会津駒ヶ岳 (+中門岳 雪上散歩)


- GPS
- 07:08
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,055m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
06:05 水場
07:25 駒ノ小屋着(07:40発)
07:55 会津駒ヶ岳頂上着 【登り3:10】
08:35 中門岳 【登り合計 3:50】
09:20 駒ノ小屋着(09:50発)
10:25 水場
11:15 登山口着 【下り2:40】(行動時間 6:30)
天候 | 薄曇り(後 晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は無し。 燧の湯(500円 露天風呂あり) まる屋(裁ち蕎麦) |
写真
感想
04:45 滝沢登山口発
06:05 水場
07:25 駒ノ小屋着(07:40発)
07:55 会津駒ヶ岳頂上着 【登り3:10】
08:35 中門岳 【登り合計 3:50】
09:20 駒ノ小屋着(09:50発)
10:25 水場
11:15 登山口着 【下り2:40】(行動時間 6:30)
自宅から登山口までは約270km。23時00分に出発。西那須野塩原ICで降りて、
一般道を桧枝岐村に向かう。所要時間はナビでは5時間半であったが、法定速
度を守って行っても5時間かからずに到着。スキー場の駐車場で弁当を食べて
仮眠を取る。しばらくすると、明るくなってきたので登山口に向かう。
登山口の真ん前に3台分の駐車スペースがあり、1台(泊まっていた?)だけなの
で、ここに駐車する。準備をしていると1台やってきた。女性が一人である。
準備をして出発。天気は曇っているが雨の心配はなさそうだ。登山口の階段
を登って、美しいブナ(ただし、ブナの幹へのいたずら書きが情けない)の森の
道を進む。けっこう急な登りである。途中で、隣に駐車した女性に追い抜かれる。
石川県から来たそうで、「千葉はすごく揺れましたかぁ? 石川でも揺れたん
ですよ」など、震災の話を少しして、昨日は雨の中、平ヶ岳を登ったとのこと。
「雪が相当残っていたんじゃないですか?」
「そうなんですよ。雪が多くて、上のほうで道に迷っちゃったんですよ。
気づいたら同じところに戻っちゃってビックリしました。2時間ほどロスした
でしょうかね。コンパスやGPSを持っていかなかったのは失敗でした。
明るいうちに登山口に着けたので良かったですが…」リングワンデリングですな。
というような話をしたが、私が付いていけず彼女は先に行ってしまった。
ただものではないな。
1時間15分ほどで「水場」の看板のある広場に出る。熟年の3人連れがちょ
うど出発するところであった。休んでいると、中年の男性がやってきた。
登山口から50分ほどでここまで来たとのことで、健脚ぶりに驚く。この男性は
東京から来られたNさんという方で、あとで中門岳の往復をご一緒させていた
だいた。
水場を出るとしばらくして残雪が出始め、やがてすべて雪上の道になる。
先行する熟年3人連れ(名古屋から来られたとか)を追い抜くと、左手に木々の
間から燧ヶ岳の双耳峰が、右手には会津駒ヶ岳から東に延びる稜線が見え隠
れしだす。しばらく森の中の道を進むと、高い木が無くなりあたりは雪原に
なり、急坂を登ると駒ノ小屋に着く。大休止。景色がすばらしい。
そういえば、風がないなぁ。
会津駒の頂上方面を見ると石川県の女性が登っているのが見える。
お餅を食べ、スパッツを付けて、私も頂上に向かう。途中で下りてきた彼女
に会う。これから下山して、「大内宿」へTVで見たネギを箸代わりにする蕎
麦を食べに行くそうだ。また、どこかの山でお会いできるといいですね。
15分ほどで頂上に着くが、誰もいない。一人で写真を撮っているとNさんが
到着。Nさんにシャッターを押してもらってから、二人で中門岳を往復するこ
とにする。Nさんは日本百名山を今日で76座完登したとのこと。
山の話や民主党政権、震災の話などをしながら、真っ白で広い稜線を歩く。
