多摩丘陵大塚山道了堂

2011年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 02:00
• 距離: 4.7km
• 登り: 151m
• 下り: 69m

コースタイム

片倉駅10:00⇒片倉台郵便局10:10⇒八王子バイパス大塚山150段階段下10:20⇒大塚山三角点10:30⇒水道局タンク10:40⇒絹の道⇒鑓水11:00⇒資料館見学11:30⇒国道16号御殿峠バス停12:00

天候

曇り時々霧雨

アクセス

JR横浜線片倉駅
国道16号線御殿峠バス停

コース状況／危険箇所等

東京八王子は絹の街八王子とか桑都八王子と呼ばれていて、古くは西行法師が修行で八王子を通った際に『淺川を渡れば富士の影清く桑の都に青嵐吹く』と詠ったようにお蚕の町であり、周辺村からの繭集荷の町でした。絹糸に変えて、1860年横浜開港あたりから、横浜港まで大八車で運ぶ『絹の道』が盛んに往来するようになりました。八王子、片倉、鑓水、小山、木曽、原町田と集落をつないで横浜港まで至っています。この時代はちょうど安政の大獄と言われ桜田門外の変が起きた時代です。その頃にこの大塚山山頂に鑓水の絹豪商が道了堂という荷車の休息の館を建立して、この建物は1983年昭和58年に老朽化して取り壊すまで現存していました。
梅雨の真っ最中のこの時期はコバノイチヤクソウやギンリョウソウがひっそりと咲いていました。

写真

6/18 10:39

JR片倉駅南口のここからスタートです。

6/18 10:46

東急不動産の住宅開発で住宅街になりましたが、この道は元々『絹の道』でした。片倉台郵便局から八王子バイパス側道に沿ってなだらかに登っていきます。

6/18 10:54

バイパスシェルターの傍の遊歩道を登っていきます。

6/18 11:00

NTTとKDDIのアンテナが見えてきたら、左の森の山が大塚山です。

6/18 11:01

バイパス側道から150段の階段を上がります。

6/18 11:03

上がりきったところから振り返って下を見ると八王子バイパスと住宅街が望めます。遠くに八王子ダウンタウン中心街の40Fのサザンタワーも見えます。

6/18 11:03

住宅開発で『絹の道』は消えましたが、再びここから、細いダート道の古の『絹の道』が出てきます。

6/18 11:12

途中水道タンク前から、東を見ていますが。。。

12/4 7:34

いい天気だとこの様に新宿高層ビルの間に、東京スカイツリーも見えます。

6/18 11:13

東急片倉台、西武北野台4500戸の水がめです。

6/18 11:20

大塚山山頂にある道了堂跡です。

6/18 11:20

この奥の三角点があります。

6/18 11:20

この敷地内には、色々な石塔が立っています。
(この神様のごリヤクはスゴイ!!)

6/18 11:21

標高214m大塚山二等三角点です。東京都内では珍しくなりました。

6/18 11:50

梅雨のこの頃は週末と言えどひっそりと静かです。

6/18 13:19

ギンリョウソウです。
(一眼レフに変えてパチリ!)

6/18 13:22

コバノイチヤクソウも見つけました。
(一眼レフに変えてパチリ!)

6/18 11:30

絹の道は史跡保存されています。

6/18 11:31

鑓水集落まで来ると、かつての豪商たちの庚申塚がたくさん立っています。

6/18 11:32

絹の道資料館を見学したら、バス停のある国道16号線御殿峠まで向かいましょう。

撮影機器：

DMC-ZX1 Panasonic

PENTAX K20D PENTAX

感想

yamaharu8

九州ミヤマキリシマの旅を今月第一週に行ないましたが、その後九州では大雨が続いていてなかなかお花の開花とタイミング好く山登りが出来ませんが、我々はなんとか、お天気も好くてよかったかなあと考えています。
梅雨のこの頃は、近所の里山お散歩です。

コメント

chengfu

梅雨とは言え・・
九州地方はここのところ週末ごとに大雨続きでちょっとうんざりですね〜 。
久住山開きで目いっぱい汚れた靴や服ですが、きれいに洗濯した後は数回に分けて防水スプレーし雨に備えたところではありますが、流石にこの大雨では山に登る気にはならず、毎週、家にこもっております 。
これだけ降ったからには早めの梅雨明けを期待していま〜す 。

113

東京スカイツリーまでみえて・・
関東の方が羨ましい・・
九州は、｢ザ、梅雨｣
どっこも、行かれまっしぇん
山に行けないこの一月で、ベルトが苦しく成りつつもあります