第8回 秩父の名峰・武甲山トレイルラン
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- GPS
- 05:09
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,460m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 5:09
天候 | 晴れ。午後から少し雲が出てくる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:レース後に寄った武甲温泉からの送迎バスで西武秩父線横瀬駅へ。池袋まで直通の特急レッドアローで帰京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■特に危険な箇所はない。強いて上げれば、小持山〜大持山間の岩場、大持山から妻坂峠へ下る途中の激下り。 ■今大会からのコース変更有り。 今大会から琴平ハイキングコース部分は大渕寺まで行かず、旧武甲山裏登山口の手前、山神の所で下山し、ロードを通って大渕寺の所まで行くようになっています。 琴平丘陵の植生の保護が目的との事です。 |
その他周辺情報 | レース後、武甲温泉を利用。 会場からシャトルバスあり。大会参加者は100円引きの700円で入浴可でした。 |
写真
ここまで登りの林道、ゆっくりでも歩かず走り続けようと頑張りましたが…ダメでした(*_*)
睡眠不足もあるせいか、キツイというより気持ち悪い、になってしまって走るのが苦しかった…
でもこういう場所ほど警戒するから意外と転ばないんですよね〜。
ここに至る前、大持山からの下りで調子に乗って激走していたら、つまずきそうになってこらえたはずみで両足を吊って、そのまま一回転して大の字に転びました(苦笑)
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
今年2戦目のトレイルレース、武甲山トレイルランを走って来ました。
昨年もエントリーして楽しみにしていた大会ですが、昨年は直前で子供の入院というハプニングがあり、父親が一人山行ってる場合じゃ無いだろうとDNS。
今回一年越しで初出場の大会です。
前日、大会に備えて早目に寝ようとしたんですが、何故か、かえって目が冴えてしまいなかなか寝付けなかったため、やや寝不足気味で会場入り。眠いな…。
ですが、天気はまずまず、会場からはこれから登る武甲山が間近に見え、気合が入ります。
今大会から一部コース変更がある事が事前に通知されていましたが、開会式で主催者から改めて説明がありました。
琴平丘陵の植生の保護が目的であること、またコース変更だけでなく、参加定員も減らしたとの事。
各地でトレイルランの大会が増える半面、環境への負荷の増大など問題も多いことは、当然知っています。
持続可能な大会を行っていくうえで、こういった配慮を行っていく事は必要だと思います。
さて、実際にレースが始まりました。
羊山公園の周囲のアップダウンのある道を駆け抜け、琴平ハイキングコースに突入しますが、トレイルはあっという間に終わってしまい、橋立林道に突入するまではロードの区間が続きます。5kmほどずっと走れる展開。
橋立林道に入ってからは緩い登りの林道が続きます。ここはレース前は「ゆっくりでもいいから歩かず走り切ろう」と思っていたのですが…走っていたら寝不足気味のせいか、キツイというより気持ち悪い感じが来てしまい、走り続けるのは断念。オエオエえづきつつも早歩きでガシガシ登るが、さすがにゆっくりでも走るのとはペースが違い、どんどん追い抜かれていく…無念……(T_T)
林道終点の登山口からいよいよ武甲山への本格的な登り。初夏の森の木陰はほんとに爽やかです、登りはきついけど。長者屋敷の頭にたどり着いた時点でだいぶヘロヘロです。橋立林道で感じたような吐き気はありませんが、どうも調子が上がりません。
スタートから2時間20分ほどで、やっとこさ武甲神社に到着。キツかった…。まだ天気は良かったので、コースは少し外れますが山頂を踏んで、展望台から秩父盆地を見下ろす絶景が見れるかも…と思いましたが、「今は必要以上に登りたくない」という気持ちが勝ってしまい、山頂には行かず武甲神社で折り返してシラジクボへ(苦笑)
何かそろそろ足を吊りそうな感覚が有ったので、シラジクボのエイドで芍薬甘草湯を飲む。
しかし芍薬甘草湯はあまり効かず、予感通り小持山への登り返しと、小持山〜大持山の稜線で足を吊りまくりました(苦笑)
岩場で高めに足を上げるたび吊ってしまい、しかもそうゆう場所はストレッチできるようなスペースも無い。苦悶の表情でプチ岩場を攻略していきます。
プチ岩場に絶景ポイントもあって、本来楽しい稜線なんですがねぇ、今回は楽しむ余裕無し。
ですが大持山まで来て、あとは下るだけという展開になると、足も気分も回復してきたので、ここからの下りは(自分なりにだけど)爆走しました。久しぶりに無心に、獣のように(?)気持ちよく下れました。
が、調子に乗って爆走中、些細な段差につまずき、転倒しないように堪えたはずみで両足を思いっきり吊り、もうどうしようもなくなってそのまま一回転、受け身は取ったものの大の字になってトレイルに転がってしまいました(爆)。
こんな派手な転び方は久しぶりです。
怪我はありませんが両足をビッキビッキに吊ってしまい、しばらく動けませんでした。チクショー!!
