ている。やっとの思いで、常念岳に登頂すると今まで見えていなかった立山や劔岳も見えるようになる。黒部五郎や鷲羽岳、薬師岳等々も見え、素晴らしい景色。本当に最高かよ!?一体何度こう言ったのか数えられない。
山頂でご飯を食べていると、おじさんが話しかけてきて、色々教えてくれた。常念岳から三又に下るのに前常念岳までは少しナイフリッジっぽくなっているので、アイゼンを付けた方が良いとのこと。名残惜しいが、そろそろ下山しなくては。言われたとおり、アイゼンを着けて下山開始。この区間も踏み抜き多数。結構足を取られた。
前常念岳まで来るとそこからは、雪はまばら。岩になるので、アイゼンは脱ぐ。岩場は少し凍結したところがありそれが歩き辛い。樹林帯に入ると、また雪が出てくる。ただ、アイゼンは履かなくても大丈夫。ここから下山は長かった。最後ヘトヘトになりながら、下山出来た。
特に二日目は結構疲れたが、素晴らしい景色をずっと楽しめた。夏の時期にも再訪したいと思った。
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