▲大無間山（二百名山 ��54：崩壊地を越えて無限に続く道〜？）

2017年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 12:03
• 距離: 18.8km
• 登り: 2,412m
• 下り: 2,405m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:20
• 休憩: 0:38
• 合計: 11:58

4:21 諏訪神社
5:06 5:07 雷段
6:51 6:51 小無間小屋
7:26 7:27 Ｐ３
7:50 7:50 Ｐ２
8:05 8:05 Ｐ１
9:13 9:16 小無間山
9:27 9:28 唐松谷の頭
9:49 9:49 中無間山
10:51 11:16 大無間山
12:10 12:10 中無間山
12:34 12:35 唐松谷の頭
12:45 12:46 小無間山
13:33 13:33 Ｐ１
13:51 13:51 Ｐ２
14:12 14:12 Ｐ３
14:35 14:40 小無間小屋
15:46 15:46 雷段
16:17 16:17 諏訪神社
16:19 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・東京方面から新東名高速で、新静岡IC⇒27号⇒189号⇒60号経由で井川村の登山
　口へ
【駐車場】
・「てしゃまんくの里」は長時間の駐車は禁止とのことで、その（200mくらい）先
　の広い路肩に駐車しました。5台くらいは駐車可能です。

コース状況／危険箇所等

・P4〜P1
　小無間山の避難小屋を過ぎると、岩場を含む急斜面の登り降りが続きます。
　通常の体調であれば問題ないのですが、私の場合、帰りは疲れのため、気を使いま
　した。
・大崩壊地
　馬の背状の道の通過はそれほど怖くはありません。（戸隠山の蟻の刀渡りの方が怖
　いです）
　しかし、その先のザレた急斜面は固定されたロープが無いと、特に下りはちょっと
　怖いかもです。
・崩壊地〜小無間山
　急登です。一部北側は崩壊により登山道が無くなっており、南側の踏み跡（リボン
　あり）を通過しますが、木登り状態の急坂部分があります。特に下りは慎重に…
・中無間山では左に曲がります
　中無間山では、ルートが左に90度以上曲がります。屈曲点に倒木が道をふさいでい
　て、ぼーっとしていると直進して、北側の尾根のほうに入り込みそうになるので注
　意してください。

その他周辺情報

【温泉入浴】
・登山口近くにある井川オートキャンプ場の「田代温泉」で入浴（300円）
　家族風呂が４ヶあるようです。
　本来はキャンプ場来場者用で予約制らしいですが、当日は日曜日でキャンプ場利用
　者もなく、あっさり入浴できました。

写真

5/28 4:18

4:16　薬師堂近くの路肩に車を停め、薄暗い中の出発です

5/28 4:28

いったん、舗装道路に出ます

5/28 4:32

登山届があります。
我々は「コンパス」で提出済み

5/28 5:00

きれいです

5/28 5:28

明るい道です

5/28 6:45

白いイワカガミがいっぱい咲いていました

5/28 6:52

避難小屋手前
少し開けています

5/28 6:52

大無間山が見えました
遠いですね

5/28 6:52

アップ
天気は上々です

5/28 6:52

小無間山
ここまでは快調なペースでした

5/28 6:55

中を覗くと　デポしたザックが一つありました。
昨夜は、途中ですれ違った年配の女性二人組と他にも泊まられた方がいらしたようです

5/28 7:08

ここから崩壊地まで、急なアップダウンが続きます

5/28 7:10

イワカガミがいたるところに咲いています

5/28 7:26

岩場もあります

5/28 7:32

急坂を下ります

5/28 7:36

岩場の下りです

5/28 7:53

P2の頂上
年代物のウイスキーだなぁ〜♪

5/28 8:10

崩壊地が見えてきました

5/28 8:15

右手には南アルプス南部の山が見えます

5/28 8:18

崩壊地を行くT君

5/28 8:18

この登りが悪いです

5/28 8:20

下を見ると怖いなぁ〜

5/28 8:20

ザレた急斜面を登ります

5/28 8:22

振り返ります
帰りが嫌だなぁ〜

5/28 8:32

コザクラ

5/28 8:44

小無間山へ
急斜面を登り終えて、傾斜が緩くなり写真を撮る余裕が出ました

5/28 9:05

小無間山

5/28 9:07

同じく
少し広くなっています

5/28 9:30

ここから大無間山まで、標高差はさほどありませんが、距離はあります。
大無間山が見えました

5/28 9:30

左は雲海です

5/28 9:30

まだ遠いなぁ〜

5/28 9:32

おっ、南アルプスだ〜

5/28 10:31

光岳〜聖岳の展望です
きれいです

5/28 10:32

聖岳方面

5/28 10:38

所々、雪も残っていましたが、問題なしです

5/28 10:40

再び展望のよい場所に出ました

5/28 10:40

光岳
アップです

5/28 10:40

聖岳
アップです

5/28 10:43

5/28 10:43

上河内岳の奥に聖岳と赤石岳でしょうか

5/28 10:53

ついに大無間山に着きました。
6時間30分以上かかりました

5/28 10:51

大無間山 頂上
10:50着

5/28 11:27

20分ほど休んで、戻ります
再び光岳

5/28 11:27

再び聖岳

5/28 11:28

T君

5/28 11:29

池口岳でしょう
来年には登ろう〜

5/28 12:49

小無間山に戻ってきました

5/28 13:18

ピンクのイワギキョウ

5/28 13:21

崩壊地を下ります

5/28 13:22

振り返ってT君

5/28 13:50

P2

5/28 14:02

P3登り返し

5/28 14:03

私が続きます。
疲れます〜

5/28 16:07

登山届ポストを左に行くと鳥居があります。
ちょっと寄り道してみます、

5/28 16:09

すると、これが諏訪神社です。
1200年代からあるそうです
参拝し、無事戻ってこられたことを感謝しました

5/28 16:21

車を停めた場所近くの薬師堂
約12時間の行動でした

5/28 16:31

井川オートキャンプ場でお風呂をいただきます。

5/28 16:35

お風呂（田代温泉）300円とは安い♪
おつかれさまでした〜♪

撮影機器：

iPhone 5s Apple

PowerShot SX620 HS CANON

iPhone 7 Apple

感想

umunaruhodo

　日本二百名山　154座目は南アルプス最南部井川村の▲大無間山に登ります。
　行動時間は13時間を予定し、朝4時20分から登り始めました。
　結果的には12時間で戻ってこれましたが、距離、標高差、危険度等、なかなか厳し
い山でした（しごかれました）。
　特に、帰りの大崩壊地〜避難小屋までの間の急坂の登り降りは疲れました。
　しかし、登山口に戻ると充実感も感じられ、楽しかったのか、きつかったのか、
まあ、両方だったのでしょう〜

　この日は10名ほどがピークを踏んだものと思われます。
　4:20頃に出発した我々は、愛知県の年配の男性に追いつき、その後は同じようなペ
ースで、頂上などで何回かお話しました。
　途中、女性1名を含む3〜4名に追い抜かれ、山頂でテント泊した若い男性2名、避難
小屋に泊まったと思われる年配の女性二人とすれ違うなどしました。
　この厳しい山に登るだけあって、皆さん、体力はバッチリのようでした。

　正直、（年齢的に）もう二度と登ることはないと思いますが、その厳しさや南アル
プスの景色、筋肉痛（笑）等記憶に残る山行になりました。

　やっぱり山はいいなぁ〜！