一回転大の字転倒事件のあとは、吊りそうな足を誤魔化しながら、テンポに気をつけて妻坂峠から一の鳥居、延命水のエイドへと走り下ります。途中、同じペースで走っていた、あきる野市から来られたというランナーとお話ししながら下りました。
向こうから、「昨年の陣馬山トレイル出てましたよね?」と声をかけられ、「はい、そうですけど…」(誰?ヤマレコ繋がりでもなさそうだし、僕は相手の方は全然覚えてない…。)
そしたら「すごく大きくてよく目立つので、顔おぼえてました」って言われました。
( ̄▽ ̄;)
今まで生きてきて、よく有るんですよこのパターン。デカくてよく目立つらしいので、僕は相手の事を覚えていないけど、色んな知らない人からいつの間にかしっかり覚えられてる。
誰に覚えられてるかも分からないし、もう山では恥ずかしい立ち振舞いは出来ないな、と思いました(←そうじゃなくても勿論しませんが)。
この方とは、延命水エイドまで短い区間でしたが、参加した大会の事や、普段練習している山域の事などお話ししながら下りました。
延命水のエイドで美味しくスイカを頂いたら、後はゴールまでひたすらロードです。
僕はいつも山を駆け降りたあと、そこで足が終わってしまい最後のロードが走れなくなるという弱点が有るのですが、今回は対策のトレーニングをしてきました。ゴールまで走りきるぞと意気込んで再スタート!
……ダメでした……撃沈…orz
横瀬市街に入って道が平坦になった辺りで足が終わってしまい、以後、歩く→走る→歩く→走る→歩く→歩く→歩くorz
ヘロヘロの状態で羊山公園に戻りゴール。
タイムは5時間を切れず、総合順位も真ん中より下。橋立林道 の登りと、最後7kmのロードのグダグダ具合では、まあこんなもんでしょうという内容。
でも、タイムや順位以上に、最近自分の弱点克服のためにやってきたトレーニングの成果が見えなかったのが悔しいなぁ〜という感想( ̄^ ̄)
でも「『自称』ホーム・奥武蔵」開催の、出てみたかった大会を一年越しで走れて、とても良かった、満足出来ました。
レース後、会場からのシャトルバスで武甲温泉に行き、温泉で汗を流してから一人反省会です。
いつもの自分の弱点、「ロードや林道の『走れる登り』が走りきれない」、「山を降りた後のロードが足が終わってしまい走れない」を露呈したレースでした。
脚の筋持久力が足りないのが原因では?と考え、これを強化するトレーニングを行ってきましたが、今回は特に成果は見られませんでしたorz
低負荷高回数を意識した下半身のウエイトトレーニングを週2回。傾斜つきトレッドミルは、心拍数が上がりすぎないように傾斜は10%にする代わり、出来るだけ長時間走る様に変更。
ただ、上記練習メニューに本格的に取り組み始めたたのはGW明けからで、実質1ヶ月しかやっていません。成果が出るのはまだこれからかな!?
暫くレースの予定は有りませんが、夏は北アルプスへの遠征を予定しています!
今回のレースではいまいち成果は実感できませんでしたが、多分方向性は間違っていないはず(と思う)。
あと2月トレーニングを続けて、8月には楽しく剱や前穂・奥穂を制覇する事で、成果を出したいですね。
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