【白川郷】籾糠山 花より残雪でした
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- GPS
- 04:57
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 646m
- 下り
- 640m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白川郷ICからがわかりやすいですが、この日はまだ白川郷方面は冬季通行止め解除前でしたので、飛騨市河合町側からのアクセスとなりました。 国道ですが、対向車注意の狭い道です。また、冬季通行止め解除時期は年によってかなり違いますので、お出かけ前には下調べをお願いします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
5/27(土)現在、山頂エリア一帯は全面雪と言っていい状態で、目印を頼りに進みました。山頂直下に2〜3mほどの高さの雪壁がありますが、ロープが付けられています。 木平分岐では道がわからず右往左往しているハイカーを見かけました。スノーブリッジの踏み抜きにも注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 籾糠山について詳細な情報サイト http://hidamoriaruki.com/ 白川郷観光協会 http://www.shirakawa-go.gr.jp/top/ 白川郷の湯 http://www.shirakawagou-onsen.jp/ 大白川温泉 しらみずの湯 http://hidahakusan.jp/spa/index.html *あいにく白川郷方面への通行止めが解除されていませんが(^^ゞ |
写真
感想
私お気に入りの山で、レコは上げてませんが昨年は3回訪れています。ダケカンバやブナの黄葉もいいし、残雪期に白川郷から尾根伝いに時間をかけて登るのもいい。ですがやっぱり新緑のこの時期は格別です。
天生峠からのルートは登山コースとしてなら初心者級で、最初から最後まで絶景しかないといったおいしい山です。
*最近は一部の間でhermit-crabはヤブ山専門みたいに思われてるフシがあるので、誤解を解くためにこういう山のレコも上げておかないと(^^ゞ
私、真性の変態ではありませんし、美しい景色を見るためならヤブも漕ぐし、ピクニックみたいな山にも喜んで出かけます。
今回はレコというより籾糠山最新情報という形で書かせていただきます。
本当はたくさん写真を使いたいのですが、今月の容量いっぱいでした(なんと最大100MBのところ99.8MB)^^;
【交通情報】
残雪の多い年は天生峠までの国道の冬季通行止め解除も遅れるのですが、ありがたいことに普通に5月下旬に解除されました(ただし現在は飛騨市河合町側からのみで、白川郷側はまだ通行止め。情報によると白川郷側は落石防止の工事のため開通は未定とのこと)。
白川郷側から入れないと客の入りも少ないようで、天生峠の駐車場は空いていました。ハイカーとの出会いも少なかったように思います。
【残雪情報】
5/27(土)現在、山頂エリア一帯は全面雪と言っていい状態で、目印をよく見て進みます。山頂直下に2〜3mほどの雪壁がありますが、補助ロープがつけられているので問題ないかと思います。中腹までの急斜面には雪はないため、コース全体においてアイゼンなどは必要ありません。木平分岐ではしばらくはスノーブリッジの踏み抜きに注意です。
【開花情報】
おかげで例年にない豊富な残雪の中で展開するブナの新緑を楽しむことができたのですが、そのぶん花の開花は遅れています。
それをもってしても水芭蕉は奥の群生地で何とか見頃、天生湿原ではややくたびれ気味な感じでした。相棒のリュウキンカは絶好調です。
カラ谷分岐ではキクザキイチゲ(青)とニリンソウがそこそこ。まだこれから最盛期を迎えるといった感じでした。サンカヨウは気の早いものがほんの少しで、まだまだです。山には登らず下部での花の写真を撮りに来た方々はガッカリしていました。
そんなですので、稜線ではショウジョウバカマがまだ元気。日当たりのいい場所ではサンカヨウが少し咲いていますが、木平湿原付近のサンカヨウロードになる場所ではまだ株すら出ていないところも。見られるのはバイカオーレン・エンレイソウ・ミヤマカタバミ・ユキザサの蕾・オオカメノキくらいでしょうか。
昨年と比べると3週間位遅れている感じです。イメージとしては2012年と似たような感じでしょうか。といってもわからないですよね(^^ゞ
少しでも参考になればと思い書いてみました。日々季節は進みますのであくまで私の山行当日の情報として皆さんの予測にお役立てください。
こんばんは。
私も「東海に藪のhermit-crabとhanamaruteあり」と思っていました。しかもかなり手の込んだやぶ漕ぎ山行は、私の最も血沸き肉躍る分野です。ルンルンと登って「ヤッホー」は何やら私の中でのhermit-crabのイメージが壊れてしまいそうです。
maasuke1さん こんばんは。
大ベテランさんにそこまでの評価をいただいて光栄です。
藪のhermit-crabと呼ばれるにはまだまだ修行がたりませんが、間違いなくヤブ漕ぎ山行こそが目指すべき究極のスタイルと思っています。
未熟者ですので、こういった写真的な景色にも目がいってしまうありさまですが(笑)
最終的にはこのような類の登山とは確実に決別していく道を目指していますので、いましばらく長い目で見てやってください。
「血沸き肉躍る」とはまさに極めてますね。私はまだ「ワクワク・ドキドキ」ですかね(笑)
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