途中で、千葉県の富津から来られたという中年男性とすれ違う。
「中門岳の頂上というのは、どこかよく分からなかったが、とりあえず行っ
てきましたよ」と山慣れた感じ。二人で先を進むと、中門岳の標識が雪の上
に1メートルほど突き出ていた。
しかし、ここはコル状で低くなっており、「頂上」?とは驚きだ。
帰りは頂上を経由せず、トラバースする道を進んで小屋に戻る。また、
大休止。ドコモが通じるので家に電話(iphoneはダメ)。餅を食べ、ポットの
コーヒーを飲み、先に戻っていた富津の方と雑談。昨日は小屋に泊られたと
のこと。宿泊者は9名。雨だったが夕方に上がり、夕焼けがきれいだったとのこと。
食事は出ないが、寝具は貸してくれるそうだ。
うーむ、私も泊ってみたいなぁ。紅葉の時期はすばらしい景色なのだろう。
30分ほどくつろいで、Nさんにお礼を言って先に下山にかかる。雪の残る
ところは、スピードを上げてスイスイ下る。雪が無くなると、登山道はぐちゃ
ぐちゃのところが多いが、一人なので、ついつい早くなってしまう。
もうすぐ登山口かと思っていたら、下から手ぶらの若いカップルが登ってきて、
「頂上までは相当時間がかかりますか?」と聞いてくる。
「時間もかかるけど、上は雪だらけだから、その靴(スニーカー)ではちょっと
どうかな?」
「止めといたほうがいいですかね?」
「うーむ、止めたほうがいいと思うよ」
「この道を登ると尾瀬に行けるのですよね?」
「いや、この道は会津駒ヶ岳の登山道だから、行けないよ。尾瀬に行くには
うんぬんカンヌン〜」
うーむ、若いということは、実にすばらしい。
ということで、登山口に到着。石川の女性の車が無くなっていた(当然だが)。
泥だらけの靴を履きかえて、入浴のため、車で15分ほどの「燧の湯」に行く(500円)。
簡素な造りだが、露天風呂もまあまあで いい温泉だ。
桧枝岐は「裁ち蕎麦」というのが名物らしいので、少し戻って「まる屋」と
いう蕎麦屋さんで850円のもり蕎麦を食べる。まあおいしかった。
帰りは遠回りになるが平ヶ岳の登山口の偵察を兼ねて、奥只見〜関越道経由で
帰ることにした。
奥只見の山の景観はすごい。ただし、細く曲がりくねった道路には疲れた。
関越道は1000円高速最終日のためか渋滞があり、7時間以上かかって千葉に帰った。
「山はいいなぁ」。今回の会津駒ヶ岳は白一色でしたが、燧ヶ岳、至仏山、
平ヶ岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳などの景色は最高。本来は池塘が美しい会津駒ヶ岳。
ということは、紅葉の時期にぜひまた来たいなぁ。
ブナの新緑もきれいでした。
Nさんとの出会いも楽しかった。Nさん、どうもありがとうございました。
こんばんは、hakusan319です、私の山仲間が同じ日に会津駒に行ったと言うことで山記録を拝見しましたところ、お逢いしたということでコメント書きました。
百名山頑張ってください
ありがとうございます。
彼女に 大内宿のネギの箸?で食べる蕎麦はおいしかったかどうか、お聞きしておいてください。
白山は皆さんのホームグラウンドでしょうか?
私も今年中に登りに行かなくては…
感じの良い彼女によろしくお伝えください。
ネギ箸の蕎麦は人気で1時間待ったそうです、美味しかったと聞きましたよ。
白山は石川や福井のホームグラウンドですね
健脚の彼女もヤマレコに出ている事を伝えたところ「見た」と言ってました。 彼女はヤマレコに登録していないので見る岳
hakusan319さんの記録を拝見させていただきました。
白山って、日帰りが可能なんですね。
室堂に泊まらなくてはならないと思い込んでいました。
昨年は4月1日の予約開始日に室堂に電話したら、すでに希望日は満室でした。
今年は行くぞー、ハクサン!
こんばんは、白山に登る方は、日帰りが多いです。
百名山を目指す人は、白山の翌日、福井の荒島岳に登るようです。
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